
6月12日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢31名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】6月12日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1605年 | 一条昭良 | 公卿・摂政・関白 |
| 1662年 | 鍋島元武 | 小城藩第2代藩主 |
| 1679年 | 醍醐冬熙 | 公卿 |
| 1695年 | 京極高長 | 峰山藩第5代藩主 |
| 1718年 | 手島堵庵 | 心学者 |
| 1733年 | 円山応挙 | 絵師・円山派の祖 |
| 1746年 | 阿部正賀 | 佐貫藩第3代藩主 |
| 1786年 | 亀井茲尚 | 津和野藩第9代藩主 |
| 1804年 | 高野長英 | 蘭学者・医師 |
| 1855年 | 田口卯吉 | 経済学者・歴史家・実業家 |
| 1877年 | 三浦新七 | 西洋史学者・実業家 |
| 1878年 | 下中弥三郎 | 出版人・平凡社創業者 |
| 1910年 | 影山正治 | 右翼運動家・思想家 |
| 1912年 | 高橋安人 | 機械工学者 |
| 1913年 | 寺前武雄 | 陸上競技選手・指導者 |
| 1917年 | 田中正巳 | 政治家・厚生大臣 |
| 1918年 | 戸井田三郎 | 政治家・厚生大臣 |
【海外】6月12日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1577年 | パウル・グルディン | 数学者・天文学者 |
| 1802年 | ハリエット・マーティノー | 社会思想家・著述家 |
| 1816年 | ニルス・ブロメール | 画家 |
| 1819年 | チャールズ・キングズリー | 聖職者・小説家 |
| 1827年 | ヨハンナ・シュピリ | 児童文学作家 |
| 1848年 | フリードリヒ・ザイツ | 作曲家・ヴァイオリニスト |
| 1868年 | ソル・ホワイト | 野球選手・監督・歴史家 |
| 1870年 | エルンスト・シュトローマー | 古生物学者 |
| 1890年 | エゴン・シーレ | 画家 |
| 1892年 | ジューナ・バーンズ | 小説家・詩人 |
| 1915年 | デイヴィッド・ロックフェラー | 銀行家・慈善家 |
| 1920年 | ハインリヒ・シュトルム | ドイツ空軍軍人 |
| 1924年 | ジョージ・H・W・ブッシュ | 第41代アメリカ大統領 |
| 1941年 | チック・コリア | ジャズピアニスト・作曲家 |
6月12日生まれの代表的な偉人
円山応挙
- 生没年:1733年6月12日(享保18年5月1日)~1795年8月31日(寛政7年7月17日)
- 国:日本
- 肩書き:絵師・円山派の祖
眼鏡絵や西洋の遠近法を学びつつ、対象を直接観察して描く「写生」を日本の絵画に根づかせました。花鳥、動物、人物、幽霊までを、正確な形と親しみやすい構成で表し、寺院障壁画から町人向けの作品まで幅広く制作します。伝統的な装飾性と現実感を両立させた画風は円山派、さらに四条派へ受け継がれ、京都画壇の基盤となりました。近世から近代へ続く日本画の見方を変えた絵師です。
ハリエット・マーティノー
- 生没年:1802年6月12日~1876年6月27日
- 国:イギリス
- 肩書き:社会思想家・著述家・ジャーナリスト
政治経済の仕組みを物語で説明する連作を刊行し、専門知識を広い読者へ開きました。アメリカ旅行では奴隷制と女性の地位を観察し、社会を制度だけでなく家庭、宗教、慣習から調べる方法を示します。コントの実証主義を英語圏へ紹介する一方、女性の教育、財産権、職業参加を主張しました。自ら調査し、比較し、公共圏へ発信する仕事によって、社会学と女性ジャーナリズムの先駆者とされます。
高野長英
- 生没年:1804年6月12日(文化元年5月5日)~1850年12月3日(嘉永3年10月30日)
- 国:日本
- 肩書き:蘭学者・医師
