
11月3日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢61名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】11月3日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、旧暦の日付を先発グレゴリオ暦に換算し、11月3日と一致する人物だけを掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1688年 | 市川團十郎(2代目) | 歌舞伎俳優 |
| 1706年 | 板倉勝里 | 福島藩主 |
| 1713年 | 朽木綱貞 | 福知山藩主 |
| 1744年 | 松平資昌 | 宮津藩主 |
| 1751年 | 内藤学文 | 挙母藩主 |
| 1812年 | 成瀬正住 | 犬山藩主 |
| 1827年 | 小笠原忠幹 | 安志藩主 |
| 1828年 | 大岡忠敬 | 西大平藩主 |
| 1852年 | 明治天皇 | 第122代天皇 |
| 1870年 | 安田善三郎 | 実業家・貴族院議員 |
| 1872年 | 柴田天馬 | 中国文学者・記者 |
| 1885年 | 田中長三郎 | 農学者・植物学者 |
| 1886年 | 田中栄三 | 映画監督・脚本家 |
| 1887年 | 大手拓次 | 詩人 |
| 1889年 | 高橋雄豺 | 官僚・記者・実業家 |
| 1890年 | 近藤乾三 | 能楽師 |
| 1890年 | 山川菊栄 | 評論家・女性運動家 |
| 1892年 | 桂文楽(8代目) | 落語家 |
| 1893年 | 早川徳次 | 発明家・シャープ創業者 |
| 1901年 | 山口誓子 | 俳人 |
| 1901年 | 秋元不死男 | 俳人 |
| 1902年 | 柳さく子 | 俳優 |
| 1903年 | 毛利菊枝 | 俳優 |
| 1905年 | 浪越徳治郎 | 指圧師 |
| 1906年 | 国松孝二 | ドイツ文学者 |
| 1911年 | 前田陽一 | 比較文学者 |
| 1914年 | 大来佐武郎 | 経済学者・外務大臣 |
| 1923年 | 外山滋比古 | 英文学者・言語学者 |
| 1924年 | 山崎豊子 | 小説家 |
| 1926年 | 山口瞳 | 小説家・随筆家 |
| 1928年 | 手塚治虫 | 漫画家・アニメーション作家 |
| 1928年 | 小島剛夕 | 漫画家 |
| 1936年 | さいとう・たかを | 漫画家 |
| 1946年 | 竹下亘 | 政治家 |
※上表の旧暦期の生年月日は、旧暦の月日をそのまま西暦へ置き換えたものではなく、暦日換算を行った結果です。
【海外】11月3日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1500年 | ベンヴェヌート・チェッリーニ | イタリアの彫刻家・金工家 |
| 1560年 | アンニーバレ・カラッチ | イタリアの画家 |
| 1618年 | アウラングゼーブ | ムガル帝国皇帝 |
| 1633年 | ベルナルディーノ・ラマツィーニ | イタリアの医師・医学者 |
| 1718年 | ジョン・モンタギュー | イギリス海相・サンドウィッチ伯 |
| 1749年 | ダニエル・ラザフォード | スコットランドの化学者・医師 |
| 1757年 | ロバート・スミス | アメリカ合衆国国務長官 |
| 1793年 | スティーブン・オースティン | アメリカのテキサス入植指導者 |
| 1794年 | ウィリアム・カレン・ブライアント | アメリカの詩人・記者 |
| 1801年 | ヴィンチェンツォ・ベッリーニ | イタリアの作曲家 |
| 1857年 | ミハイル・アレクセーエフ | ロシア帝国の軍人 |
| 1863年 | アルフレッド・ペロー | フランスの物理学者 |
| 1887年 | サムイル・マルシャーク | ロシア・ソ連の詩人・児童文学者 |
| 1893年 | エドワード・ドイジー | アメリカの生化学者 |
