
1月11日、今日は何の日?
この日に起きた歴史的な事件、世界の祝日・記念日、誕生日・命日を迎える著名人など、1月11日にまつわる特別な出来事を紹介します。
今日(2026年1月11日)の暦・六曜・吉日・月齢などもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
1月11日に起きた主な事件
- 1787年1月11日:ウィリアム・ハーシェルが天王星の衛星チタニアとオベロンを発見
- 1851年1月11日:清で洪秀全らが金田蜂起を起こし、太平天国の乱が本格化
- 1861年1月11日:アラバマ州がアメリカ合衆国からの脱退を宣言
- 1878年1月11日:伊豆諸島が静岡県から東京府へ移管される
- 1879年1月11日:イギリス軍がズールー王国へ侵攻し、ズールー戦争が始まる
- 1908年1月11日:米大統領セオドア・ルーズベルトがグランド・キャニオンを国定記念物に指定
- 1912年1月11日:アメリカ・マサチューセッツ州でローレンス繊維ストライキが始まる
- 1917年1月11日:満州・撫順の炭鉱で大規模爆発事故が起き、多数の犠牲者を出す
- 1922年1月11日:糖尿病患者レナード・トンプソンに世界初のインスリン投与が行われる
- 1923年1月11日:フランス・ベルギー軍がドイツのルール地方を占領
- 1927年1月11日:MGMのルイス・B・メイヤーが映画芸術科学アカデミー設立構想を発表
- 1930年1月11日:日本で金輸出解禁が実施され、金本位制へ復帰
- 1935年1月11日:アメリア・イアハートがハワイからカリフォルニアへの単独飛行に成功
- 1938年1月11日:厚生省が発足
- 1942年1月11日:太平洋戦争で日本軍が英領マラヤのクアラルンプールへ進駐
- 1943年1月11日:中国がアメリカ・イギリスと新条約を結び、治外法権など不平等条約上の特権撤廃へ進む
- 1946年1月11日:アルバニア人民共和国が成立
- 1964年1月11日:アメリカ公衆衛生局長官が喫煙と肺がんなどの健康被害の関連を示す報告書を公表
- 1973年1月11日:メジャーリーグのアメリカン・リーグが指名打者(DH)制の導入を決定
- 1985年1月11日:ブラジル・リオデジャネイロで第1回「ロック・イン・リオ」が開幕
- 1996年1月11日:橋本龍太郎が第82代内閣総理大臣に就任
- 2002年1月11日:キューバ・グアンタナモ湾収容施設に最初の被収容者が到着
- 2005年1月11日:青色LED訴訟で中村修二と日亜化学工業が和解
- 2008年1月11日:新テロ対策特別措置法案が衆議院で再可決され成立
- 2013年1月11日:フランス軍がマリで軍事介入「セルヴァル作戦」を開始
- 2015年1月11日:シャルリー・エブド襲撃事件後、フランス各地で大規模な反テロ・連帯行進が行われる
- 2020年1月11日:中国当局が新型コロナウイルス感染症による最初の死者を発表
1787年|天王星の衛星チタニアとオベロンを発見
天文学者ウィリアム・ハーシェルが、1781年に自身が発見した天王星を観測し、2つの衛星を確認しました。後にシェイクスピア作品の登場人物からチタニア、オベロンと命名されます。
望遠鏡性能の向上によって太陽系の姿が急速に広がっていった時代を象徴する発見です。天王星には現在、多数の衛星と環が存在することが知られています。
1851年|金田蜂起、太平天国の乱が本格化
清朝末期の中国で洪秀全らが広西省金田村で武装蜂起しました。宗教的思想と反清運動を結びつけた勢力は「太平天国」を名乗り、急速に支配地域を広げました。
太平天国の乱は1850年代から1860年代にかけて続き、南京を首都とする政権まで樹立しました。膨大な死者を出し、清朝の弱体化と地方軍閥の台頭を促した中国近代史最大級の内乱です。
1908年|グランド・キャニオンを国定記念物に指定
