
6月13日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢25名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】6月13日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1545年 | 内藤信成 | 戦国武将・近江長浜藩主 |
| 1718年 | 秋月種美 | 高鍋藩第7代藩主 |
| 1766年 | 鍋島直温 | 蓮池藩第8代藩主 |
| 1812年 | 鈴木重胤 | 国学者 |
| 1851年 | 久留島通靖 | 森藩第11代藩主 |
| 1852年 | 川村清雄 | 洋画家 |
| 1920年 | 岡田英次 | 俳優 |
| 1923年 | 船田譲 | 政治家・栃木県知事 |
| 1923年 | 奈良光枝 | 歌手 |
| 1924年 | 三田隆 | 俳優 |
| 1934年 | 川名登 | 経済史学者 |
| 1935年 | 加藤克巳 | 歌人 |
【海外】6月13日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1773年 | トマス・ヤング | 物理学者・医師・言語学者 |
| 1831年 | ジェームズ・クラーク・マクスウェル | 物理学者 |
| 1854年 | チャールズ・アルジャーノン・パーソンズ | 技術者 |
| 1863年 | ルーシー・ダフ=ゴードン | ファッションデザイナー |
| 1865年 | W・B・イェイツ | 詩人・劇作家 |
| 1865年 | カール・ブロスフェルト | 写真家・植物学者 |
| 1870年 | ジュール・ボルデ | 細菌学者・免疫学者 |
| 1888年 | フェルナンド・ペソア | 詩人・作家 |
| 1892年 | ベイジル・ラスボーン | 俳優 |
| 1893年 | ドロシー・L・セイヤーズ | 推理作家・翻訳家 |
| 1928年 | ジョン・ナッシュ | 数学者 |
| 1935年 | クリスト | 美術家 |
| 1935年 | サマック・スントラウェート | タイ首相 |
6月13日生まれの代表的な偉人
トマス・ヤング
- 生没年:1773年6月13日~1829年5月10日
- 国:イギリス
- 肩書き:物理学者・医師・言語学者
二重スリット実験によって光が干渉することを示し、ニュートン以来優勢だった粒子説に対して波動説を復活させました。材料の弾性を表すヤング率や、眼の焦点調節、色覚の三色説にも名を残します。さらにロゼッタ・ストーンの研究で、ヒエログリフに表音的な要素があることを見抜きました。医学、物理学、言語学を横断し、異なる現象の背後にある仕組みを実験と比較から捉えた「最後の万能人」の一人です。
ジェームズ・クラーク・マクスウェル
- 生没年:1831年6月13日~1879年11月5日
- 国:スコットランド
- 肩書き:物理学者
電気と磁気に関する実験法則を一組の方程式にまとめ、変化する電磁場が波として空間を伝わることを示しました。その速さが光速と一致するため、光そのものを電磁波として統一的に説明します。気体分子の速度分布を扱う統計力学、土星の環の安定性、世界初期のカラー写真にも貢献しました。ニュートン力学と20世紀の相対論・量子論をつなぎ、通信と電子技術の理論的基盤を築いた人物です。
川村清雄
- 生没年:1852年6月13日(嘉永5年4月26日)~1934年5月16日(昭和9年5月16日)
- 国:日本
- 肩書き:洋画家
幕府派遣留学生として渡米し、さらにヴェネツィアで油彩画を学びました。帰国後は工部美術学校で教え、明治初期の日本に西洋画の材料と技法を伝えます。西洋化政策の反動で洋画が退潮すると画壇の中心から離れましたが、漆を下地にした板へ油絵具で日本の歴史や風俗を描く独自の方法を探りました。西洋技法を模倣に終わらせず、日本の素材と主題へ接続しようとした近代洋画の先駆者です。
チャールズ・アルジャーノン・パーソンズ
- 生没年:1854年6月13日~1931年2月11日
- 国:イギリス・アイルランド
