
5月4日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢102名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】5月4日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1724年 | 奥平昌敦 | 中津藩主 |
| 1752年 | 松平乗完 | 西尾藩主 |
| 1769年 | 松平光行 | 松本藩主 |
| 1806年 | 藤田東湖 | 水戸藩士・儒学者 |
| 1816年 | 五島盛成 | 福江藩主・子爵 |
| 1867年 | 三島彌太郎 | 第8代日本銀行総裁 |
| 1868年 | 井上剛一 | 弁護士、政治家 |
| 1870年 | 鳥居龍蔵 | 人類学者・考古学者・民族学者 |
| 1875年 | 関屋貞三郎 | 官僚 |
| 1876年 | 近松秋江 | 小説家、評論家 |
| 1878年 | 平野千恵子 | 浮世絵研究者、ボストン美術館司書・特別研究員 |
| 1882年 | 堀切善兵衛 | 政治家、第26代衆議院議長 |
| 1883年 | 佐々木邦 | 作家 |
| 1883年 | 川村多実二 | 生物学者 |
| 1888年 | 小泉信三 | 経済学者・慶應義塾長 |
| 1892年 | 大村清一 | 政治家 |
| 1896年 | 芹沢光治良 | 小説家 |
| 1898年 | 沼知福三郎 | 機械工学者 |
| 1899年 | 木村陽山 | 書道家、筆研究家 |
| 1899年 | 笹川良一 | 政治家、初代日本船舶振興会会長 |
| 1901年 | 富永太郎 | 詩人、画家、翻訳家 |
| 1907年 | 大江巳之助 (4代目) | 文楽人形師 |
| 1911年 | 坂東好太郎 | 歌舞伎役者、俳優 |
| 1912年 | 林茂 | 歴史学者、東京大学名誉教授 |
| 1913年 | 森繁久彌 | 俳優 |
| 1914年 | 井筒俊彦 | 言語学者・イスラーム思想研究者 |
| 1918年 | 唐沢隆三 | 俳人、作家 |
| 1918年 | 田中角栄 | 第64・65代内閣総理大臣 |
| 1919年 | 沢田敏男 | 土木工学者 |
| 1921年 | 千葉乗隆 | 浄土真宗本願寺派僧侶、仏教学者、元龍谷大学学長、元相愛学園長 |
| 1929年 | 仲谷昇 | 俳優 |
| 1933年 | 仲條正義 | グラフィックデザイナー |
| 1937年 | 米山宏作 | 実業家、元ヨネックス社長 |
| 1940年 | 松本キミ子 | 彫刻家、美術教師 |
| 1951年 | 佐藤忠志 | 教育評論家 |
| 1956年 | 火坂雅志 | 小説家 |
【海外】5月4日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1008年 | アンリ1世 | フランス王 |
| 1649年 | チャトラサール | 北インド、ブンデールカンド地方の領主 |
| 1654年 | 康熙帝 | 清朝皇帝 |
| 1655年 | バルトロメオ・クリストフォリ | 楽器製作者・ピアノ発明者 |
| 1677年 | フランソワーズ・マリー・ド・ブルボン | オルレアン公フィリップ2世の妻 |
| 1718年 | ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾー | 天文学者 |
| 1733年 | ジャン=シャルル・ド・ボルダ | 数学者、物理学者、政治学者 |
| 1752年 | ジョン・ブルックス | 政治家 |
| 1767年 | ティヤーガラージャ | 作曲家・カルナータカ音楽家 |
| 1770年 | フランソワ・ジェラール (François Gérard) | 画家 |
| 1772年 | フリードリヒ・アルノルト・ブロックハウス | 出版事業家・百科事典編集者 |
| 1776年 | ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト | 哲学者、教育学者 |
| 1777年 | ルイ・テナール | 化学者 |
| 1796年 | ホーレス・マン | 教育改革者・政治家 |
| 1808年 | アグスティン・フェルナンド・ムニョス | スペイン女王イサベル2世の母后マリア・クリスティーナ・デ・ボルボン=ドス・シシリアスの身分違いの再婚相手 |