セオドア・ルーズベルト米大統領が、アリゾナのグランド・キャニオン一帯を国定記念物に指定しました。ルーズベルトは自然保護政策を積極的に進め、連邦政府による保護地域を大幅に拡大しました。
グランド・キャニオンは1919年に国立公園となり、後に世界遺産にも登録されました。壮大な地層が地球の歴史を示す場所として、観光と地学研究の両面で世界的に知られています。
1922年|世界初のインスリン投与
カナダ・トロントの病院で、重い1型糖尿病を患っていた14歳のレナード・トンプソンにインスリンが投与されました。初回は不純物による副作用がありましたが、精製法の改善後に劇的な効果が確認されました。
それまで1型糖尿病は診断後の生存が極めて難しい病気でした。インスリン治療の実用化によって数え切れない命が救われ、20世紀医学を代表する画期的成果となりました。
1923年|フランス・ベルギーがルール地方を占領
第一次世界大戦の賠償金支払いが滞ったドイツに圧力をかけるため、フランスとベルギーの軍隊が工業地帯ルールへ進駐しました。ドイツ政府は労働者に「消極的抵抗」を呼びかけました。
生産停止と財政支出の拡大はドイツのハイパーインフレーションをさらに悪化させ、政治不安を深めました。戦後賠償問題が欧州経済と国際政治を揺るがした象徴的事件です。
1930年|日本が金輸出を解禁
浜口雄幸内閣の井上準之助蔵相が金輸出を解禁し、日本は第一次世界大戦以来停止していた金本位制へ復帰しました。為替の安定と国際信用の回復を狙った政策でした。
しかし世界恐慌のさなかに旧平価で復帰したことから輸出や物価が圧迫され、「昭和恐慌」を深刻化させたと評価されています。1931年には再び金輸出が禁止されました。
1935年|アメリア・イアハートが太平洋単独飛行
アメリカの飛行家アメリア・イアハートがハワイ・ホノルルからカリフォルニア州オークランドまで単独飛行し、この区間を単独で飛んだ初の操縦者となりました。
イアハートは女性飛行家の象徴として数々の長距離記録に挑みました。1937年、世界一周飛行中に中部太平洋で消息を絶ち、その行方は現在も航空史上最大級の謎の一つです。
1964年|米公衆衛生局長官が喫煙の健康被害を報告
アメリカの公衆衛生局長官ルーサー・テリーが、喫煙と肺がん、慢性気管支炎などの関連を科学的にまとめた報告書を公表しました。政府レベルで喫煙の重大な健康リスクを明確に示した画期的文書でした。
その後、たばこ包装の警告表示、広告規制、公共空間の禁煙など政策が世界的に強化されていきます。公衆衛生政策が個人の生活習慣へ踏み込む大きな転換点となりました。
2002年|グアンタナモ収容所に最初の被収容者
アメリカ同時多発テロ後の「対テロ戦争」で拘束された人々が、キューバのグアンタナモ湾米海軍基地に設けられた収容施設へ初めて移送されました。
被収容者の法的地位、拷問・虐待疑惑、裁判を受ける権利などをめぐり国際的な批判と訴訟が続きました。安全保障と人権保障の関係をめぐる21世紀の重要な論点を象徴する施設です。
2005年|青色LED訴訟が和解
青色発光ダイオードの発明対価をめぐって中村修二と元勤務先の日亜化学工業が争った訴訟で、東京高裁の和解勧告により約8億4千万円を支払うことで和解が成立しました。
企業内研究者の「職務発明」に対する報酬のあり方を社会に広く問いかけ、特許法改正や企業の発明報奨制度にも影響を与えました。中村は後に青色LEDの業績でノーベル物理学賞を受賞します。
1月11日の記念日・世界の祝日
鏡開き
正月に供えた鏡餅を下げ、木槌などで割って汁粉や雑煮にして食べる年中行事です。一般に1月11日に行われますが、地域によって日付は異なります。「切る」を避けて「開く」と表現します。
蔵開き
商家や農家などで新年初めて蔵を開く行事です。鏡開きと同じ1月11日に行う地域も多く、仕事始めや商売繁盛を願う意味を持ちます。
樽酒の日
鏡開きで酒樽のふたを「鏡」に見立てて開く習慣にちなむ記念日です。祝いの席で行われる樽酒の鏡開きと日本酒文化を伝える日とされています。
塩の日