| 1899年 | シェレッシュ・レジェー | ハンガリーの作曲家 |
| 1901年 | アンドレ・マルロー | フランスの作家・文化相 |
| 1901年 | レオポルド3世 | ベルギー王 |
| 1903年 | ウォーカー・エバンス | アメリカの写真家 |
| 1906年 | アルマ・ロゼ | オーストリアのヴァイオリニスト |
| 1918年 | ボブ・フェラー | アメリカの野球選手 |
| 1921年 | チャールズ・ブロンソン | アメリカの俳優 |
| 1928年 | ニック・ホロニアック | アメリカの電子工学者 |
| 1931年 | モニカ・ヴィッティ | イタリアの俳優 |
| 1933年 | ジェレミー・ブレット | イギリスの俳優 |
| 1942年 | マーティン・クルーズ・スミス | アメリカの小説家 |
| 1945年 | 二月河 | 中国の小説家 |
| 1945年 | ゲルト・ミュラー | ドイツのサッカー選手 |
11月3日生まれの代表的な偉人
明治天皇
- 生没年:1852年11月3日(嘉永5年9月22日)~1912年7月30日(明治45年7月30日)
- 国:日本
- 肩書き:第122代天皇
京都に生まれ、幕末の政変で若くして即位し、王政復古後に東京へ移って近代国家の君主となりました。五箇条の御誓文、憲法発布、帝国議会開設、軍制と教育制度の整備が天皇名で進み、立憲君主制の象徴的中心を担いました。その治世は産業化と国際的地位上昇をもたらし、死後には明治という時代像と国家的記憶の核になりました。一方、実際の政策決定は元老・官僚との合議でしたが、日清・日露戦争、植民地支配、自由民権弾圧も天皇制国家のもとで行われ、近代化だけで評価できません。
山川菊栄
- 生没年:1890年11月3日(明治23年11月3日)~1980年11月2日(昭和55年11月2日)
- 国:日本
- 肩書き:評論家・女性運動家
東京に生まれ、青鞜や社会主義運動の論争に参加し、女性解放を階級と労働の問題から考えました。母性保護論争で保護だけに依存しない経済的自立を主張し、『武家の女性』などで家族史と女性の生活を記録しました。戦後は初代労働省婦人少年局長として女性労働行政を整え、日本の社会主義フェミニズムへ長く影響しました。一方、階級分析は重要でしたが植民地女性や性の多様性への視点は限られ、国家官僚としての政策も家族賃金を前提とする制度の制約を受けました。
早川徳次
- 生没年:1893年11月3日(明治26年11月3日)~1980年6月24日(昭和55年6月24日)
- 国:日本
- 肩書き:発明家・実業家
東京の貧困家庭に生まれ、幼くして丁稚奉公へ出され、金属加工の職人として技術を身につけました。徳尾錠や早川式繰出鉛筆を発明し、関東大震災後に大阪でラジオ製造を再出発して、後のシャープを総合電機企業へ育てました。実用品の改良を量産と販売へ結び付け、国産家電と電子産業の発展を支えました。一方、立志伝だけでは低賃金の工場労働、軍需生産、家電大量消費の環境負荷が見えず、発明も職人・技術者・販売網の共同成果として評価すべきです。
山崎豊子
- 生没年:1924年11月3日(大正13年11月3日)~2013年9月29日(平成25年9月29日)
- 国:日本
- 肩書き:小説家
大阪の老舗昆布商の家に生まれ、毎日新聞記者として働いた経験を基に、組織と個人の葛藤を描く作家となりました。『白い巨塔』『華麗なる一族』『大地の子』『沈まぬ太陽』で、医療、財閥、戦争孤児、企業事故を長期取材と群像劇で描きました。社会派小説を広い読者へ届け、映像化を通じて組織倫理と戦争責任を公共的議論にしました。一方、事実をモデルにする手法は名誉やプライバシー、資料の借用をめぐる批判と訴訟を招き、綿密な取材という評価だけで創作上の誇張を史実と混同できません。
手塚治虫
- 生没年:1928年11月3日(昭和3年11月3日)~1989年2月9日(平成元年2月9日)
- 国:日本
- 肩書き:漫画家・アニメーション作家