| 1810年 | アレクサンドル・ヴァレフスキ | 政治家、貴族 |
| 1825年 | トマス・ヘンリー・ハクスリー | 生物学者・教育改革者 |
| 1826年 | フレデリック・エドウィン・チャーチ | 画家 |
| 1827年 | ジョン・ハニング・スピーク | 探検家 |
| 1836年 | ウィリアム・ウィテーカー | 地質学者 |
| 1846年 | エミール・ガレ | ガラス工芸家・家具デザイナー |
| 1847年 | ミレナ・ヴコティッチ | モンテネグロ王ニコラ1世の妃 |
| 1851年 | トマス・デューイング | 画家 |
| 1852年 | アリス・プレザンス・リデル | 『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の主人公のモデル |
| 1860年 | エミール・フォン・レズニチェク | 作曲家 |
| 1860年 | ハンス・G・F・グロス | 軍人、気球、飛行船の製作者 |
| 1873年 | ジョセフ・ド・グラス | 映画監督、脚本家、俳優、映画プロデューサー |
| 1874年 | ベルンハルト・ヘトガー | 彫刻家 |
| 1880年 | ブルーノ・タウト | 建築家・都市計画家 |
| 1881年 | アレクサンドル・ケレンスキー | 革命家、政治家 |
| 1882年 | カレル・ドミン | 植物学者、政治家 |
| 1883年 | ニコライ・マルコ | 指揮者 |
| 1883年 | 汪兆銘 | 政治家 |
| 1885年 | レオ・シロタ | ピアニスト |
| 1889年 | フランシス・スペルマン | カトリック教会のニューヨーク大司教、教皇ピウス12世の枢機卿 |
| 1891年 | フレデリック・ジャコビ | 作曲家 |
| 1898年 | ウム・クルスーム | 歌手・俳優 |
| 1898年 | マリア・コルダ | 女優 |
| 1903年 | アンナ・フォン・ザクセン | ザクセン王フリードリヒ・アウグスト3世の末娘 |
| 1903年 | ルーサー・アドラー | 俳優 |
| 1904年 | ホアキン・ガルシア=モラト | スペイン内戦でのエース・パイロット |
| 1905年 | シェイベル・マーチャーシュ | 作曲家 |
| 1907年 | リンカーン・カースティン | 舞台芸術家・ニューヨーク・シティ・バレエ共同創設者 |
| 1911年 | ニコル・ヴェドレス | 著述家、映画監督、映画理論家 |
| 1913年 | エカテリニ | ギリシャ王 コンスタンティノス1世とその妃ソフィア・ティス・プロシアスの三女、第6子 |
| 1913年 | ペリクレ・ファッツィーニ | 彫刻家 |
| 1916年 | ジェイン・ジェイコブズ | 都市思想家・市民運動家 |
| 1917年 | ニック・ホアキン | 小説家、ジャーナリスト |
| 1922年 | アレックス・ランドルフ | ボードゲームデザイナー、ライター |
| 1922年 | ユージェニー・クラーク | 魚類学者・海洋生物学者 |
| 1924年 | タチアナ・ニコラーエワ | ピアニスト、音楽教師 |
| 1928年 | ホスニー・ムバーラク | 政治家、エジプト第4代大統領 |
| 1928年 | メイナード・ファーガソン | ジャズトランペット奏者 |
| 1928年 | ラーシュ・グリン | ジャズのバリトン ・サックス奏者、ピアノ奏者 |
| 1929年 | オードリー・ヘプバーン | 女優 |
| 1929年 | ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン | 建築家 |
| 1929年 | ロナルド・ゴリアテ | 俳優 、コメディアン |
| 1930年 | ロバータ・ピータース | ソプラノ歌手 |
| 1935年 | ガボール・ソモライ | 化学者 |
| 1938年 | カルロス・モンシバイス | 作家・ジャーナリスト・批評家 |
| 1939年 | アモス・オズ | 小説家・随筆家 |
| 1939年 | ポール・グリーソン | 俳優 |
| 1944年 | モニカ・ブライプトロイ | 女優、脚本家 |
| 1944年 | ルシー・テイラー | 女優、声優 |
| 1948年 | ジョージ・トゥポウ5世 | トンガ国王 |
| 1958年 | キース・ヘリング | 美術家・社会活動家 |
5月4日生まれの代表的な偉人
