
3月19日、今日は何の日?
2026年3月19日(木曜日)の歴史、企業・団体の記念日、世界の祝日、著名人の誕生日と命日をまとめます。
まず注目したいのは、1279年の崖山の戦い、1945年のネロ指令、2026年3月の新月。日付の由来、歴史上の出来事、公休日か啓発日かという違いまで、根拠を分けて詳しく見ていきましょう。
| 早わかり | 内容 |
|---|---|
| 歴史の注目項目 | 1279年の崖山の戦い/1945年のネロ指令/2026年3月の新月 |
| 代表的な記念日 | 聖ヨセフの祝日/マルタの公休日/フィンランドのミンナ・カントの日・平等の日/ミュージックの日 |
| 2026年の暦 | 木曜日・旧暦2026年2月1日・国民の祝日ではありません |
- 3月19日に起きた主な事件
- 1279年|崖山の戦いで南宋が滅亡
- 1563年|アンボワーズの和議が成立
- 1687年|探検家ラ・サールが部下に殺害される
- 1853年|太平天国軍が南京を占領
- 1918年|米国で標準時法が成立
- 1931年|ネバダ州が賭博を合法化
- 1944年|ドイツ軍がハンガリーを占領
- 1945年|ヒトラーが「ネロ指令」を出す
- 1949年|東京の定期観光バスが運行開始
- 1962年|アルジェリア停戦が発効
- 1978年|国連安保理が決議425を採択
- 2004年|台湾総統選前日の銃撃事件
- 2011年|リビアへの国際軍事介入が始まる
- 2013年|教皇フランシスコの就任ミサ
- 2016年|フライドバイ981便墜落事故
- 2021年|ファグラダルスフィヤル火山噴火が始まる
- 3月19日の記念日・世界の祝日
- 3月19日が誕生日の有名人
- ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593年生)
- ヴィルヘルム・フォン・ビーラ(1782年生)
- デイヴィッド・リヴィングストン(1813年生)
- リチャード・フランシス・バートン(1821年生)
- ワイアット・アープ(1848年生)
- ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(1860年生)
- マックス・レーガー(1873年生)
- ノーマン・ハワース(1883年生)
- ヨゼフ・アルバース(1888年生)
- アール・ウォーレン(1891年生)
- フレデリック・ジョリオ=キュリー(1900年生)
- アルベルト・シュペーア(1905年生)
- ディヌ・リパッティ(1917年生)
- フィリップ・ロス(1933年生)
- グレン・クローズ(1947年生)
- ブルース・ウィリス(1955年生)
- 3月19日生まれの有名人一覧
- 3月19日が命日の有名人
- 3月19日の星座・誕生花・誕生石
- 2026年3月19日の暦
3月19日に起きた主な事件
- 1279年|元軍が広東沿岸で南宋の艦隊を破り、幼帝の死によって宋王朝が終わりました。
- 1563年|フランス王権とユグノー側が和議を結び、第1次ユグノー戦争を終結させました。
- 1687年|ミシシッピ川流域をフランス領と宣言したラ・サールが、テキサスでの遠征中に殺されました。
- 1853年|洪秀全が率いる太平天国軍が清朝の主要都市南京を攻略し、首都「天京」としました。
- 1918年|米議会が標準時間帯を法律で定め、戦時の夏時間導入も決めました。
- 1931年|世界恐慌下の税収と雇用を求め、ネバダ州が広範な賭博を再び合法としました。
- 1944年|枢軸国ハンガリーの離脱を恐れたナチス・ドイツが、マルガレーテ作戦で全土を占領しました。
- 1945年|敗戦が迫るドイツで、敵に利用され得る交通・産業・公共施設の破壊を命じました。
- 1949年|はとバスの前身会社が、上野駅を出発する東京観光バスの定期運行を始めました。
- 1962年|エビアン協定を受け、フランスとアルジェリア民族解放戦線の戦闘停止が始まりました。
- 1978年|イスラエル軍のレバノン撤退を求め、国連レバノン暫定軍UNIFILの設置を決めました。
- 2004年|選挙運動中の陳水扁総統と呂秀蓮副総統が台南で銃撃され、負傷しました。