- 肩書き:技術者・発明家
蒸気を多段の羽根へ連続的に当て、高速回転を得る反動式蒸気タービンを実用化しました。従来の往復動蒸気機関より小型で滑らかに大出力を生み、発電所の大型化と電力の普及を支えます。実験船タービニアの高速航行で船舶用動力としての性能も示し、軍艦や客船へ広がりました。現代の火力・原子力発電でも基本原理が用いられ、エネルギーを電気へ変える産業インフラを形づくりました。
W・B・イェイツ
- 生没年:1865年6月13日~1939年1月28日
- 国:アイルランド
- 肩書き:詩人・劇作家
ケルトの神話と民間伝承を掘り起こし、英語で書きながらアイルランド固有の文化的自立を追求しました。アベイ座の設立に関わり、文学復興運動を舞台芸術へ広げます。初期の幻想的な抒情詩から、独立闘争、内戦、老いを見つめる硬質な詩へ作風を変え、政治的熱狂にも距離を取りました。1923年にノーベル文学賞を受賞し、民族文化と個人の象徴世界を結びつけた20世紀詩の基準を作りました。
ジュール・ボルデ
- 生没年:1870年6月13日~1961年4月6日
- 国:ベルギー
- 肩書き:細菌学者・免疫学者
血清中に存在し、抗体と協力して細菌を破壊する補体系の働きを解明しました。抗原と抗体の反応を間接的に検出する補体結合反応は、感染症診断の発展に道を開きます。また百日咳菌を共同発見し、微生物学と免疫学を結びつけました。免疫が単一物質の作用ではなく、複数の要素が連鎖する仕組みであることを示した功績により、1919年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
フェルナンド・ペソア
- 生没年:1888年6月13日~1935年11月30日
- 国:ポルトガル
- 肩書き:詩人・作家
アルベルト・カエイロ、リカルド・レイス、アルヴァロ・デ・カンポスなど、経歴、文体、思想まで異なる多数の「異名者」を作り、それぞれの名で作品を書きました。これは単なる筆名ではなく、一人の自己を複数の作者へ分解する文学的実験です。生前にポルトガル語で刊行した本は少数でしたが、死後にトランクから大量の原稿が見つかりました。都市の孤独と自己の不確かさを描き、現代文学の作者概念を揺さぶりました。
ドロシー・L・セイヤーズ
- 生没年:1893年6月13日~1957年12月17日
- 国:イギリス
- 肩書き:推理作家・翻訳家・評論家
貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿を主人公とする作品で、精密な謎解きに階級、職業倫理、戦争後遺症、女性の自立を組み込みました。『学寮祭の夜』では女子教育と結婚の選択を事件の構造そのものにします。広告業界で働いた経験を『殺人は広告する』に生かし、後半生にはダンテ『神曲』を英訳しました。探偵小説を知的ゲームから、人物の道徳的決断を描く長編小説へ広げた作家です。
岡田英次
- 生没年:1920年6月13日(大正9年6月13日)~1995年9月14日(平成7年9月14日)
- 国:日本
- 肩書き:俳優
戦後の独立プロ映画に参加し、『原爆の子』など社会的主題を持つ作品で活動しました。フランスのアラン・レネ監督『二十四時間の情事』では、被爆地広島でフランス人女性と出会う日本人建築家を演じ、記憶と忘却、個人の愛と歴史的惨禍が交差する物語を担います。国境を越えた共同製作がまだ少ない時代に、言語の壁を越えて国際映画の中心に立ち、戦後日本を世界がどう見るかを映す顔となりました。
ジョン・ナッシュ
- 生没年:1928年6月13日~2015年5月23日
- 国:アメリカ
- 肩書き:数学者
複数の参加者が互いの選択を前提に最適な戦略を選び、誰も一方的には変更する利益を持たない状態を「ナッシュ均衡」として定式化しました。この考えは経済学の価格競争や交渉だけでなく、政治、生物進化、情報科学へ広がります。非協力ゲーム理論への貢献で1994年にノーベル経済学賞を受賞しました。統合失調症による長い研究中断を経験しながら復帰した生涯でも知られますが、数学的業績は均衡概念そのものの力にあります。
クリスト
- 生没年:1935年6月13日~2020年5月31日