藤田東湖
- 生没年:1806年5月4日(文化3年3月16日)~1855年11月11日(安政2年10月2日)
- 国:日本
- 肩書き:水戸藩士・儒学者
徳川斉昭の側近として藩政改革と弘道館の教育方針を支え、水戸学を政治的実践へ結び付けました。『弘道館記述義』などで天皇を中心とする秩序と内外の危機への備えを論じ、その思想は幕末の尊王攘夷運動へ強い影響を与えています。安政江戸地震で母を救おうとして圧死し、改革者としての行動力と排外的にも展開し得た思想の両面を残しました。
鳥居龍蔵
- 生没年:1870年5月4日(明治3年4月4日)~1953年1月14日(昭和28年1月14日)
- 国:日本
- 肩書き:人類学者・考古学者・民族学者
学校教育を早く離れながら独学で人類学を修め、台湾、中国東北部、朝鮮半島、樺太などで大規模な実地調査を行いました。写真、身体計測、遺物、聞き取りを組み合わせ、東アジア諸集団の歴史と文化を比較する膨大な記録を残しています。資料価値は高い一方、調査は日本の植民地拡大と重なるため、近代人類学が帝国の分類・統治と結び付いた側面も含めて読まれています。
小泉信三
- 生没年:1888年5月4日(明治21年5月4日)~1966年5月11日(昭和41年5月11日)
- 国:日本
- 肩書き:経済学者・慶應義塾長
労働価値説やマルクス主義経済学を批判的に研究し、自由主義と個人の責任を重んじる経済思想を説きました。慶應義塾長として戦時下の大学を率い、出征した一人息子を失った経験を『海軍主計大尉小泉信吉』に記しています。戦後は皇太子明仁親王の教育参与を務め、古典、スポーツ、公共奉仕を結ぶ人格教育によって皇室と市民社会の接点を作りました。
井筒俊彦
- 生没年:1914年5月4日(大正3年5月4日)~1993年1月7日(平成5年1月7日)
- 国:日本
- 肩書き:言語学者・イスラーム思想研究者
多数の言語を原典で読み、日本語で初めてクルアーン全体を直接アラビア語から訳してイスラーム理解の基盤を広げました。意味論的分析によってクルアーンの主要概念が相互関係から世界観を作る仕組みを示し、スーフィズム、ユダヤ思想、老荘、禅も比較しています。東西の神秘思想を単純に同一視せず、言語ごとの概念構造を通して存在への問いを結び直した世界的な思想家です。
田中角栄
- 生没年:1918年5月4日(大正7年5月4日)~1993年12月16日(平成5年12月16日)
- 国:日本
- 肩書き:第64・65代内閣総理大臣
豪雪地の貧しい家庭から政界へ進み、道路、鉄道、電源などの利益を地方へ配分する政策と卓越した法案作成能力で権力基盤を築きました。首相として日中国交正常化を実現し、「日本列島改造論」で高速交通網と地域開発を掲げましたが、地価高騰と過熱を招いています。金脈問題で退陣しロッキード事件で有罪判決を受けた後も派閥を支配し、戦後政治の大衆性、開発主義、金権体質を一身に示しました。
仲條正義
- 生没年:1933年5月4日(昭和8年5月4日)~2021年10月26日(令和3年10月26日)
- 国:日本
- 肩書き:グラフィックデザイナー
資生堂の企業文化誌『花椿』で長くアートディレクションを担い、写真、文字、余白を大胆に組み合わせた誌面を作りました。東京都現代美術館のロゴやサイン、広告、書籍装丁では、端正さの中へ意図的なずれやユーモアを持ち込んでいます。商業デザインと実験的表現を分けず、街や雑誌で繰り返し目にする視覚言語として戦後日本のグラフィックを更新しました。
康熙帝
- 生没年:1654年5月4日~1722年12月20日
- 国:清(中国)
- 肩書き:清朝皇帝
幼くして即位し、三藩の乱を鎮圧して台湾の鄭氏政権を服属させ、清の中国支配を安定させました。ロシアとネルチンスク条約を結び、モンゴル方面へ遠征する一方、イエズス会士の天文学・測量技術を用いて暦と地図を整えています。六十一年に及ぶ治世は清朝最盛期の基礎を築きましたが、皇位継承争いと典礼問題は多民族帝国と西洋知識受容の難しさも示しました。
バルトロメオ・クリストフォリ
- 生没年:1655年5月4日~1731年1月27日
- 国:イタリア
- 肩書き:楽器製作者・ピアノ発明者
フィレンツェのメディチ家に仕え、鍵盤を押す強さによって音量を変えられる打弦鍵盤楽器を1700年前後に考案しました。ハンマーが弦を打った直後に離れ、素早く戻るアクションを設計したことで、クラヴィコードの強弱とチェンバロの音量を新しい形で両立しています。現存する三台の楽器は後世の改良以前の精巧な構造を伝え、ピアノが西洋音楽の作曲と演奏を変える出発点となりました。
