
5月5日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢113名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】5月5日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1630年 | 酒井忠直 | 第2代小浜藩主 |
| 1677年 | 相馬叙胤 | 第6代相馬中村藩主 |
| 1764年 | 三宅康友 | 第8代田原藩主 |
| 1783年 | 戸田氏庸 | 第8代大垣藩主 |
| 1819年 | 久世広周 | 第6代関宿藩主 |
| 1835年 | 松平定安 | 第10代松江藩主 |
| 1846年 | 中山信徴 | 初代松岡藩主 |
| 1865年 | 石井十次 | 社会事業家 |
| 1878年 | 佐々木隆興 | 医学者 |
| 1881年 | 橋本策 | 医師・病理学者 |
| 1882年 | 金田一京助 | 言語学者・アイヌ語研究者 |
| 1894年 | 青砥喜三郎 | 実業家、元米子信用金庫会長 |
| 1900年 | 古海忠之 | 大蔵官僚、満洲国官僚、実業家 |
| 1900年 | 平野威馬雄 | 詩人、フランス文学者 |
| 1903年 | 丸岡秀子 | 評論家 |
| 1907年 | 松平頼則 | 作曲家 |
| 1909年 | 中島敦 | 小説家 |
| 1911年 | 市古貞次 | 国文学者 |
| 1912年 | 清水金一 | 喜劇俳優 |
| 1913年 | 近藤芳美 | 歌人 |
| 1917年 | 木原太郎 | 理論物理学者 |
| 1918年 | 新村勝雄 | 政治家、元千葉県野田市長 |
| 1922年 | 山崎竜男 | 政治家 |
| 1922年 | 岸宏子 | 放送作家、小説家 |
| 1924年 | 岩崎純三 | 政治家、元栃木県真岡市長 |
| 1925年 | 菊村到 | 作家 |
| 1928年 | 古館清吾 | 裁判官、弁護士、公証人、元宇都宮家庭裁判所所長 |
| 1928年 | 斎東満 | 浪曲師 |
| 1934年 | 海老沢勝二 | ジャーナリスト、第17代NHK会長 |
| 1939年 | 今岡睦之 | 政治家、初代三重県伊賀市長、元上野市長 |
| 1942年 | 地井武男 | 俳優 |
| 1942年 | 竹本修三 | 地球物理学者 |
| 1946年 | 坂口尚 | 漫画家 |
| 1952年 | 津田弥太郎 | 政治家 |
【海外】5月5日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1210年 | アフォンソ3世 | ポルトガル王 |
| 1282年 | フアン・マヌエル | カスティーリャ王国の王族でアルフォンソ11世の摂政 |
| 1352年 | ループレヒト (神聖ローマ皇帝) | ローマ王、プファルツ選帝侯 |
| 1479年 | グル・アマル・ダース | 第3代シク教グル |
| 1504年 | スタニスワフ・ホジュシュ | ローマ・カトリック教会の枢機卿 |
| 1542年 | トマス・セシル (初代エクセター伯爵) | イングランドの貴族、政治家 |
| 1582年 | ヨハン・フリードリヒ (ヴュルテンベルク公) | ヴュルテンベルク公 |
| 1590年 | ヤクプ・ソビェスキ | ポーランド・リトアニア共和国の貴族(シュラフタ)、政治家、軍人 |
| 1712年 | ヤヌシュ・アレクサンデル・サングシュコ | ポーランド・リトアニア共和国の大貴族、公 |
| 1738年 | アドルフ・フリードリヒ4世 (メクレンブルク公) | 神聖ローマ帝国の領邦国家であるメクレンブルク=シュトレーリッツの君主 |
| 1747年 | レオポルト2世 | 神聖ローマ皇帝 |