- 2011年|国連安保理決議1973に基づき、フランス、米国、英国などがリビア政府軍への攻撃を開始しました。
- 2013年|選出された教皇フランシスコが聖ペトロ広場で就任ミサを行い、教皇職を正式に開始しました。
- 2016年|ロシア南部ロストフ・ナ・ドヌ空港で旅客機が着陸復行中に墜落し、62人全員が死亡しました。
- 2021年|アイスランドのレイキャネス半島で約800年ぶりとなる一帯の火山活動が地表噴火へ移りました。
1279年|崖山の戦いで南宋が滅亡
モンゴル帝国の元に華北と都・臨安を奪われた南宋勢力は、幼い趙昺を皇帝として海上を南へ逃れました。1279年3月19日、現在の広東省江門市沖の崖山で大規模な海戦となり、元軍が連結された宋の艦隊を破りました。
宰相陸秀夫は幼帝を背負って入水したと伝えられ、多数が死亡しました。中国全土が元朝の支配下に入り、宋代に発展した官僚・都市・海上交易の制度は、断絶だけでなく元の広域帝国へ形を変えて継承されました。
1563年|アンボワーズの和議が成立
カトリックとプロテスタントの対立がヴァシー虐殺を機に内戦化し、双方が各地で戦いました。1563年3月19日のアンボワーズの勅令は、身分・地域を限定しながら改革派の礼拝を認め、コンデ公らへの赦免を定めました。
寛容の範囲が狭く双方に不満が残ったため、宗教戦争は再燃しました。それでも異なる信仰を完全排除せず、王権が限定的共存を法令で調整しようとした試みで、1598年のナントの勅令へ続く前史です。
1687年|探検家ラ・サールが部下に殺害される
ルネ=ロベール・カヴリエ・ド・ラ・サールは1682年にミシシッピ川河口へ到達し、広大な流域を「ルイジアナ」としてフランス領と宣言しました。再遠征では河口を見失ってテキサスに植民拠点を築き、1687年3月19日、救援を求める途中で反乱した部下に射殺されました。
探検はフランスの北米領有構想を広げましたが、既に暮らしていた先住民の土地を欧州王権が一方的に宣言した植民地化でもありました。英雄的探検譚と、失敗した遠征・暴力の側面を併せて理解します。
1853年|太平天国軍が南京を占領
キリスト教の影響を独自に解釈した洪秀全の運動は、貧困、民族対立、清朝支配への不満を背景に広西から長江流域へ拡大しました。1853年3月19日、太平天国軍が南京を占領し、満洲系住民を含む多数が殺害されました。
南京は1864年まで反乱政権の首都となり、土地・男女関係・宗教をめぐる急進的制度が掲げられました。内戦は双方の虐殺、飢饉、疫病で数千万人規模の被害を生み、清朝の弱体化と地方軍閥の台頭を促しました。
1918年|米国で標準時法が成立
米国の鉄道会社は1883年から共通時間帯を自主運用していましたが、連邦法による根拠はありませんでした。1918年3月19日、ウィルソン大統領がStandard Time Actへ署名し、時間帯と州際通商委員会の監督を定めました。
第一次世界大戦中の燃料節約を目的に夏時間も導入されましたが、農業界などの反対で戦後いったん廃止されました。標準時と夏時間は別の制度であり、今日の米国でも夏時間の適用は州・地域で異なります。
1931年|ネバダ州が賭博を合法化
ネバダでは1910年に賭博が禁止されましたが、地下営業は続いていました。1931年3月19日、州知事フレッド・バルザーが賭博合法化法案へ署名し、地方自治体の免許と課税の下でカジノ営業が可能になりました。
フーバーダム建設と交通発展も重なり、ラスベガスやリノは観光・娯楽産業で成長しました。一方、依存症、組織犯罪、地域財政の依存といった問題も生み、規制と公衆衛生を同時に考える必要があります。
1944年|ドイツ軍がハンガリーを占領
ハンガリー摂政ホルティ政権は、東部戦線の悪化を受け連合国との秘密交渉を試みました。ヒトラーは会談へホルティを呼び出した間に、1944年3月19日、ドイツ軍をハンガリーへ進駐させ、親独政府を組織させました。
占領後、アイヒマンらが到着し、数か月で約44万人のユダヤ人が主にアウシュヴィッツへ移送されました。国内政府と官僚・警察の協力も迫害を加速させ、外国占領と現地協力の双方の責任を問う歴史です。
1945年|ヒトラーが「ネロ指令」を出す
連合軍が東西から進撃するなか、ヒトラーは1945年3月19日、「帝国領内の破壊措置」と呼ばれる命令を発しました。軍需施設だけでなく交通、通信、工場、貯蔵、公共設備まで退却時に破壊する焦土作戦を求めました。