ティヤーガラージャ
- 生没年:1767年5月4日~1847年1月6日
- 国:インド
- 肩書き:作曲家・カルナータカ音楽家
南インド古典音楽の三楽聖の一人とされ、主にテルグ語でラーマへの信愛を歌う数百曲のクリティを作りました。旋法ラーガとリズムを高度に組み立てながら、宮廷的名声より信仰と音楽修行を重んじる姿勢を作品に刻んでいます。弟子の口伝によって伝わった歌曲は現在も演奏・即興の中核を占め、毎年の音楽祭で集団唱される生きたレパートリーです。
ホーレス・マン
- 生没年:1796年5月4日~1859年8月2日
- 国:アメリカ
- 肩書き:教育改革者・政治家
マサチューセッツ州教育委員会の初代書記として各地の学校を調査し、税で支える無償の公立学校をすべての子どもへ開く運動を進めました。教員養成学校、標準的な校舎、学年別教育を整え、宗派を越える共通教育が民主政治と社会移動を支えると論じています。その制度は公教育の普及に貢献した一方、文化・宗教の同化や画一化を促した側面も持つため、公共性と多様性の両面から評価されています。
トマス・ヘンリー・ハクスリー
- 生没年:1825年5月4日~1895年6月29日
- 国:イギリス
- 肩書き:生物学者・教育改革者
比較解剖学と古生物学の研究を基にダーウィンの進化論を公の論争で擁護し、「ダーウィンの番犬」と呼ばれました。人間も他の動物と連続する自然史の一部だと論じ、科学的に判断できない事柄へ教義的結論を出さない立場を「不可知論」と名付けています。研究者養成と学校科学教育の制度化にも尽力し、専門科学がイギリス社会で公的権威を得る過程を主導しました。
エミール・ガレ
- 生没年:1846年5月4日~1904年9月23日
- 国:フランス
- 肩書き:ガラス工芸家・家具デザイナー
植物学の観察を基に花、昆虫、風景をガラスへ重ね、被せガラス、エナメル、腐食、象嵌を組み合わせて光と色の深みを作りました。ナンシー派の中心として工芸、家具、建築の統一を目指し、自然の成長する曲線をアール・ヌーヴォーの造形へ発展させています。ドレフュス事件では再審支持を作品と文章で表明し、美しい装飾を社会的良心から切り離さなかった工芸家です。
ブルーノ・タウト
- 生没年:1880年5月4日~1938年12月24日
- 国:ドイツ・トルコ
- 肩書き:建築家・都市計画家
色彩豊かなガラスの家やベルリンの集合住宅で、光、衛生、緑地を労働者の日常生活へ取り入れる近代建築を実践しました。ナチス政権を逃れて来日すると桂離宮を機能と美が一致する建築として紹介し、日本建築の国際的評価へ影響を与えています。のちにトルコで教育施設を設計し、表現主義の理想から大衆住宅、異文化批評までを結んだ越境的な建築家です。
ジェイン・ジェイコブズ
- 生没年:1916年5月4日~2006年4月25日
- 国:アメリカ・カナダ
- 肩書き:都市思想家・市民運動家
『アメリカ大都市の死と生』で、用途が混ざり短い街区と多様な人々が行き交う街路こそ都市の安全と創造性を生むと論じました。「路上の目」という観察から、上空から区域を切り分ける大規模再開発と自動車中心の計画を批判しています。ニューヨークの高速道路反対運動にも参加し、専門家だけでなく住民の日常知から都市を考える計画思想へ世界的な転換を促しました。
ユージェニー・クラーク
- 生没年:1922年5月4日~2015年2月25日
- 国:アメリカ
- 肩書き:魚類学者・海洋生物学者
潜水調査を研究手法として用い、サメの行動学とフグ類を含む魚類の生態を世界各地の海で研究しました。サメが学習できることや、休息しているように見えるサメの集団を調べ、単純な人食い魚という固定観念を科学的観察で改めています。「シャーク・レディ」として一般向け教育と海洋保全にも尽力し、女性が少なかった海洋科学と潜水研究の道を広げました。
キース・ヘリング
- 生没年:1958年5月4日~1990年2月16日
- 国:アメリカ
- 肩書き:美術家・社会活動家
ニューヨーク地下鉄の空いた広告板へチョークで人間、犬、放射する赤ん坊を描き、反復可能な記号を街の公共空間へ広げました。壁画、ポスター、商品を通じて美術館の外へ作品を届ける一方、反核、人種差別、薬物、エイズへのメッセージを明快な線に込めています。自身のエイズ感染公表後に財団を設立し、ポップな視覚言語を社会運動と若者支援へ結び付けた二十世紀末の美術家です。
5月4日に起きた歴史的な出来事