大阪府に生まれ、昆虫採集と映画に親しみ、戦争体験と医学教育を経て漫画家となりました。『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラック・ジャック』などで映画的構図、長編物語、生命倫理を漫画へ持ち込み、テレビアニメの産業モデルも築きました。現代ストーリー漫画と日本アニメの発展へ決定的な影響を与え、子ども向け表現の主題と市場を拡大しました。一方、低価格でテレビアニメを受注した方式は現場の低賃金と過重労働を固定したと批判され、作品内の人種・ジェンダー表象や膨大な助手の貢献も検討が必要です。
ベンヴェヌート・チェッリーニ
- 生没年:1500年11月3日~1571年2月13日
- 国:イタリア
- 肩書き:彫刻家・金工家
フィレンツェの楽器職人の家に生まれ、都市国家と宮廷が芸術家を競って抱えたルネサンス期に金工と彫刻で活動しました。『メドゥーサの首を掲げるペルセウス』や精緻な金銀器を制作し、鋳造の困難を克服する技術と劇的な人体表現を示しました。自伝は芸術家が自らの才能と名誉を語る代表的文献となり、近代的な芸術家像の形成へ影響しました。一方、自伝は誇張と自己正当化に満ち、殺人、暴力、性犯罪の告発を武勇談として語るため、傑作の評価で加害行為と宮廷特権を覆ってはなりません。
アウラングゼーブ
- 生没年:1618年11月3日~1707年3月3日
- 国:ムガル帝国
- 肩書き:第6代皇帝
グジャラート地方に皇子として生まれ、兄弟との苛烈な継承戦争に勝ってムガル皇帝となりました。デカンへ領土を最大規模まで広げ、行政と軍事を長く統率し、イスラム法令集の編纂を命じました。半世紀近い治世は南アジアの政治、税制、宗教関係を大きく変え、帝国衰退の原因をめぐる歴史論争の中心です。一方、寺院破壊、ジズヤ復活、父の幽閉など強権策は重大ですが、単純な宗教狂信者像も植民地期に誇張され、ヒンドゥー官僚の登用や地域政治を併せて見る必要があります。
ベルナルディーノ・ラマツィーニ
- 生没年:1633年11月3日~1714年11月5日
- 国:イタリア
- 肩書き:医師・医学者
カルピに生まれ、都市の職人と労働環境へ目を向け、モデナとパドヴァで医学を教えました。『働く人々の病気』で五十以上の職業について粉じん、姿勢、化学物質、反復作業と病気の関係を記述しました。患者へ職業を尋ねる診療姿勢を提唱し、産業医学・労働衛生の父として予防医学の基礎を築きました。一方、観察は近代的測定以前で因果推論に限界があり、女性や下層労働者を外部から見る当時の階級的視線も含むため、現代基準で無批判に読めません。
ダニエル・ラザフォード
- 生没年:1749年11月3日~1819年11月15日
- 国:スコットランド
- 肩書き:化学者・医師
エディンバラに生まれ、ジョゼフ・ブラックのもとで空気の成分を実験する啓蒙期化学を学びました。呼吸と燃焼を繰り返した後にも残る、生命や火を支えない気体を分離・記述し、窒素発見者の一人となりました。空気を単一元素ではなく複数気体の混合物として理解する近代化学へ重要な証拠を与えました。一方、フロギストン説の枠組みで説明していたため窒素の本質を完全に理解したわけではなく、プリーストリーやシェーレら同時代人との共同的発見として評価すべきです。
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
- 生没年:1801年11月3日~1835年9月23日
- 国:イタリア
- 肩書き:作曲家
シチリア島カターニアの音楽家一族に生まれ、ナポリで学び、ベルカント・オペラが欧州を魅了した時代に作曲しました。『夢遊病の女』『ノルマ』『清教徒』で長く流れる旋律と声の表情を重視し、歌手の技巧を劇的感情へ結び付けました。ヴェルディ、ワーグナー、ショパンらに称賛され、今日の声楽訓練とオペラ上演の重要レパートリーを残しました。一方、美しい旋律の陰で女性主人公が犠牲や狂気へ追い込まれる物語が反復され、歌手の身体へ過大な技巧負担を課す上演慣行にも注意が必要です。
アンドレ・マルロー
- 生没年:1901年11月3日~1976年11月23日
- 国:フランス
- 肩書き:作家・政治家