戦国時代、武田信玄が塩不足に苦しんだ際に上杉謙信が塩を送ったという逸話に由来し、「敵に塩を送る」の故事と結びつけて紹介される日です。
独立宣言記念日(モロッコ)
1944年にモロッコの民族主義者が独立を求める宣言を提出したことを記念する日です。2026年も1月11日はモロッコの国民祝日です。
コスラエ憲法記念日
ミクロネシア連邦コスラエ州の憲法記念日です。2026年は1月11日が日曜日のため、翌12日も振替の地域公休日となります。
今日(2026年1月11日)が祝日の国
2026年1月11日は、国や地域によって次のような祝日・公休日、または年中行事に当たります。制度や振替休日の扱いは地域によって異なります。
- モロッコ:独立宣言記念日(国民祝日)
- ミクロネシア連邦・コスラエ州:憲法記念日(地域公休日。2026年は翌12日も振替休日)
- 日本:国民の祝日ではありません。鏡開きなどの年中行事が行われます
1月11日が誕生日の有名人
ウィリアム・ジェームズ(1842年生)
アメリカの哲学者・心理学者です。プラグマティズムを代表する思想家の一人で、心理学の制度化にも大きく貢献しました。著書に『心理学原理』があります。
アリス・ポール(1885年生)
アメリカの女性参政権運動家です。女性の投票権獲得運動を率い、合衆国憲法修正第19条成立に貢献しました。後には男女平等憲法修正条項も提案しました。
ラインホルド・ニーバー(1892年生)
アメリカの神学者・思想家です。キリスト教リアリズムを代表し、政治権力や倫理を論じた著作で20世紀の宗教・政治思想に大きな影響を与えました。
山岡荘八(1907年生)
小説家です。徳川家康の生涯を描いた大長編『徳川家康』など、歴史小説で広く読まれました。戦国・近世史を大衆に親しみやすく伝えた作家です。
鈴木善幸(1911年生)
政治家です。第70代内閣総理大臣を務め、1980年から1982年まで政権を担当しました。長く衆議院議員を務めた自民党政治家です。
ちばてつや(1939年生)
漫画家です。『あしたのジョー』『おれは鉄兵』などで知られ、戦後日本漫画を代表する作家の一人です。長年にわたり漫画文化の振興にも尽力しています。
メアリー・J・ブライジ(1971年生)
アメリカの歌手・俳優です。R&Bとヒップホップを融合したスタイルで「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と呼ばれ、多数のグラミー賞を受賞しました。
深津絵里(1973年生)
俳優です。映画、テレビドラマ、舞台で活動し、『踊る大捜査線』シリーズや連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』など幅広い作品で知られます。
1月11日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1755 | アレクサンダー・ハミルトン | 政治家・建国の父(生年は1757年説も) |
| 1842 | ウィリアム・ジェームズ | 哲学者・心理学者 |
| 1885 | アリス・ポール | 女性参政権運動家 |
| 1892 | ラインホルド・ニーバー | 神学者・思想家 |
| 1907 | 山岡荘八 | 小説家 |
| 1911 | 鈴木善幸 | 第70代内閣総理大臣 |
| 1925 | 川本喜八郎 | 人形アニメーション作家 |
| 1934 | ジャン・クレティエン | カナダ首相 |
| 1939 | ちばてつや | 漫画家 |
| 1946 | ナオミ・ジャッド | 歌手 |
| 1957 | ブライアン・ロブソン | サッカー選手・監督 |
| 1971 | メアリー・J・ブライジ | 歌手・俳優 |
| 1972 | アマンダ・ピート | 俳優 |
| 1973 | 深津絵里 | 俳優 |
| 1973 | ラーフル・ドラヴィド | クリケット選手 |
| 1978 | 浜口京子 | レスリング選手 |
| 1979 | シティ・ヌールハリザ | 歌手 |