軍需相アルベルト・シュペーアは命令を骨抜きにしたと戦後主張し、現場でも全面実行されませんでした。ただし自己弁護の誇張も検討されます。政権存続より国民生活の基盤まで犠牲にする独裁体制末期の思想を示します。
「ネロ指令」という通称は、ローマ大火を皇帝ネロが命じたという後世のイメージに重ねたものです。正式文書名は「帝国領内の破壊措置」であり、ネロ本人の大火責任も古代史研究では単純に断定されません。
1949年|東京の定期観光バスが運行開始
戦災復興の途中にあった東京で、1949年3月19日、新日本観光株式会社が上野駅前から「東京半日Aコース」の運行を開始しました。皇居前、浅草、銀座などを巡るガイド付きバスは、都市を一つの観光地として見せる役割を担いました。
社名とブランドは後にはとバスへ変わり、戦後東京の観光、修学旅行、団体旅行を支えました。営業開始日の記念は、名所そのものだけでなく、交通と案内が都市イメージを作る過程を伝えます。
1962年|アルジェリア停戦が発効
約8年に及ぶ独立戦争の交渉で、フランス政府と民族解放戦線は1962年3月18日にエビアン協定へ署名しました。翌19日正午に停戦が発効し、独立の是非を問う住民投票と主権移譲への道が開かれました。
7月にアルジェリアは独立しましたが、停戦後も秘密軍事組織OASのテロ、報復、欧州系住民やハルキの大量移動と殺害が続きました。協定署名日、停戦日、独立日はそれぞれ別の節目です。
アルジェリアでは3月19日を「勝利の日」として記憶します。一方、植民地戦争の記憶はフランス国内でも兵士、引揚者、ハルキ、移民など立場により異なり、単一の和解物語には収まりません。
1978年|国連安保理が決議425を採択
パレスチナ武装勢力の襲撃を受け、イスラエル軍は1978年3月に南レバノンへ侵攻しました。3月19日、国連安全保障理事会はレバノンの領土保全を確認し、イスラエル軍の即時撤退と国連部隊の派遣を定める決議425を採択しました。
UNIFILは停戦監視と政府権限回復を支える任務を負いましたが、地域では侵攻、占領、内戦、武装組織との衝突が繰り返されました。決議採択と実際の安定化の間に長い隔たりがある国連平和維持の例です。
2004年|台湾総統選前日の銃撃事件
2004年3月19日、翌日に総統選挙を控えた陳水扁・呂秀蓮陣営の車列に銃弾が撃ち込まれ、二人は軽傷を負いました。選挙は陳水扁が僅差で再選され、野党は事件と結果へ疑念を示して再集計を求めました。
捜査当局は容疑者を特定したと発表しましたが、本人が死亡していたため動機や経緯への論争が残りました。民主選挙における暴力、偽情報、接戦結果への信頼をどう確保するかを示す「三一九銃撃事件」です。
2011年|リビアへの国際軍事介入が始まる
カダフィ政権軍が反政府勢力の拠点ベンガジへ迫るなか、2011年3月19日、フランス軍機が政府軍車両を攻撃し、米英軍も巡航ミサイルを発射しました。目的は飛行禁止空域の実施と民間人保護とされました。
介入は政権崩壊へつながりましたが、武装勢力の統合や国家制度再建は失敗し、長期内戦と地域不安定化を招きました。差し迫る虐殺を防ぐ論理と、体制転換・介入後の責任の境界が今も論じられています。
2013年|教皇フランシスコの就任ミサ
2013年3月13日に選出されたフランシスコは、聖ヨセフの祝日に当たる3月19日、各国代表と信徒が集まるバチカンで就任ミサを行いました。漁夫の指輪とパリウムを受け取り、弱い人と被造物を守る責任を説きました。
南米出身・イエズス会出身として初の教皇は、貧困、移民、環境を重視する姿勢を打ち出しました。3月13日は選出日、3月19日は就任ミサの日であり、二つの日付を一つにまとめないことが大切です。
2016年|フライドバイ981便墜落事故
ドバイ発のボーイング737-800は、強風と悪天候のため最初の着陸を中止して約2時間待機しました。2016年3月19日未明、二度目の進入を中止して上昇した際に急降下し、滑走路付近へ高速で衝突しました。
ロシアの最終報告は、操縦入力、空間識失調、疲労、訓練や組織要因が重なったと分析しました。単一の操作ミスではなく、夜間悪天候下の意思決定と乗員支援を含む航空安全の課題を示します。
2021年|ファグラダルスフィヤル火山噴火が始まる