| 1749年 | ジャン・フレデリック・エデルマン | 古典派音楽の作曲家 |
| 1769年 | フランツィシェク・ムウォコシェヴィチ | 軍人 |
| 1780年 | ミケーレ・テノーレ | 植物学者 |
| 1800年 | ルイ・アシェット | 出版者 |
| 1805年 | ホセ・バリビアン | 第11代ボリビア大統領 |
| 1813年 | セーレン・キェルケゴール | 哲学者・宗教思想家 |
| 1818年 | カール・マルクス | 哲学者・経済学者・革命思想家 |
| 1826年 | ウジェニー・ド・モンティジョ | フランス皇后 |
| 1828年 | アルベルト・マルト | 天文学者 |
| 1829年 | ヨハネス・ポンペ・ファン・メーデルフォールト | 医師 |
| 1830年 | ジョン・B・ステットソン | 帽子製造業者・実業家 |
| 1832年 | ヒューバート・ハウ・バンクロフト | 歴史家・民族学者 |
| 1833年 | フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン | 地理学者、探検家 |
| 1833年 | ラザルス・フックス | 数学者 |
| 1834年 | ヴィクトル・ハルトマン | 画家・建築家 |
| 1846年 | ヘンリク・シェンキェヴィチ | 小説家 |
| 1847年 | ウィリアム・パーカー | 弁護士、政治家 |
| 1858年 | ピエール・アドルフォ・ティリンデッリ | 作曲家、ヴァイオリニスト |
| 1864年 | ネリー・ブライ | ジャーナリスト |
| 1865年 | アルベール・オーリエ | 詩人、美術評論家、画家 |
| 1869年 | ハンス・プフィッツナー | 作曲家 |
| 1877年 | ゲオルギー・セドフ | 北極探検家 |
| 1882年 | シルビア・パンクハースト | 女性参政権運動家・反ファシズム活動家 |
| 1882年 | ダグラス・モーソン | 南極探検家・地質学者 |
| 1883年 | アンナ・ジョンソン・ペル・ウィーラー | 数学者 |
| 1883年 | アーチボルド・ウェーヴェル (初代ウェーヴェル伯爵) | 軍人、政治家、貴族 |
| 1883年 | エレアサル・ロペス・コントレーラス | 政治家、ベネズエラ大統領 |
| 1884年 | フランツ・ネルケン | 画家 |
| 1885年 | アグスティン・バリオス | ギタリスト、作曲家、詩人 |
| 1892年 | ドロシー・ギャロッド | 考古学者 |
| 1894年 | オーガスト・ドヴォラック | 教育心理学者 |
| 1897年 | ゲオルギー・ザハロフ | 軍人 |
| 1898年 | ブラインド・ウィリー・マクテル | ブルース歌手、ギター演奏者 |
| 1899年 | ニコライ・ヴォロノフ | 軍人 |
| 1900年 | ハンス・シュミット=イッセルシュテット | 指揮者 |
| 1903年 | ジェームズ・ビアード | 料理研究家・著述家 |
| 1905年 | シャルル・エクスブライヤ | 小説家 |
| 1905年 | フロイド・ゴットフレッドソン | 漫画家・イラストレーター |
| 1907年 | イリーナ・ヴィルデ | 作家 |
| 1908年 | クルト・ベーメ | バス歌手 |
| 1908年 | ジャック・マシュ | フランスの陸軍軍人 |
| 1909年 | ラドノーティ・ミクローシュ | 詩人 |
| 1910年 | レオ・レオニ | 児童文学作家、絵本作家 |
| 1911年 | ジル・グランジェ | 映画監督、脚本家 |
| 1914年 | タイロン・パワー | 俳優 |
| 1915年 | アリス・フェイ | 女優 |
