
11月12日、今日は何の日?
この日に起きた歴史的な事件、世界の祝日・記念日、誕生日・命日を迎える著名人など、11月12日にまつわる特別な出来事を紹介します。
今日(2026年11月12日)の暦・六曜・吉日・月齢などもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
11月12日に起きた主な事件
- 1893年11月12日:アフガニスタンと英領インドの境界を定めるデュアランド・ライン協定が成立
- 1912年11月12日:南極でロバート・スコット隊の遺体が発見される
- 1918年11月12日:オーストリアが共和国の成立を宣言
- 1920年11月12日:イタリアとセルブ・クロアート・スロヴェーン王国がラパッロ条約に調印
- 1921年11月12日:ワシントン会議が開幕
- 1927年11月12日:トロツキーがソビエト連邦共産党から除名
- 1938年11月12日:ナチス・ドイツがユダヤ人を経済活動から排除する政令を公布
- 1942年11月12日:第三次ソロモン海戦が始まる
- 1944年11月12日:ドイツ戦艦ティルピッツがイギリス空軍の攻撃で沈没
- 1948年11月12日:極東国際軍事裁判で東条英機ら被告への判決言い渡しが完了
- 1954年11月12日:アメリカ移民史を象徴するエリス島の移民局が閉鎖
- 1970年11月12日:ボーラ・サイクロンが東パキスタンへ上陸
- 1980年11月12日:ボイジャー1号が土星へ最接近
- 1981年11月12日:スペースシャトル・コロンビアがSTS-2で再び宇宙へ打ち上げ
- 1990年11月12日:明仁天皇の即位礼正殿の儀が行われる
- 1991年11月12日:東ティモールでサンタクルス事件が発生
- 2001年11月12日:アメリカン航空587便がニューヨークで墜落
- 2014年11月12日:探査機ロゼッタの着陸機フィラエが彗星へ着陸
1918年|オーストリアが共和国の成立を宣言
第一次世界大戦の敗戦とオーストリア=ハンガリー帝国の崩壊を受け、ウィーンの国民議会がドイツ=オーストリア共和国の成立を宣言しました。前日には皇帝カール1世が国政への関与を放棄しており、ハプスブルク家による統治は事実上終わりました。
多民族帝国から民族国家へ再編される戦後ヨーロッパを象徴する出来事です。ただし、ドイツとの統合は連合国に認められず、翌年のサン=ジェルマン条約によって現在のオーストリアにつながる国境と共和国の枠組みが定められました。
1921年|ワシントン会議が開幕
アメリカのハーディング大統領の呼びかけにより、海軍軍縮と東アジア・太平洋地域の問題を協議するワシントン会議が始まりました。日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、中国など9か国が参加しました。
会議では主力艦の保有比率を定めたワシントン海軍軍縮条約のほか、太平洋地域の現状維持を図る四カ国条約、中国の主権尊重と門戸開放を確認する九カ国条約が成立しました。建艦競争を一時抑えた一方、日本では対英米比率への不満も残りました。
1942年|第三次ソロモン海戦が始まる
太平洋戦争のガダルカナル島をめぐり、日本海軍とアメリカ海軍が激しく衝突する第三次ソロモン海戦が始まりました。日本側は島への増援部隊と物資を送り、飛行場を砲撃して制空権を奪い返そうとしました。
夜間の近距離戦闘などで双方が多数の艦艇と人員を失いましたが、日本軍は大規模な輸送に失敗しました。アメリカ側がガダルカナル島の飛行場を維持したことで戦局の主導権は決定的に傾き、日本軍は翌年に同島から撤退します。
1948年|極東国際軍事裁判で東条英機ら被告への判決言い渡しが完了
第二次世界大戦後に東京で開かれた極東国際軍事裁判で、東条英機元首相ら被告への判決言い渡しが完了しました。審理対象となった被告のうち25人が有罪とされ、7人に死刑、16人に終身刑、2人に有期禁錮刑が言い渡されました。
裁判は日本の戦争指導者の責任を国際法廷で問う一方、事後法や勝者による裁きではないかという論争も残しました。判決は戦後日本の戦争認識や国際法研究に大きな影響を与え、今も評価をめぐる議論が続いています。
1970年|ボーラ・サイクロンが東パキスタンへ上陸
ベンガル湾で発達した大型サイクロンが、当時の東パキスタン沿岸部へ上陸しました。高潮が低地の島々とデルタ地帯を襲い、数十万人が死亡したとされる、記録上最悪級の熱帯低気圧災害となりました。
交通・通信の未整備に加え、中央政府の救援対応の遅れが被害と住民の不満を拡大させました。東西パキスタンの政治的対立はさらに深まり、翌1971年のバングラデシュ独立へ向かう大きな要因の一つになりました。
1990年|明仁天皇の即位礼正殿の儀が行われる