数週間にわたり群発地震とマグマ移動が観測された後、2021年3月19日夜、ゲルディンガダルル谷に亀裂が開き溶岩が噴出しました。居住地から離れた比較的小規模な噴火で、多数の観光客や研究者が現地を訪れました。
噴火はレイキャネス半島の新たな活動期の始まりとなり、その後も別地点で噴火が続いて町や発電施設を脅かしました。火山観光の魅力と、ガス、地割れ、急変への防災を両立する必要を示します。
3月19日の記念日・世界の祝日
聖ヨセフの祝日/マルタの公休日
カトリック教会などがイエスの養父ヨセフを記念する祝日で、マルタでは国の公休日です。2026年は3月19日木曜日に当たります。宗教暦上の祝祭は世界各地で行われますが、すべての国で法定休日になるわけではありません。
フィンランドのミンナ・カントの日・平等の日
作家・社会活動家ミンナ・カントの誕生日を記念し、フィンランドで国旗を掲げる日です。女性の教育、労働、貧困を作品で問い、平等の象徴となりました。公式の旗日ですが、一般の労働者が一斉に休む公休日ではありません。
ミュージックの日
日本音楽家ユニオンが1991年、「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合わせで制定しました。生演奏の魅力と音楽家の仕事・権利への理解を広げる目的があり、2026年も関連企画が案内されています。音楽業界の記念日で、公休日ではありません。
はとバス運行開始記念日
1949年3月19日に、はとバスの前身会社が東京の定期観光バスを運行開始したことにちなみます。戦後復興期から都市の名所をガイド付きで結び、東京観光の定番を作りました。会社の営業史上の日付で、路線の運行日は最新案内を確認します。
神奈川県の立庁記念日
明治初期の行政機関再編で、横浜裁判所が神奈川裁判所へ改称された1868年3月19日を県の成立史の節目として記念します。現在の県域が同日に完成したわけではなく、その後の管轄変更を経ています。県民の一斉休業日ではありません。
食育の日(毎月19日)
国の食育推進基本計画で、食育の「育」を19に重ね、毎月19日を食育の日として普及啓発を集中的に行います。栄養だけでなく、共食、食品ロス、農林漁業、伝統食、表示を学ぶ日です。6月は食育月間ですが、毎月の取組もあります。
シュークリームの日(毎月19日)
洋菓子メーカーのモンテールが、数字の19を「シュークリーム」の響きと結びつけ、毎月19日を記念日としています。身近な洋菓子を楽しむ企業制定日で、乳・卵・小麦などのアレルギー表示や保存方法を確認することも大切です。
クレープの日(毎月9日・19日・29日)
モンテールが、数字の9の形を巻いたクレープに見立て、毎月9日、19日、29日を記念日としています。3月19日も月例の対象です。クレープの多様な食べ方を伝える企業販促日で、フランスの法定記念日ではありません。
熟カレーの日(毎月19日)
江崎グリコが商品名の「熟」と数字の19を重ね、毎月19日を家庭でカレーを楽しむ記念日としています。月末前に冷蔵庫の食材を活用する提案も含む企業制定日で、カレー文化全体の起源日を意味するものではありません。
松阪牛の日(毎月19日)
松阪牛の通信販売を行う、やまとダイニングが、松阪牛個体識別管理システムの運用開始日である2002年8月19日にちなみ、毎月19日を記念日としました。ブランド牛の履歴管理を伝える企業記念日で、三重県の公休日ではありません。
春の彼岸・中日前日(2026年)
2026年3月19日は春彼岸の3日目で、春分の日の前日に当たります。墓参りや仏壇の手入れなどを行う時期ですが、地域・家庭・宗派で習慣は異なります。この日は日本の国民の祝日ではなく、翌20日が春分の日です。
2026年3月の新月
国立天文台の暦では、2026年3月19日10時23分ごろに新月となります。東京の正午月齢は0.1で、旧暦も2月1日へ切り替わります。新月は太陽と月の方向がほぼ重なる天文現象で、願い事の成否などを科学的に保証するものではありません。
七十二候「菜虫化蝶」の最終日
2026年3月19日は「菜虫化蝶」の末日で、翌20日の春分から「雀始巣」へ移ります。冬を越した幼虫が蝶となる生命の変化を表し、春の本格化を告げる暦語です。実際の生物季節は地域の気温に応じて前後します。