| 1916年 | ザイル・シン | 政治家・第7代インド大統領 |
| 1917年 | ピオ・レイヴァ | 歌手 |
| 1919年 | ゲオルギオス・パパドプロス | 政治家、ギリシャ大統領 |
| 1921年 | アーサー・ショーロー | 物理学者 |
| 1921年 | ミスワカサ | 漫才師(ミスワカサ・島ひろし) |
| 1922年 | イレーナ・グット・オプダイク | 看護師・人道活動家 |
| 1923年 | キャスリーン・シング・モラウェッツ | 数学者 |
| 1925年 | ウラディーミル・ヴァヴィロフ | ギタリスト、リュート奏者、作曲家 |
| 1925年 | レオ・ライアン | 政治家 |
| 1927年 | パット・キャロル | 女優、声優 |
| 1927年 | ローベルト・シュペーマン | 哲学者 |
| 1929年 | アイリーン・ウッズ | 声優、歌手、画家 |
| 1930年 | レオニード・アバルキン | 経済学者、政治家 |
| 1933年 | ラトナシリ・ウィクラマナカ | 政治家 |
| 1934年 | コナン・ベディエ | 政治家、コートジボワール第2代大統領 |
| 1934年 | ジョニー・テイラー | R&B/ブルース歌手 |
| 1935年 | ベルナール・ピヴォ | ジャーナリスト・文芸番組司会者 |
| 1937年 | チャン・ドゥック・ルオン | 政治家 |
| 1937年 | デリア・ダービシャー | 電子音楽作曲家・音響技師 |
| 1942年 | タミー・ウィネット | カントリー・ミュージックのシンガーソングライター |
| 1944年 | ロジャー・リース | 俳優 |
| 1952年 | エドウィン・リー | 政治家、弁護士 |
5月5日生まれの代表的な偉人
石井十次
- 生没年:1865年5月5日(慶応元年4月11日)~1914年1月30日(大正3年1月30日)
- 国:日本
- 肩書き:社会事業家
医学生時代に困窮する子どもを引き取った経験から岡山孤児院を創設し、親を失った児童を大規模に受け入れました。濃尾地震や東北凶作の被災孤児も救済し、寄付募集、職業教育、里親的な小舎制度を組み合わせて民間福祉を組織しています。運営には宗教的・家父長的な時代性もありましたが、児童を単なる施しの対象ではなく教育と自立を必要とする存在として社会へ訴えました。
橋本策
- 生没年:1881年5月5日(明治14年5月5日)~1934年1月9日(昭和9年1月9日)
- 国:日本
- 肩書き:医師・病理学者
九州大学で外科標本を調べ、甲状腺にリンパ球が浸潤して組織を破壊する四症例を1912年にドイツ語論文で報告しました。当初は独立した病気として認められませんでしたが、後に自己免疫性甲状腺炎の代表として橋本病と呼ばれるようになります。臨床例を精密な病理像として記録した仕事は、自己免疫疾患という概念が成立する以前に病態の核心を捉えました。
金田一京助
- 生没年:1882年5月5日(明治15年5月5日)~1971年11月14日(昭和46年11月14日)
- 国:日本
- 肩書き:言語学者・アイヌ語研究者
アイヌ語の音韻、文法、口承文芸を現地で調査し、叙事詩ユーカラを言語資料と文学の双方として記録しました。研究協力者の知里幸恵らと関わりながら、文字を持たないとされた文化の高度な語りと語彙を日本の学界へ紹介しています。植民地主義的な時代の研究関係には検討すべき非対称性もありますが、散逸の危機にあった言語資料を体系化し日本の言語学を拓きました。
中島敦
- 生没年:1909年5月5日(明治42年5月5日)~1942年12月4日(昭和17年12月4日)
- 国:日本
- 肩書き:小説家