皇居・宮殿の松の間で、明仁天皇が即位を国内外へ宣明する「即位礼正殿の儀」が行われました。国内の代表者に加え、各国の元首や王族など多数の賓客が参列し、平成の即位を祝いました。
即位そのものは昭和天皇崩御の翌日である1989年1月7日に行われており、この儀式は即位を公に示す国事行為です。東京で行われた初めての即位礼であり、憲法の定める象徴天皇制のもとで実施された戦後初の即位礼でもありました。
1991年|東ティモールでサンタクルス事件が発生
インドネシア統治下の東ティモールの首都ディリで、独立を求めて行進していた市民に軍が発砲しました。サンタクルス墓地周辺で多数の若者が死亡・行方不明となり、事件の映像は国外へ持ち出されました。
映像が国際社会で報道されたことで、東ティモールの人権状況と独立運動への関心が急速に高まりました。事件は独立への流れを変えた転機とされ、独立後の東ティモールでは犠牲者と若者の勇気を記憶する11月12日が「国民青年の日」となっています。
2014年|探査機ロゼッタの着陸機フィラエが彗星へ着陸
欧州宇宙機関の探査機ロゼッタから分離された着陸機フィラエが、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核へ到達しました。彗星の表面に探査機を軟着陸させた人類初の試みでした。
固定装置が作動せず機体は複数回跳ね返りましたが、表面の物質や有機分子を調べる観測データを地球へ送信しました。ロゼッタ計画は、太陽系初期の物質や地球の水・生命材料の起源を探る彗星研究を大きく前進させました。
11月12日の記念日・世界の祝日
世界肺炎デー
肺炎による予防可能な死亡を減らすため、2009年に国際的な保健団体の連合が始めた啓発日です。ワクチン、栄養、衛生環境、適切な診断と治療の普及を呼びかけ、とくに乳幼児や高齢者を肺炎から守る重要性を伝えます。
皮膚の日
日本臨床皮膚科医会が1989年に制定した記念日で、「いい(11)ひふ(12)」の語呂合わせに由来します。日本皮膚科学会と協力し、皮膚疾患の早期受診や皮膚についての正しい知識を広める講演・相談活動などが行われます。
洋服記念日
1872年11月12日に明治政府が官員の礼服に洋服を採用する太政官布告を出したことにちなみ、全日本洋服協同組合連合会が1972年に制定しました。明治期に服装の西洋化が公的な場から進んだ歴史を振り返る日です。
アゼルバイジャンの憲法記念日
1995年11月12日の国民投票で、独立後初のアゼルバイジャン共和国憲法が採択されたことを記念する日です。国家制度と国民の権利を定めた憲法の意義を確認する国家的な記念日ですが、2026年は公休日ではありません。
東ティモールの国民青年の日
1991年11月12日のサンタクルス事件で犠牲となった若者を追悼し、独立運動を担った青年の勇気をたたえる東ティモールの祝日です。教会から墓地への行進や追悼式などが行われ、毎年11月12日は国の公休日となっています。
マニプル州のニンゴル・チャッコウバ
インド北東部マニプル州で受け継がれる家族の祭りです。結婚して家を離れた姉妹や娘を実家へ招き、食事を囲んで贈り物を交わしながら家族の絆を確かめます。2026年11月12日は同州の地域限定公休日です。
今日(2026年11月12日)が祝日の国
本日、2026年11月12日は、次の2か国・地域で祝日となっています。
- 東ティモール:国民青年の日
- インド(マニプル州):ニンゴル・チャッコウバ
11月12日が誕生日の有名人
オーギュスト・ロダン(1840年生)
フランスの彫刻家です。『考える人』『地獄の門』『カレーの市民』など、人間の肉体と感情を力強く表現した作品で知られます。近代彫刻の扉を開き、20世紀以降の彫刻家へ大きな影響を与えました。
大山巌(1842年生)
薩摩国出身の陸軍軍人・政治家です。西南戦争では政府軍を指揮し、日清・日露戦争では陸軍大臣や満州軍総司令官を務めました。日本陸軍の近代化を進め、元帥陸軍大将、公爵となりました。
孫文(1866年生)
中国の革命家・政治家です。清朝を倒す辛亥革命を導き、中華民国の臨時大総統に就任しました。民族・民権・民生からなる三民主義を掲げ、台湾では「国父」、中国大陸では「革命の先行者」として位置づけられています。
岩崎宏美(1958年生)
東京都出身の歌手です。1975年に『二重唱(デュエット)』でデビューし、『ロマンス』『思秋期』『聖母たちのララバイ』などをヒットさせました。豊かな声量と高い歌唱力で、長く日本の歌謡界を支えています。
アン・ハサウェイ(1982年生)
アメリカの俳優です。映画『プリティ・プリンセス』『プラダを着た悪魔』『インターステラー』などに出演し、『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役でアカデミー助演女優賞を受賞しました。