- 1471年5月4日|テュークスベリーの戦い
薔薇戦争でヨーク派のエドワード4世軍が、王太子エドワードを擁するランカスター派を破りました。王太子の戦死と指導者の処刑によってランカスター派の直系継承は事実上断たれ、エドワード4世の復位が固まりました。 - 1814年5月4日|スペイン国王が立憲政治を否定
亡命から帰国したフェルナンド7世が1812年憲法とカディス議会の法令を無効とし、絶対君主制の復活を宣言しました。自由主義者への弾圧と植民地支配の再建は反発を招き、スペイン本国の革命とラテンアメリカ独立を加速させました。 - 1886年5月4日|シカゴでヘイマーケット事件
八時間労働制を求める集会の解散時に爆弾が投げられ、警官の発砲と混乱によって警官・市民双方に死傷者が出ました。証拠の乏しいまま労働運動家が死刑となり、事件は労働者の権利と国家弾圧を象徴して国際メーデーの記憶へ組み込まれました。 - 1912年5月4日|北海道岩内沖で漁船団遭難
暴風雨に遭った百隻を超える漁船が岩内沖で沈没・漂流し、百三十人余りが死亡しました。気象情報と無線通信、救難体制が十分でなかった時代の沿岸漁業が、自然条件に対して抱えた大きな危険を示しました。 - 1919年5月4日|中国で五四運動が始まる
パリ講和会議が旧ドイツ権益を中国へ返さず日本へ移す方針を示したことに抗議し、北京の学生がデモを行いました。運動は全国の労働者・商人へ広がり、反帝国主義、科学、民主、口語文学を掲げる中国近代思想の転換点となりました。 - 1942年5月4日|珊瑚海海戦が始まる
日本軍のポートモレスビー攻略を阻止するため、アメリカ・オーストラリア軍と日本海軍が珊瑚海で作戦を開始しました。主力艦同士が直接視認せず航空機だけで攻撃した最初の空母海戦となり、日本側の上陸計画を初めて挫折させました。 - 1946年5月4日|GHQが鳩山一郎を公職追放
首相就任を目前にしていた自由党総裁鳩山一郎が、戦時中の政治活動を理由に連合国軍総司令部から公職追放の指定を受けました。代わって吉田茂が組閣し、その後の保守政治と占領政策の方向を大きく変える人事となりました。 - 1949年5月4日|スペルガ航空事故
リスボンから帰国中の航空機がトリノ郊外スペルガの丘へ墜落し、強豪サッカークラブ「グランデ・トリノ」の選手ら乗員乗客全員が死亡しました。一つのチームと地域社会の象徴を同時に失った事故は、戦後イタリアの国民的悲劇として記憶されています。 - 1950年5月4日|新生活保護法を公布
日本国憲法第25条の生存権を具体化し、困窮の原因を問わず必要な保護を行う新しい生活保護法が公布されました。国家責任、無差別平等、最低生活保障、自立助長を原理とし、戦後社会保障の最後の安全網を制度化しました。 - 1970年5月4日|ケント州立大学銃撃事件
カンボジアへの戦争拡大に抗議していた学生へオハイオ州兵が発砲し、四人を殺害、九人を負傷させました。銃撃は全米の大学ストライキを引き起こし、ベトナム戦争と国内治安に対する世論の亀裂を決定的にしました。 - 1974年5月4日|堀江謙一が単独無寄港世界一周を完了
堀江謙一が小型ヨット「マーメイド3世」で西回りの単独無寄港世界一周を成し遂げ、大阪へ帰港しました。航海機器と通信が現在ほど整っていない時代に約二百七十五日を海上で過ごし、日本の外洋航海史を大きく進めました。 - 1979年5月4日|マーガレット・サッチャーが英首相に就任
総選挙で保守党が勝利し、サッチャーがイギリス初の女性首相となりました。民営化、規制緩和、労働組合改革を進める長期政権は経済構造を変えましたが、失業と地域格差を拡大したとの評価も強く残ります。 - 1989年5月4日|金星探査機マゼランを打ち上げ
スペースシャトル・アトランティスからNASAの金星探査機マゼランが放出され、金星へ向かいました。厚い雲をレーダーで透視して地表の大部分を高解像度で地図化し、火山地形と地殻変動の理解を大きく進めました。 - 1990年5月4日|ラトビアが独立回復を宣言
ラトビア共和国最高会議が1940年のソ連併合を違法として、独立回復宣言を採択しました。移行期間とソ連側の圧力を経て1991年に完全独立が承認され、バルト三国の国家回復が進みました。 - 1993年5月4日|UNTAC文民警察官が襲撃で死亡
国連カンボジア暫定統治機構へ日本から派遣された文民警察官の高田晴行が、武装集団の襲撃を受けて死亡しました。国連平和維持活動への人的参加を始めた日本にとって、任務の危険と派遣者保護を突き付ける出来事となりました。