漢籍の素養と近代的な自我の問いを結び、『山月記』『李陵』『弟子』で才能、名誉、挫折に揺れる人物を描きました。南洋庁で教科書編修に携わった経験は『南島譚』などに反映されますが、帝国統治の視線と現地文化への関心が交錯しています。作家活動が認められ始めた三十三歳で病没しながら、格調ある簡潔な文体と自己認識の鋭さによって戦後も読み継がれました。
木原太郎
- 生没年:1917年5月5日(大正6年5月5日)~2001年2月10日(平成13年2月10日)
- 国:日本
- 肩書き:理論物理学者
気体を構成する粒子の衝突と相互作用から、粘性、拡散、熱伝導など巨視的な性質を導く統計力学を研究しました。気体論だけでなく電磁波、プラズマ、宇宙論へ対象を広げても、要素の運動像から全体の振る舞いを組み立てる方法を貫いています。数式の形式に閉じず物理的直観を重視する教育と著作により、日本の理論物理学で分子運動論的思考を育てました。
グル・アマル・ダース
- 生没年:1479年5月5日~1574年9月1日
- 国:インド
- 肩書き:第3代シク教グル
晩年にグル・アンガドへ帰依し、その後継者としてシク教共同体の組織と巡礼中心地ゴーインドワールを整えました。身分にかかわらず同じ場所で食事をするランガルを徹底し、地域を教区へ分けて女性を含む指導者を配置しています。寡婦殉死や女性隔離を批判し、信仰上の平等を礼拝、食事、共同体運営という日常の制度へ具体化しました。
セーレン・キェルケゴール
- 生没年:1813年5月5日~1855年11月11日
- 国:デンマーク
- 肩書き:哲学者・宗教思想家
複数の仮名著者を用いて、美的、倫理的、宗教的な生き方が互いに簡単には還元できないことを劇的に示しました。不安、絶望、選択、信仰を抽象体系ではなく一人の実存が引き受ける問題として論じ、ヘーゲル的な全体知に抵抗しています。晩年は制度化した国教会を厳しく批判し、後の実存主義、神学、心理学へ個人の主体性を問う強い刺激を与えました。
カール・マルクス
- 生没年:1818年5月5日~1883年3月14日
- 国:ドイツ・イギリス
- 肩書き:哲学者・経済学者・革命思想家
エンゲルスと史的唯物論を形成し、生産関係と階級闘争から社会制度の変化を捉えました。『資本論』では商品、賃労働、剰余価値、資本蓄積を分析し、資本主義が生産力と富を拡大しながら危機と格差を生む仕組みを論じています。労働運動と社会科学へ巨大な影響を与えた一方、名を掲げた諸国家の権威主義を含め、その理論の解釈と政治的帰結は現在も論争の対象です。
ジョン・B・ステットソン
- 生没年:1830年5月5日~1906年2月18日
- 国:アメリカ
- 肩書き:帽子製造業者・実業家
西部での生活経験から、広いつばと高いクラウンを持ち雨、日差し、埃に耐えるフェルト帽「ボス・オブ・ザ・プレーンズ」を商品化しました。品質を規格化した工場生産と全国的な販売網によって、ステットソン帽を労働用具からアメリカ西部を象徴する装身具へ変えています。大規模製造業を築く一方、労働者福利と教育へ資金を投じ、後のステットソン大学にも名を残しました。
ヴィクトル・ハルトマン
- 生没年:1834年5月5日~1873年8月4日
- 国:ロシア帝国
- 肩書き:画家・建築家
中世ロシアの装飾や民俗意匠を取り入れ、門、舞台、工芸品などに民族的な建築様式を構想しました。若くして没した後、友人たちが開いた遺作展をムソルグスキーが訪れ、組曲『展覧会の絵』の十の情景へ作品の印象を移しています。原画の多くが失われたため、残存する図案と音楽との照合は、視覚芸術が別の媒体で記憶される稀有な事例となりました。
ヘンリク・シェンキェヴィチ
- 生没年:1846年5月5日~1916年11月15日
- 国:ポーランド
- 肩書き:小説家
国家を分割されていたポーランドで、十七世紀の戦争を描く「三部作」によって歴史と共同体の記憶を物語化しました。古代ローマの迫害下にあるキリスト教徒を描いた『クオ・ヴァディス』は世界的なベストセラーとなり、多数の翻訳と映像化を生んでいます。民族的英雄像の単純化には批判もありますが、1905年のノーベル文学賞を受け、ポーランド文学を国際的読者へ広げました。