11月12日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1840 | オーギュスト・ロダン | 彫刻家 |
| 1842 | 大山巌 | 陸軍軍人、政治家 |
| 1866 | 孫文 | 革命家、政治家 |
| 1927 | 谷山豊 | 数学者 |
| 1929 | グレース・ケリー | 俳優、モナコ大公妃 |
| 1948 | 銀河万丈 | 声優、俳優 |
| 1950 | 由美かおる | 俳優 |
| 1950 | 田中秀幸 | 声優、俳優 |
| 1957 | 高野文子 | 漫画家 |
| 1958 | 岩崎宏美 | 歌手 |
| 1959 | 佐橋俊彦 | 作曲家、編曲家 |
| 1961 | ナディア・コマネチ | 元体操選手 |
| 1962 | 麻木久仁子 | タレント、俳優 |
| 1963 | 寺島進 | 俳優 |
| 1968 | 久川綾 | 声優 |
| 1980 | ライアン・ゴズリング | 俳優 |
| 1982 | アン・ハサウェイ | 俳優 |
| 1984 | 寺川綾 | 元競泳選手 |
| 1987 | 高良健吾 | 俳優 |
| 1989 | 清武弘嗣 | サッカー選手 |
11月12日が命日の有名人
クヌート大王(1035年没)
デンマーク王・イングランド王・ノルウェー王を兼ねた君主です。北海を囲む広大な領域を支配し、イングランドでは旧来の制度を活用して統治の安定を図りました。その勢力圏は「北海帝国」と呼ばれます。
エリザベス・ギャスケル(1865年没)
イギリスの小説家です。産業都市の労働問題を描いた『メアリ・バートン』『北と南』や、地方社会を繊細に描く『クランフォード』を著しました。友人シャーロット・ブロンテの伝記も残しています。
島尾敏雄(1986年没)
神奈川県出身の小説家です。特攻隊長として出撃命令を待った戦争体験を『出発は遂に訪れず』などに描き、妻との関係と精神の危機を題材にした『死の棘』で戦後文学に大きな足跡を残しました。
スタン・リー(2018年没)
アメリカの漫画原作者・編集者です。マーベル・コミックでスパイダーマン、X-MEN、アイアンマン、ファンタスティック・フォーなどの創造に関わり、弱さや葛藤を抱えるヒーロー像を広めました。
KAN(2023年没)
福岡県出身のシンガーソングライターです。1990年の『愛は勝つ』が大ヒットし、日本レコード大賞を受賞しました。クラシック音楽への造詣を生かした楽曲と、ユーモアを交えたライブ演出でも親しまれました。
11月12日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1035 | クヌート大王 | デンマーク・イングランド・ノルウェー王 |
| 1793 | ジャン=シルヴァン・バイイ | 天文学者、政治家 |
| 1865 | エリザベス・ギャスケル | 小説家 |
| 1916 | パーシヴァル・ローウェル | 天文学者 |
| 1946 | マダン・モハン・マラヴィヤ | 政治家、教育者 |
| 1976 | ウォルター・ピストン | 作曲家 |
| 1986 | 島尾敏雄 | 小説家 |
| 1994 | ウィルマ・ルドルフ | 陸上競技選手 |
| 2010 | ヘンリク・グレツキ | 作曲家 |
| 2018 | スタン・リー | 漫画原作者、編集者 |
| 2023 | KAN | シンガーソングライター |
| 2024 | 北の富士勝昭 | 元大相撲力士、第52代横綱 |
11月12日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 蠍座 |
| 誕生花 | レモン、ベゴニア、ガーベラ |
| 11月の誕生石 | トパーズ、シトリン |
2026年11月12日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 木曜日 |
| 和暦 | 令和8年11月12日 |
| 旧暦 | 10月4日 |
| 六曜 | 先勝 |
| 干支 | 庚寅(かのえとら) |
| 二十四節気 | 立冬 |
| 七十二候 | 地始凍(ちはじめてこおる) |
| 月齢 | 2.8(東京・正午) |
| 吉日 | 寅の日 |
2026年11月12日の六曜は「先勝」
先勝は『先んずれば勝つ』の意味から、物事を早めに進めるのがよいとされる六曜です。一般に午前は吉、午後は凶と考えられています。
2026年11月12日の二十四節気は「立冬」
立冬(りっとう)は、暦の上で冬が始まり、朝晩の冷え込みが増していくころを表す二十四節気です。2026年は11月7日から11月21日までが立冬にあたります。
2026年11月12日の吉日は「寅の日」
寅の日は、十二支の寅にあたる日です。『千里を行って千里を帰る』という言い伝えから、旅立ちや財布の新調、金運に関する行動に縁起がよい日とされます。