パリ近郊に生まれ、植民地インドシナでの事件、反ファシズム運動、スペイン内戦、対独抵抗を経て作家・政治家となりました。『人間の条件』『王道』で革命、死、連帯を描き、ド・ゴール政権の初代文化相として文化施設と文化遺産行政を拡充しました。行動する知識人像と国家文化政策へ大きな影響を与え、美術を時代と地域を越える想像の美術館として論じました。一方、冒険談には自己神話化があり、クメール遺跡からの彫刻持ち出しは植民地主義的略奪で、国家主導の文化政策も中央集権と権威主義を伴いました。
ウォーカー・エバンス
- 生没年:1903年11月3日~1975年4月10日
- 国:アメリカ
- 肩書き:写真家
ミズーリ州に生まれ、文学志望から写真へ転じ、世界恐慌下の米国社会を正面性の強い画面で記録しました。農業安定局の事業で南部の小作農家、看板、建物を撮影し、『有名人を讃えよう』や地下鉄の匿名肖像で日常の視覚文化を作品化しました。ドキュメンタリー写真を宣伝から自立した芸術へ近づけ、戦後の写真家とコンセプチュアル・アートへ影響しました。一方、貧困者を匿名の被写体として美術市場へ流通させた権力差があり、政府事業の編集意図と、写真が客観的事実だという思い込みを問い直す必要があります。
ニック・ホロニアック
- 生没年:1928年11月3日~2022年9月18日
- 国:アメリカ
- 肩書き:電子工学者
イリノイ州の移民労働者家庭に生まれ、トランジスタ発明後の半導体研究をジョン・バーディーンのもとで学びました。1962年に実用的な可視光発光ダイオードを開発し、化合物半導体レーザーと量子井戸技術にも貢献しました。LEDは表示、照明、通信を省電力化し、現代の電子機器と脱炭素化を支える基盤技術となりました。一方、発明は企業研究所と多数の先行実験に依存し、LED生産には鉱物採掘、化学物質、電子廃棄物という環境・労働問題が残ります。
11月3日に起きた歴史的な出来事
- 1450年11月3日|バルセロナ大学創設
アラゴン王アルフォンソ5世の認可でバルセロナに総合学問所が創設されました。都市の法学・医学・神学教育を制度化し、地中海地域の知識拠点となりました。なお、大学教育は聖職者と男性エリート中心で、女性、貧困層、宗教的少数派を長く排除しました。 - 1493年11月3日|コロンブスがドミニカ島を視認
第二回航海中のコロンブス一行がカリブ海の島を視認し、日曜日にちなむ名を付けました。欧州によるカリブ植民地化の地理的拡大を示します。なお、発見という語は先住民カリナゴの存在を消し、その後の征服、疫病、奴隷化を航海者の功績で覆います。 - 1577年11月3日(天正5年9月23日)|手取川の戦い
上杉謙信軍が加賀の手取川付近で織田方軍勢を破ったと伝えられます。北陸の勢力均衡と上杉・織田関係を考える重要な戦いです。なお、同時代史料が乏しく規模や戦闘経過には論争があり、後世の軍記による大勝物語を史実として断定できません。 - 1695年11月3日(元禄8年9月27日)|元禄丁銀通用開始
江戸幕府が銀の含有率を下げた元禄丁銀の流通を始めました。貨幣量を増やして財政と商取引へ対応する改鋳政策でした。なお、名目貨幣の拡大は物価上昇と旧銀との交換混乱を招き、改鋳益が幕府財政を優先したとの批判があります。 - 1783年11月3日|アメリカ大陸軍解散
独立戦争終結後、常備軍への警戒から大陸軍の大部分が解散されました。文民統制と小規模軍を重視する初期共和国の理念を示しました。なお、兵士への未払い給与と土地約束が残り、先住民との戦争は終わらず、軍縮がすべての暴力を止めたわけではありません。 - 1793年11月3日|オランプ・ド・グージュ処刑
女性の権利宣言を書いたド・グージュが反革命の罪でギロチンにかけられました。革命が普遍的人権を唱えながら女性の政治参加を排除した矛盾を示しました。なお、恐怖政治の犠牲を単なる派閥争いとせず、言論の自由とジェンダー化された処罰の問題として記憶する必要があります。 - 1851年11月3日|ドーバー海峡海底電信開通
英国とフランスを結ぶ海底ケーブルで実用的な電信通信が始まりました。外交、金融、報道の時間を短縮し、世界規模の通信網形成を促しました。なお、高速通信は帝国支配と軍事にも利用され、海底資源、通信独占、情報へアクセスできない地域の格差を広げました。 - 1880年11月3日(明治13年11月3日)|『君が代』初演