長崎でシーボルトに西洋医学を学び、江戸では尚歯会に加わって海外情勢を研究しました。幕府が漂流民を送り届けに来た外国船を砲撃する方針を出すと、『戊戌夢物語』でその無謀さを批判し、蛮社の獄で投獄されます。脱獄後も身を隠しながら兵学書や医学書を翻訳しました。鎖国下で世界の軍事力と国際関係を現実的に捉え、政策批判を公にした知識人です。
ヨハンナ・シュピリ
- 生没年:1827年6月12日~1901年7月7日
- 国:スイス
- 肩書き:児童文学作家
アルプスの祖父のもとで暮らす少女を描いた『ハイジ』で、自然の中の成長、家族の回復、都市生活との対照を児童の視点から表しました。作品の山岳風景はスイスの国民的イメージと結びつき、翻訳、映画、アニメーションを通じて世界各地で読み継がれます。単純な牧歌にとどまらず、孤児、病気、貧困、教育の問題を物語に織り込み、子どもを感情と判断を持つ主体として描いた作家です。
田口卯吉
- 生没年:1855年6月12日(安政2年4月29日)~1905年4月13日(明治38年4月13日)
- 国:日本
- 肩書き:経済学者・歴史家・実業家
自由主義経済を紹介し、雑誌『東京経済雑誌』を創刊して、統計と理論に基づく政策論争の場を作りました。『日本開化小史』では王朝や英雄だけでなく、制度、産業、社会の変化から歴史を説明し、文明史的な叙述を試みます。保護貿易や政府の過度な介入を批判する一方、鉄道会社や出版社の経営にも携わりました。学問、言論、事業を結び、近代日本の経済ジャーナリズムを形づくった人物です。
下中弥三郎
- 生没年:1878年6月12日(明治11年6月12日)~1961年2月21日(昭和36年2月21日)
- 国:日本
- 肩書き:出版人・平凡社創業者
教員や労働運動を経て平凡社を創業し、『大百科事典』をはじめとする大規模な事典出版に挑みました。知識を一部の専門家の所有物にせず、家庭で参照できる形にするという理念は、円本や百科事典が普及した大衆社会の学習環境を支えます。戦前には国家主義的な運動に関わった時期もありましたが、戦後は世界連邦運動を推進しました。出版によって市民の知的基盤を広げた一方、時代の思想的振幅も体現します。
エゴン・シーレ
- 生没年:1890年6月12日~1918年10月31日
- 国:オーストリア
- 肩書き:画家
ねじれた身体、鋭い輪郭、むき出しの肌を用いて、欲望、不安、老い、死を直視する自画像と人物画を描きました。師と仰いだクリムトの装飾性から離れ、余白の中に孤立する身体そのものを心理表現へ変えます。未成年者をモデルにした制作やわいせつ物をめぐって拘禁され、その倫理は現在も検討の対象です。28歳でスペインかぜにより死去しましたが、表現主義美術に人間の脆さを刻んだ作品は強い影響を残しました。
ジューナ・バーンズ
- 生没年:1892年6月12日~1982年6月18日
- 国:アメリカ
- 肩書き:小説家・詩人・ジャーナリスト
ニューヨークで挿絵記者として働いた後、パリの芸術家社会に加わり、小説『夜の森』で欲望、喪失、ジェンダーの不安定さを濃密な比喩で描きました。女性同士の愛を文学の中心に置きながら、人物を単純な同一性へ回収しない難解な文体は、モダニズム文学の可能性を広げます。生前は長く孤立しましたが、後にフェミニズム、クィア文学研究から再評価され、20世紀文学の隠れた基準点となりました。
デイヴィッド・ロックフェラー
- 生没年:1915年6月12日~2017年3月20日
- 国:アメリカ
- 肩書き:銀行家・慈善家
チェース・マンハッタン銀行の会長として国際業務を拡大し、企業経営者が各国首脳や中央銀行と直接結ぶネットワークを築きました。外交問題評議会や三極委員会を通じ、民間から国際協調と自由貿易を支えます。美術館、大学、都市開発への巨額寄付でも知られる一方、巨大資本が公的政策へ及ぼす影響への批判も受けました。20世紀アメリカの金融、慈善、非政府外交が重なり合う姿を象徴します。
ジョージ・H・W・ブッシュ
- 生没年:1924年6月12日~2018年11月30日
- 国:アメリカ
- 肩書き:第41代アメリカ大統領
第二次世界大戦の海軍飛行士から、下院議員、国連大使、CIA長官、副大統領を経て大統領となりました。東欧革命、ベルリンの壁崩壊、ソ連解体に際して同盟国と慎重に協調し、冷戦終結を管理します。イラクのクウェート侵攻には多国籍軍を組織して湾岸戦争を戦いました。国内では財政赤字への対応で公約に反して増税し再選を逃しましたが、外交の実務と連合形成を重んじた政権でした。