| 2000 | 鈴鹿央士 | 俳優 |
1月11日が命日の有名人
トーマス・ハーディ(1928年没)
イギリスの小説家・詩人です。『テス』『日陰者ジュード』などで社会的制約と個人の運命を描き、19世紀末から20世紀初頭の英文学を代表する作家となりました。
エマヌエル・ラスカー(1941年没)
ドイツ出身のチェス選手・数学者です。1894年から1921年まで27年間世界チャンピオンの座を守り、チェス史上屈指の名手と評価されています。
アルベルト・ジャコメッティ(1966年没)
スイス出身の彫刻家・画家です。極端に細長い人物像で知られ、戦後美術を代表する独自の人間表現を確立しました。
ラール・バハードゥル・シャーストリー(1966年没)
インドの第2代首相です。ネルー死去後に政権を引き継ぎ、1965年の第二次印パ戦争を指導しました。タシュケント宣言署名直後に急逝しました。
エドモンド・ヒラリー(2008年没)
ニュージーランドの登山家・探検家です。1953年にテンジン・ノルゲイとともに人類初のエベレスト登頂に成功した人物として知られます。
ミープ・ヒース(2010年没)
第二次世界大戦中、アンネ・フランク一家らの潜伏生活を支援したオランダの女性です。アンネ逮捕後に残された日記を保管し、戦後オットー・フランクへ渡しました。
アーロン・スワーツ(2013年没)
アメリカのプログラマー・インターネット活動家です。RSSやRedditの発展に関わり、情報アクセスの自由を訴える活動でも知られました。
1月11日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1928 | トーマス・ハーディ | 小説家・詩人 |
| 1941 | エマヌエル・ラスカー | チェス世界王者・数学者 |
| 1966 | アルベルト・ジャコメッティ | 彫刻家・画家 |
| 1966 | ラール・バハードゥル・シャーストリー | インド首相 |
| 1991 | カール・デイヴィッド・アンダーソン | 物理学者・ノーベル賞受賞者 |
| 2008 | エドモンド・ヒラリー | 登山家・探検家 |
| 2010 | ミープ・ヒース | アンネ・フランク一家支援者 |
| 2013 | アーロン・スワーツ | プログラマー・活動家 |
| 2014 | アリエル・シャロン | イスラエル首相 |
| 2015 | アニタ・エクバーグ | 俳優 |
| 2016 | デヴィッド・マーギュリーズ | 俳優 |
| 2019 | マイケル・アティヤ | 数学者・フィールズ賞受賞者 |
| 2022 | ダヴィド・サッソリ | 欧州議会議長 |
1月11日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 山羊座 |
| 誕生花 | ミスミソウ、カーネーション、セリ |
| 1月の誕生石 | ガーネット |
2026年1月11日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 日曜日 |
| 和暦 | 令和8年1月11日 |
| 旧暦 | 11月23日 |
| 六曜 | 先負 |
| 干支 | 乙酉(きのととり) |
| 二十四節気 | 小寒 |
| 七十二候 | 水泉動(しみずあたたかをふくむ) |
| 月齢 | 22.1(東京・正午) |
2026年1月11日の六曜は「先負」
先負は「先んずれば負ける」とされ、一般に午前は凶、午後は吉とされる六曜です。急いで物事を進めるより、落ち着いて行動する日と解釈されます。
2026年1月11日の二十四節気は「小寒」
小寒(しょうかん)は、寒さが次第に厳しくなる頃を表す二十四節気です。2026年は1月5日に小寒を迎えます。七十二候では「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」の時期で、地中で凍っていた泉の水がわずかに温み、動き始める頃とされます。