今日(2026年3月19日)が祝日の国
2026年3月19日は、マルタで聖ヨセフの祝日が公休日です。フィンランドではミンナ・カントの日・平等の日として国旗を掲げますが、一般の公休日ではありません。日本は春彼岸の期間中で、食育の日やミュージックの日もありますが、国民の祝日ではありません。
- マルタ|聖ヨセフの祝日(公休日)
- フィンランド|ミンナ・カントの日・平等の日(公式旗日、非公休日)
- 日本|国民の祝日ではありません。翌3月20日が春分の日
3月19日が誕生日の有名人
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593年生)
ろうそくの光に照らされた人物を静かな明暗で描き、『大工の聖ヨセフ』『悔悛するマグダラのマリア』などを残しました。長く忘れられましたが20世紀に再発見され、フランス・バロック絵画の巨匠と評価されています。
ヴィルヘルム・フォン・ビーラ(1782年生)
周期彗星ビエラ彗星の軌道を計算し、周期性を確認しました。彗星は後に分裂して姿を消しましたが、その残骸がアンドロメダ座流星群を生むことが分かり、彗星と流星群の関係を示す例になりました。
デイヴィッド・リヴィングストン(1813年生)
医療宣教師としてアフリカ南部・中部を横断し、地理情報を欧州へ伝え、奴隷貿易廃止を訴えました。一方、探検記録は欧州の植民地進出にも利用され、先住民社会との関係を含め再評価されています。
リチャード・フランシス・バートン(1821年生)
多言語を操り、メッカ巡礼、東アフリカ探検、外交官生活を経験しました。『千夜一夜物語』などの翻訳で知られますが、ヴィクトリア朝の東洋観と植民地主義を帯びた記述も批判的に読まれます。
ワイアット・アープ(1848年生)
西部の法執行官としてOK牧場の決闘に関わり、後に映画・小説で英雄化されました。実像は保安官、事業家、賭博師を行き来した人物で、西部神話と史実の違いを考える題材です。
ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(1860年生)
民主党大統領候補を三度務め、金銀複本位を訴えた「金の十字架演説」で大衆を動かしました。晩年はスコープス裁判で進化論教育へ反対し、進歩主義と宗教保守が同居する人物です。
マックス・レーガー(1873年生)
バッハ以来の対位法と後期ロマン派の濃密な和声を結び、オルガン曲、変奏曲、室内楽を残しました。複雑さと構築性で、20世紀音楽へ向かうドイツ音楽の橋渡しとなりました。
ノーマン・ハワース(1883年生)
糖の環状構造とビタミンCの構造を解明・合成し、1937年ノーベル化学賞を受賞しました。糖を平面図で表すハワース投影式は、生化学と有機化学の教育で今も使われます。
ヨゼフ・アルバース(1888年生)
バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ、イェール大学で教え、『正方形へのオマージュ』連作で色の相互作用を探究しました。色は周囲によって違って見えるという知覚教育に大きな影響を与えました。
アール・ウォーレン(1891年生)
ブラウン対教育委員会判決で公立学校の人種分離を違憲とし、被疑者の権利や選挙区平等を広げました。カリフォルニア州知事時代の日系人強制収容支持は重大な負の経歴です。
フレデリック・ジョリオ=キュリー(1900年生)
妻イレーヌと人工放射能を発見し、1935年ノーベル化学賞を受賞しました。核反応研究を進める一方、戦後は核兵器反対と平和運動へ積極的に関わりました。
アルベルト・シュペーア(1905年生)
ヒトラーお気に入りの建築家から軍需相となり、強制労働を利用して兵器生産を維持しました。戦後は責任を認める「善良なナチ」という自己像を作りましたが、ホロコースト認識と加担を示す研究でその神話は崩されています。
ディヌ・リパッティ(1917年生)
透明な音色と均衡の取れた解釈で、ショパン、バッハ、モーツァルトなどの録音を残しました。病のため33歳で亡くなりましたが、少数の録音が20世紀ピアノ演奏の規範として高く評価されています。
フィリップ・ロス(1933年生)