チック・コリア
- 生没年:1941年6月12日~2021年2月9日
- 国:アメリカ
- 肩書き:ジャズピアニスト・作曲家
マイルス・デイヴィスの電化期に参加した後、リターン・トゥ・フォーエヴァーを結成し、ジャズの即興にロックの音量、ラテン音楽のリズム、電子鍵盤の音色を結びつけました。『スペイン』をはじめ親しみやすさと高度な構成を兼ねた曲は、世界の演奏家に取り上げられています。アコースティックなデュオから大編成まで形を変え続け、ジャンルを固定せず、対話としての即興を更新した音楽家です。
6月12日に起きた歴史的な出来事
- 1906年6月12日(明治39年)|日本エスペラント協会設立
国際補助語エスペラントを普及する団体が東京で設立されました。国境を越えた直接交流を目指す運動は、文学、宗教、労働運動など異なる分野の人々を結びつけました。 - 1910年6月12日(明治43年)|宇高連絡船が運航開始
国鉄の宇野線開通に合わせ、岡山県宇野と香川県高松を結ぶ鉄道連絡船が就航しました。本州と四国の人流・物流を支え、瀬戸大橋が開通するまで主要な幹線の一部を担いました。 - 1915年6月12日(大正4年)|杉本京太が邦文タイプライターの特許取得
縦横に並べた多数の活字から文字を選んで印字する日本語タイプライターが特許を得ました。漢字仮名交じり文の機械化を進め、企業や官庁の文書作成を変えました。 - 1922年6月12日(大正11年)|加藤友三郎内閣成立
ワシントン海軍軍縮会議で全権を務めた加藤友三郎が首相となりました。協調外交と軍縮を進め、シベリア出兵の撤兵を完了させましたが、在任中に病没しました。 - 1935年6月12日|チャコ戦争が停戦
ボリビアとパラグアイが、グラン・チャコ地方をめぐる三年余りの戦争の停戦議定書に署名しました。過酷な乾燥地で多数の兵士が死亡し、両国社会に深い傷を残しました。 - 1942年6月12日|アンネ・フランクが日記を書き始める
13歳の誕生日に贈られた日記帳へ、アンネ・フランクが記録を始めました。潜伏生活で書き継がれた文章は、迫害を受ける一人の少女の思考と日常を後世へ伝えています。 - 1964年6月12日|ネルソン・マンデラに終身刑判決
南アフリカのリボニア裁判で、マンデラら反アパルトヘイト運動の指導者に終身刑が言い渡されました。彼は27年間収監され、釈放後に民主化交渉を率いました。 - 1967年6月12日|金星探査機ベネラ4号打ち上げ
ソ連がベネラ4号を打ち上げました。同機は金星大気から観測データを送信した最初の探査機となり、二酸化炭素主体の高温・高圧環境を明らかにしました。 - 1967年6月12日(昭和42年)|新潟水俣病患者が提訴
阿賀野川流域の有機水銀中毒被害者が、原因企業の昭和電工に損害賠償を求めて提訴しました。四大公害裁判の一つとなり、企業の予見義務と責任を問いました。 - 1969年6月12日(昭和44年)|原子力船むつ進水
日本初の原子力船むつが青森県で進水しました。後に放射線漏れを起こし、受け入れ港をめぐる対立が長期化して、原子力政策と地域合意の難しさを示しました。 - 1978年6月12日(昭和53年)|宮城県沖地震
宮城県沖を震源とする地震が発生し、仙台市を中心にブロック塀の倒壊や住宅被害が相次ぎました。都市型地震災害への対策と建築基準の強化を促しました。 - 1979年6月12日(昭和54年)|元号法公布
元号は政令で定め、皇位継承の場合に限って改めるとする元号法が公布されました。戦後も慣行で使われていた元号に、簡潔な法的根拠が与えられました。 - 1987年6月12日|レーガンがベルリンの壁撤去を呼びかける
西ベルリンのブランデンブルク門前で、レーガン米大統領がゴルバチョフに壁を取り壊すよう訴えました。演説は冷戦末期の東西分断を象徴する言葉となりました。 - 1991年6月12日|エリツィンがロシア共和国大統領に当選
ソ連を構成するロシア共和国で初の直接大統領選挙が行われ、ボリス・エリツィンが勝利しました。共産党組織から独立した民意の基盤を得て、ソ連解体を主導します。 - 2009年6月12日|アメリカで地上波テレビのデジタル移行
全米の主要な地上波テレビ局がアナログ放送を終了し、デジタル放送へ移行しました。周波数の有効利用と高画質化が進む一方、受信機器の更新支援も大きな政策課題となりました。