天長節の宮中行事で、現在につながる旋律の『君が代』が演奏されました。国家儀礼と学校教育を通じて国歌として定着する出発点となりました。なお、天皇への忠誠を求める戦前教育と結び付き、戦後も学校での起立・斉唱をめぐり思想良心の自由との対立があります。 - 1903年11月3日|パナマ独立宣言
パナマの分離派がコロンビアからの独立を宣言し、米国が直ちに支援しました。運河建設を可能にし、国際海運と米国の地域覇権を大きく変えました。なお、米軍艦の介入と運河地帯の主権制限があり、独立は住民自治と帝国利益が複雑に絡む出来事でした。 - 1906年11月3日|国際遭難信号SOS採択
ベルリンの国際無線電信会議が海上遭難信号としてSOSを国際標準に採択しました。言語に依存しない簡潔な符号が船舶救難と無線通信の相互運用性を高めました。なお、標準があっても設備を持たない船や通信員不足は救えず、タイタニック事故後まで運用統一は徹底されませんでした。 - 1918年11月3日|キール軍港反乱
ドイツ海軍水兵が無謀な最終出撃命令へ反対して蜂起し、労兵評議会が広がりました。反乱は帝政崩壊と休戦、共和国成立へ直結するドイツ革命の起点となりました。なお、革命後に水兵は裏切り者と攻撃され、左派運動への弾圧と政治暴力が続いたため、平和的政体移行だけではありません。 - 1929年11月3日|光州学生事件
日本植民地支配下の朝鮮で、差別的対応への抗議から学生運動が光州から各地へ広がりました。三・一運動後最大級の抗日大衆運動となり、若者と女性学生の政治参加を促しました。なお、警察は多数を検挙・処罰し、民族対立だけでなく植民地教育の構造的差別が背景にありました。 - 1944年11月3日(昭和19年11月3日)|風船爆弾攻撃開始
日本陸軍が偏西風を利用して爆弾付き気球を北米へ飛ばす作戦を始めました。大陸間兵器の早い例でしたが軍事効果は限定的でした。なお、米国で民間人六人が死亡し、資材と労働には女学生も動員され、奇抜な技術談として犠牲と総力戦動員を美化できません。 - 1946年11月3日(昭和21年11月3日)|日本国憲法公布
主権在民、基本的人権、平和主義を柱とする日本国憲法が公布されました。戦前の天皇主権国家から民主的統治へ法的枠組みを転換しました。なお、占領下での起草過程、象徴天皇制、沖縄の施政分離、権利と現実の格差を含め、完成された民主化としてのみ語れません。 - 1949年11月3日(昭和24年11月3日)|湯川秀樹ノーベル賞決定
中間子理論を提唱した湯川秀樹へのノーベル物理学賞授与が発表され、日本人初の受賞となりました。敗戦後の科学界と社会へ大きな希望を与え、基礎物理学の国際的評価を高めました。なお、個人の栄誉は研究環境と共同体の成果であり、戦時科学動員や女性研究者排除を復興物語の陰に置くべきではありません。 - 1954年11月3日(昭和29年11月3日)|映画『ゴジラ』公開
核実験で目覚めた怪獣を描く東宝映画『ゴジラ』が日本で公開されました。被爆、戦災、科学技術への恐怖を大衆娯楽へ変え、日本特撮と世界的怪獣文化の原点になりました。なお、シリーズ化で核批判が薄れる作品もあり、怪獣退治の快楽と被害者・都市破壊の記憶の緊張を読む必要があります。 - 1957年11月3日|スプートニク2号打ち上げ
ソ連が犬ライカを乗せた人工衛星を打ち上げ、生物を地球周回軌道へ送りました。宇宙での生命維持データを得て、有人宇宙飛行競争を加速しました。なお、帰還手段はなくライカは早期に死亡しており、国家威信のため動物へ死を強いた実験倫理が厳しく問われます。 - 1986年11月3日|イラン・コントラ事件発覚
レバノン誌が米レーガン政権によるイランへの秘密武器輸出を報じました。売却益をニカラグア反政府勢力へ流した計画が明らかになり、議会統制と行政権の限界が問われました。なお、関係者の恩赦と記録欠落で責任追及は不十分に終わり、中米住民が受けた戦争被害は米国内政治の陰に隠れました。 - 1986年11月3日|ミクロネシア連邦独立
ミクロネシア連邦が米国との自由連合盟約を発効させ、信託統治から主権国家となりました。独自政府と国際関係を築く一方、防衛と財政で米国との特別関係を維持しました。なお、核実験と軍事支配の地域的影響、援助依存、気候変動による海面上昇が実質的な自決を制約しています。