『ポートノイの不満』『アメリカン・パストラル』などで、ユダヤ系米国人の自己像、欲望、政治、老いを風刺と告白の境界で描きました。作者と語り手を同一視できない複雑な小説形式を追究しました。
グレン・クローズ(1947年生)
『危険な情事』『危険な関係』『アルバート氏の人生』などで、強さと脆さを併せ持つ人物を演じました。舞台と映像を横断し、長年にわたり高い評価を受ける米国の代表的俳優です。
ブルース・ウィリス(1955年生)
テレビ『こちらブルームーン探偵社』で注目され、『ダイ・ハード』で傷つき疲れるアクションヒーロー像を確立しました。喜劇、SF、ドラマにも出演し、2022年に失語症を理由として俳優業から退きました。
3月19日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1593 | ジョルジュ・ド・ラ・トゥール | 画家 |
| 1734 | トマス・マッキーン | 米国の政治家・法律家 |
| 1782 | ヴィルヘルム・フォン・ビーラ | 天文学者 |
| 1813 | デイヴィッド・リヴィングストン | 宣教師・探検家 |
| 1821 | リチャード・フランシス・バートン | 探検家・翻訳家 |
| 1848 | ワイアット・アープ | 保安官・賭博師 |
| 1849 | アルフレート・フォン・ティルピッツ | ドイツ帝国海軍軍人 |
| 1860 | ウィリアム・ジェニングス・ブライアン | 米国の政治家・弁護士 |
| 1873 | マックス・レーガー | 作曲家・オルガニスト |
| 1883 | ノーマン・ハワース | 化学者 |
| 1888 | ヨゼフ・アルバース | 画家・美術教育者 |
| 1891 | アール・ウォーレン | 米連邦最高裁首席判事 |
| 1900 | フレデリック・ジョリオ=キュリー | 物理学者・化学者 |
| 1905 | アルベルト・シュペーア | 建築家・ナチス軍需相 |
| 1917 | ディヌ・リパッティ | ピアニスト・作曲家 |
| 1928 | パトリック・マクグーハン | 俳優・脚本家 |
| 1933 | フィリップ・ロス | 小説家 |
| 1936 | ウルスラ・アンドレス | 俳優 |
| 1947 | グレン・クローズ | 俳優 |
| 1955 | ブルース・ウィリス | 俳優 |
| 1955 | ピノ・ダニエレ | 歌手・ギタリスト |
| 1976 | アレッサンドロ・ネスタ | サッカー選手 |
3月19日が命日の有名人
ルネ=ロベール・カヴリエ・ド・ラ・サール(1687年没)
ミシシッピ川流域をフランス領ルイジアナと宣言し、北米内陸の地理を欧州へ伝えました。テキサスでの失敗した植民遠征中に部下に殺害され、探検と植民地支配の暴力を併せ持つ人物です。
エリアス・リョンロート(1884年没)
フィンランド各地の口承詩を収集・編集し、民族叙事詩『カレワラ』を編みました。言語と文化の自覚を高め独立運動へ影響しましたが、編集による再構成の程度も研究されています。
ワシーリー・スリコフ(1916年没)
『銃兵処刑の朝』『大貴族モロゾワ』などで、ロシア史の転換点を群衆の表情と壮大な構図で描きました。移動派を代表し、歴史画に民衆の視点と心理的緊張を持ち込みました。
アーサー・バルフォア(1930年没)
首相・外相を務め、1917年にユダヤ人の「民族的郷土」支持を表明するバルフォア宣言を発しました。パレスチナの非ユダヤ系住民の権利をめぐる曖昧さが、後の対立へ重大な影響を残しました。
エドガー・ライス・バローズ(1950年没)
『ターザン』シリーズと火星シリーズで冒険・SF大衆文学を広げました。映画や漫画へ巨大な影響を与えた一方、植民地主義、人種・ジェンダーの固定観念も現代には批判的に読まれています。
ランディ・ローズ(1982年没)
オジー・オズボーンのバンドで、ヘヴィメタルにクラシック音楽の音階と構築的なソロを取り入れました。航空事故で25歳で亡くなりましたが、後続のロックギタリストへ大きな影響を与えました。
ルイ・ド・ブロイ(1987年没)
粒子にも波としての性質があるという物質波を提唱し、電子回折で確認される量子力学の基礎を築きました。1929年ノーベル物理学賞を受賞し、波と粒子の二重性を物質へ広げました。
ウィレム・デ・クーニング(1997年没)