ネリー・ブライ
- 生没年:1864年5月5日~1922年1月27日
- 国:アメリカ
- 肩書き:ジャーナリスト
精神病院へ患者を装って入院し、虐待と劣悪な衛生環境を告発する連載によって潜入調査報道の力を示しました。ジュール・ヴェルヌの小説に挑む世界一周取材を七十二日余りで成し遂げ、女性記者の活動範囲を社会面から国際報道へ広げています。のちに工場経営と発明にも携わり、記事の対象を遠くから論評するのではなく自ら現場へ入る近代ジャーナリズムの型を作りました。
シルビア・パンクハースト
- 生没年:1882年5月5日~1960年9月27日
- 国:イギリス・エチオピア
- 肩書き:女性参政権運動家・反ファシズム活動家
ロンドン東部の労働者女性を組織し、富裕層中心の運動とは異なる参政権、賃金、住宅、母子支援を結び付けました。第一次世界大戦へ反対して社会主義運動に進み、のちにはムッソリーニのエチオピア侵略を早くから告発しています。組織方針をめぐり母エメリンや姉クリスタベルと決別しながら、女性解放を階級、人種、帝国主義の問題へ広げた国際的な活動家です。
ダグラス・モーソン
- 生没年:1882年5月5日~1958年10月14日
- 国:オーストラリア
- 肩書き:南極探検家・地質学者
オーストラリア南極探検隊を率いて南極大陸沿岸を測量し、地質、磁気、気象、生物の長期観測を実施しました。そり旅行で仲間二人を失いながら単独で基地へ帰還した経験は探検史に刻まれましたが、遠征の本質は広大な科学資料の収集にあります。帰国後も南極研究と領有政策に関わり、南極を一時的な冒険の舞台から継続観測の対象へ変えた中心人物です。
キャスリーン・シング・モラウェッツ
- 生没年:1923年5月5日~2017年8月8日
- 国:カナダ・アメリカ
- 肩書き:数学者
亜音速と超音速が混在する遷音速流れを記述する混合型偏微分方程式を研究し、滑らかな流れが衝撃波なしには成立しにくいことを数学的に示しました。航空機の翼まわりの流体問題を厳密な解析へ結び付け、非線形波動と散乱理論にも重要な成果を残しています。クーラント数理科学研究所所長とアメリカ数学会会長を務め、研究・組織運営の両面で女性数学者の進出を象徴しました。
デリア・ダービシャー
- 生没年:1937年5月5日~2001年7月3日
- 国:イギリス
- 肩書き:電子音楽作曲家・音響技師
BBCラジオフォニック・ワークショップで発振器、テープの切断、速度変更、逆再生を組み合わせ、録音素材から新しい音色とリズムを作りました。テレビ番組『ドクター・フー』主題曲ではロン・グレイナーの楽譜を電子音響として実現し、後世まで残る特徴的な響きを生んでいます。当時は演奏・編曲者として十分にクレジットされませんでしたが、その手作業のスタジオ技法は電子音楽とサンプリング文化の先駆として再評価されました。
5月5日に起きた歴史的な出来事
- 553年5月5日|第2コンスタンティノポリス公会議が開会
東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の下で司教たちが集まり、キリストの神性と人性をめぐる「三章問題」を審議しました。過去の神学者を断罪して教会統一を図りましたが、西方教会との対立を深める結果にもなりました。 - 1260年5月5日|クビライがモンゴル帝国の大ハーンに即位
クビライが開平府のクリルタイで大ハーンを称し、弟アリクブケとの後継戦争へ入りました。勝利後は中国統治を進めて1271年に国号を元とし、モンゴル帝国の重心を東アジアへ移しました。 - 1789年5月5日|フランス三部会が開会