- 国:ブルガリア・アメリカ
- 肩書き:美術家
妻ジャンヌ=クロードと共同し、建物、海岸、島、橋などを布で包み、都市や自然の景観を一時的に変える巨大プロジェクトを実現しました。許可交渉、住民討議、技術設計、撤去までを作品の一部と考え、資金は計画図や模型の販売でまかない、企業スポンサーを避けます。短期間で消えるからこそ、普段見過ごす場所の形、公共空間の所有、合意形成の過程を人々に意識させ、芸術の範囲を物体から社会的な出来事へ広げました。
6月13日に起きた歴史的な出来事
- 1373年6月13日|英葡永久同盟の基礎となる条約締結
イングランドとポルトガルが友好・相互援助を定める条約を結びました。後のウィンザー条約で強化され、現在まで続く最古級の国家間同盟とされています。 - 1525年6月13日|マルティン・ルターが結婚
宗教改革者ルターが、修道院を離れたカタリナ・フォン・ボラと結婚しました。聖職者の独身制を否定する自らの教説を生活で示し、プロテスタント牧師家庭の一つの型となりました。 - 1587年6月13日(天正15年5月8日)|島津義久が豊臣秀吉に降伏
九州平定を進める豊臣軍に対し、島津義久が泰平寺で降伏しました。島津氏は領地を減らされながらも存続し、秀吉による全国統一は大きく前進しました。 - 1774年6月13日|ロードアイランドが奴隷輸入を制限
北米ロードアイランド植民地が、アフリカから植民地への奴隷の直接輸入を禁じる法律を成立させました。例外が多く、域外の奴隷貿易への関与も続きましたが、法的規制への一歩でした。 - 1878年6月13日|ベルリン会議開幕
露土戦争後のバルカン秩序を調整するため、ビスマルクの主催で列強が会議を開きました。国境と独立を列強が決めた結果、新たな少数民族問題と対立も残しました。 - 1924年6月13日(大正13年)|築地小劇場開場
土方与志と小山内薫らが東京に築地小劇場を開きました。翻訳劇、演出、俳優訓練を一体で実践し、日本の新劇運動に常設の拠点を与えました。 - 1940年6月13日|戦艦ノースカロライナ進水
アメリカ海軍の新型戦艦ノースカロライナが進水しました。第二次世界大戦では高速空母部隊を護衛し、航空母艦を中心とする海戦への移行を支えました。 - 1942年6月13日|アメリカ戦略情報局設置
ルーズベルト大統領の命令で、CIAの前身にあたる戦略情報局OSSが設置されました。敵地の情報収集、分析、特殊作戦を統合し、戦後の情報機関の原型となりました。 - 1944年6月13日|ヴィレル・ボカージュの戦い
ノルマンディー上陸後、英軍とドイツ軍がフランスのヴィレル・ボカージュ周辺で交戦しました。英軍の進撃は止まり、カーン攻略をめぐる戦いは長期化しました。 - 1944年6月13日|V1飛行爆弾によるイギリス攻撃開始
ドイツが無人のV1飛行爆弾をロンドン方面へ発射し始めました。軍事目標の精密攻撃より市民に恐怖を与える兵器で、巡航ミサイルの先駆けとなりました。 - 1952年6月13日|カタリナ事件
バルト海上で情報収集中のスウェーデン軍機がソ連戦闘機に撃墜され、捜索機も攻撃されました。中立国スウェーデンとソ連の間で、冷戦下の秘密活動が表面化しました。 - 1953年6月13日(昭和28年)|内灘闘争で住民と警官隊が衝突
石川県内灘村の米軍砲弾試射場への永久接収に反対する住民や支援者が、警官隊と衝突しました。基地負担と土地の権利を争う戦後初期の代表的な住民運動となりました。 - 1966年6月13日|ミランダ判決
アメリカ連邦最高裁が、身柄拘束中の取調べ前に黙秘権と弁護人を求める権利を告知する必要があると判断しました。「ミランダ警告」として刑事手続の標準になりました。 - 1971年6月13日|ペンタゴン・ペーパーズ報道開始
ニューヨーク・タイムズが、ベトナム戦争政策の秘密史を掲載し始めました。政府は差し止めを求めましたが、最高裁は報道の自由を重視して退けました。 - 2010年6月13日(平成22年)|探査機はやぶさが地球へ帰還
小惑星イトカワを探査したはやぶさが約60億キロの旅を終え、試料カプセルをオーストラリアへ投下しました。小惑星からの試料回収という世界初の成果を達成しました。