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マヤ神話『ポポル・ヴフ』のあらすじ(1)カニもいない世界
マヤ神話『ポポル・ヴフ』のあらすじを、8回に分けてポップにわかりやすく紹介します。 第1回目は神話のお決まりともいえる、世界創造のストーリー。空と海だけが広がる暗闇と静寂の世界で、神々は大地を創造し、動物を創り、人間を創ります。しかし、... -
方丈記の成立はいつ?何時代?書かれている時代と長明の半生
『方丈記』が成立したのは1212年、鎌倉時代に書かれた作品です。その根拠となるのは『方丈記』の最後の文で、次のように記されています。 時に建暦にしてこれを記す。 建暦2年は西暦1212年、弥生は3月、つごもりは月末を表す言葉です。この年の3月は... -
【長崎街道】黒崎宿を歩く(乱橋~黒崎城址)
2024年10月20日(日)から始めようと決めた長崎街道ウォーキング。やる気は十分だったんですけどね、いろいろと忙しかったり、寒かったり、寒かったりで、このポスト以来まったく進んでおりませんでした(汗)。 思いつきで始めた街道を歩く旅。昨日は九... -
【万葉集】第16巻3867番歌|沖つ鳥鴨とふ舟は也良の崎(山上憶良?)
沖つ鳥鴨とふ舟は也良の崎廻みて漕ぎ来と聞こえ来ぬかも 『万葉集』の第16巻3867番歌は、「筑前国の志賀の白水郎の歌十首(第16巻3860 ~ 3669番歌)」のうちの一首です。海で遭難した漁師の妻子らが作ったとも、山上憶良が作ったともいわれています。... -
【万葉集】第15巻3664番歌|志賀の浦に漁する海人明け来れば(遣新羅使)
志賀の浦に漁する海人明け来れば浦廻漕ぐらし楫の音聞こゆ 『万葉集』の第15巻3664番歌は、天平8(736)年に新羅へと派遣された遣新羅使が歌った「海辺にして月を望みて作れる歌九首(第15巻3659 ~ 3667番歌)」のうちの一首です。第15巻3664番歌の原... -
【万葉集】第15巻3654番歌|可之布江に鶴鳴き渡る志賀の浦に
可之布江に鶴鳴き渡る志賀の浦に沖つ白波立ちし来らしも 『万葉集』の第15巻3654番歌は、天平8(736)年に新羅へと派遣された遣新羅使が歌った「筑紫の館に至りて遙かに本郷を望みて、悽愴みて作れる歌四首」のうちの一首です。第15巻3654番歌の原文・... -
【万葉集】第15巻3653番歌|志賀の浦に漁する海人家人の
志賀の浦に漁する海人家人の待ち恋ふらむに明し釣る魚 『万葉集』の第15巻3653番歌は、天平8(736)年に新羅へと派遣された遣新羅使が歌った「筑紫の館に至りて遙かに本郷を望みて、悽愴みて作れる歌四首」のうちの一首です。第15巻3653番歌の原文・現... -
【源氏物語】第1帖「桐壺」のあらすじをわかりやすく解説
『源氏物語』の第1帖「桐壺」のあらすじと、登場人物を簡単にわかりやすくまとめました。 帝と桐壺更衣との間に皇子として生まれ、この世の者とは思えないほどかわいらしく、学問や音楽の才能にも恵まれた美少年はやがて「光る君」と呼ばれるようになり... -
【万葉集】第12巻3170番歌|志賀の白水郎の釣りし燭せる漁火の
志賀の白水郎の釣りし燭せる漁火のほのかに妹を見むよしもかも 『万葉集』の第12巻3170番歌は、相聞「覊旅に思いを発せる歌五十三首」のうちの一首です。第12巻3170番歌の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑を紹介します。 第12巻3170番歌の題詞 原文 ... -
【万葉集】第7巻1230番歌|ちはやぶる金の岬を過ぎぬとも
ちはやぶる金の岬を過ぎぬとも吾は忘れじ志賀の皇神 『万葉集』の第7巻1230番歌は、雑歌「覊旅にして作れる歌九十首」のうちの一首です。第7巻1230番歌の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑を紹介します。 第7巻1230番歌の題詞 原文 覊旅作謌九十首 ...