財政危機を打開するためルイ16世がヴェルサイユに聖職者、貴族、第三身分の代表を招集しました。議決方法をめぐる対立から第三身分が国民議会を宣言し、主権の所在を王から国民へ移すフランス革命が動き出しました。 - 1835年5月5日|ヨーロッパ大陸初の公共鉄道が開業
ベルギーのブリュッセルとメヘレンを結ぶ蒸気鉄道が営業を開始しました。独立直後の国家が港湾と内陸工業地帯を結ぶ鉄道網を主導し、イギリス外のヨーロッパで鉄道建設が急速に広がる先例となりました。 - 1862年5月5日|プエブラの会戦でメキシコ軍が勝利
フランスのメキシコ出兵に対し、サラゴサ将軍率いるメキシコ軍がプエブラの要塞線で侵攻軍を撃退しました。戦争全体の勝利ではありませんでしたが、外国干渉への抵抗を象徴し、シンコ・デ・マヨとして記念されています。 - 1891年5月5日|カーネギー・ホールが開場
ニューヨークの新しい音楽堂が開場し、チャイコフスキーが自作を指揮する演奏会が行われました。優れた音響と自主興行の舞台としてクラシック、ジャズ、民謡、政治集会を受け入れ、アメリカ文化史の重要会場となりました。 - 1911年5月5日|奈良原式2号飛行機が初飛行
奈良原三次が設計・製作した奈良原式2号機が所沢飛行場で離陸し、国産機による初の飛行とされています。輸入機中心だった草創期に機体設計と製造を国内で試み、日本の航空技術開発へ道を開きました。 - 1925年5月5日|普通選挙法を公布
衆議院議員選挙法改正によって納税額による制限が撤廃され、25歳以上の男子へ選挙権が広げられました。女性と植民地住民の多くは排除されたままで、同年の治安維持法と並んで大衆参加の拡大と思想統制が同時に進みました。 - 1941年5月5日|ハイレ・セラシエ1世がアディスアベバへ帰還
イタリアの侵攻で亡命していたエチオピア皇帝が、英・エチオピア軍の反攻を経て首都へ戻りました。五年前の同日にイタリア軍が首都を占領しており、その帰還はファシスト植民地支配からの国家回復を象徴しました。 - 1945年5月5日|オレゴン州で風船爆弾が爆発
日本軍が偏西風に乗せて放った風船爆弾の不発弾がオレゴン州で爆発し、牧師の妻と子ども五人が死亡しました。第二次世界大戦中に敵の攻撃によってアメリカ本土で生じた唯一の民間人死亡例とされ、遠距離兵器の予測不能な被害を示しました。 - 1949年5月5日|欧州評議会を創設
西欧10か国がロンドンで欧州評議会規程へ署名し、民主主義、法の支配、人権を守る地域機構を発足させました。後に欧州人権条約と欧州人権裁判所を生み、欧州連合とは別に大陸規模の人権法秩序を築きました。 - 1958年5月5日|広島に「原爆の子の像」が完成
白血病で亡くなった被爆者佐々木禎子をきっかけに、全国の子どもたちの募金で広島平和記念公園へ像が建立されました。折り鶴を掲げる像は原爆で亡くなった子どもを追悼し、核兵器廃絶と平和教育を訴える国際的な象徴となりました。 - 1961年5月5日|アラン・シェパードが米国人初の宇宙飛行
マーキュリー宇宙船フリーダム7が打ち上げられ、シェパードが約十五分の弾道飛行を行いました。ガガーリンの地球周回から三週間余り後の成功は、アメリカの有人宇宙計画を前進させ、同月の月着陸目標表明へつながりました。 - 2012年5月5日|日本の商業用原子炉が全停止
北海道電力泊原子力発電所3号機が定期検査のため発電を停止し、国内で稼働する商業用原子炉が1970年以来初めてゼロとなりました。福島第一原発事故後の安全審査と世論の変化を背景に、電力供給と原子力政策を根本から見直す局面となりました。 - 2023年5月5日|WHOがCOVID-19の国際的緊急事態を終了
世界保健機関がCOVID-19について、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態には該当しなくなったと判断しました。これは感染症やパンデミック自体の終息宣言ではなく、各国が緊急対応から長期的な管理へ移る節目でした。