抽象表現主義の中心画家として、激しい筆触と形の変形を通じ人物と抽象を往復しました。「女」連作は美術史上重要である一方、女性表象をめぐる批判も続いています。
ジョン・デロリアン(2005年没)
ゼネラルモーターズでポンティアックGTOなどに関わり、独立後はステンレス車体のDMC-12を開発しました。会社は短命でしたが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で文化的アイコンとなりました。
アーサー・C・クラーク(2008年没)
『幼年期の終り』『2001年宇宙の旅』などで、人類、知性、宇宙の長い時間を描きました。静止衛星通信の構想を具体化した著述でも知られ、科学と想像力の往復を体現しました。
3月19日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1687 | ルネ=ロベール・カヴリエ・ド・ラ・サール | 探検家 |
| 1721 | クレメンス11世 | ローマ教皇 |
| 1746 | アンナ・レオポルドヴナ | ロシア摂政 |
| 1884 | エリアス・リョンロート | 医師・民俗学者 |
| 1916 | ワシーリー・スリコフ | 画家 |
| 1930 | アーサー・バルフォア | 英国首相・外相 |
| 1950 | エドガー・ライス・バローズ | 小説家 |
| 1955 | カーロイ・ミハーイ | ハンガリー大統領 |
| 1965 | ゲオルゲ・ゲオルギウ=デジ | ルーマニアの政治家 |
| 1982 | ランディ・ローズ | ギタリスト |
| 1987 | ルイ・ド・ブロイ | 理論物理学者 |
| 1990 | アンドリュー・ウッド | ロック歌手 |
| 1997 | ウィレム・デ・クーニング | 画家 |
| 2005 | ジョン・デロリアン | 自動車技術者・実業家 |
| 2008 | アーサー・C・クラーク | SF作家・科学解説者 |
| 2011 | クヌート | ホッキョクグマ |
| 2014 | フレッド・フェルプス | 宗教活動家 |
| 2022 | シャハブッディン・アハメド | バングラデシュ大統領・最高裁長官 |
3月19日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 魚座 |
| 誕生花 | 日付ごとの花は資料によって異なります |
| 3月の誕生石 | アクアマリン、サンゴ、ブラッドストーン、アイオライト |
2026年3月19日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 木曜日 |
| 和暦 | 令和8年3月19日 |
| 旧暦 | 2026年2月1日 |
| 六曜 | 友引 |
| 干支 | 壬辰(みずのえたつ) |
| 二十四節気 | 啓蟄の期間(2026年の啓蟄は3月5日22時59分、春分は3月20日23時46分) |
| 七十二候 | 菜虫化蝶(なむしちょうとなる) |
| 月齢 | 0.1(東京・正午) |
| 十二直 | 除(のぞく) |
| 日本の祝日 | 国民の祝日ではありません |
2026年3月19日の暦を読む
2026年3月19日は木曜日、旧暦2月1日です。国立天文台による新月は10時23分ごろで、東京の正午月齢は0.1。旧暦の月替わりに伴い六曜は友引となり、十二直は除です。啓蟄の末候「菜虫化蝶」はこの日までで、翌20日23時46分に春分を迎えます。マルタでは公休日、日本では祝日ではありません。
主な確認資料
- 米国国立標準技術研究所・History of Daylight Saving Time
- 国連安保理決議425
- バチカン・Pope Francis Inaugural Mass
- はとバス・会社沿革
- マルタ政府・Public Holidays
- フィンランド内務省・Flag flying days
- 日本音楽家ユニオン・3・19ミュージックの日
- 農林水産省・食育の日
- Encyclopaedia Britannica・March 19
- 国立天文台・2026年暦要項(二十四節気)
- 国立天文台・2026年月の満ち欠け
- 国立天文台・2026年3月の月齢(東京)
- 内閣府・国民の祝日
