
6月14日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢27名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】6月14日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1588年 | 保科正貞 | 戦国武将・旗本 |
| 1679年 | 徳川徳松 | 館林藩世子 |
| 1816年 | 伊東長裕 | 岡田藩第9代藩主 |
| 1838年 | 山縣有朋 | 陸軍軍人・内閣総理大臣 |
| 1866年 | 今村力三郎 | 弁護士・専修大学総長 |
| 1874年 | 村松志孝 | 教育者・静岡英和女学院校長 |
| 1883年 | 神代種亮 | 国文学者・書誌学者 |
| 1887年 | 山脇敏子 | 洋画家・服飾教育者 |
| 1899年 | 川端康成 | 小説家 |
| 1929年 | 日野啓三 | 小説家・新聞記者 |
| 1936年 | 村上豊 | 画家・挿絵画家 |
| 1936年 | 井上敦 | 政治家 |
| 1936年 | 山根成之 | 映画監督 |
| 1937年 | 杉原輝雄 | プロゴルファー |
【海外】6月14日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1732年 | ルイージ・ランツィ | 考古学者・美術史家 |
| 1736年 | シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン | 物理学者・土木技術者 |
| 1763年 | ジーモン・マイール | 作曲家 |
| 1811年 | ハリエット・ビーチャー・ストウ | 小説家・奴隷制廃止運動家 |
| 1817年 | シャルル=オーギュスト・フレーキン | 彫刻家 |
| 1856年 | アンドレイ・マルコフ | 数学者 |
| 1864年 | アロイス・アルツハイマー | 精神科医・神経病理学者 |
| 1868年 | カール・ラントシュタイナー | 病理学者・免疫学者 |
| 1870年 | イヴァン・ハリトーノフ | ロシア宮廷料理人 |
| 1891年 | イェウヘーン・コノヴァーレツ | ウクライナ民族運動指導者 |
| 1910年 | ルドルフ・ケンペ | 指揮者 |
| 1913年 | スタンリー・ブラック | 指揮者・作曲家 |
| 1928年 | チェ・ゲバラ | 革命家・医師 |
6月14日生まれの代表的な偉人
シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン
- 生没年:1736年6月14日~1806年8月23日
- 国:フランス
- 肩書き:物理学者・土木技術者
ねじり秤を用い、二つの電荷の間に働く力が電荷の積に比例し、距離の二乗に反比例することを精密に測定しました。磁極間の力についても同様の関係を調べ、電気と磁気を定量的な物理学へ変えます。軍事技術者として構造物、摩擦、材料強度も研究しました。電荷の単位クーロンに名を残し、その法則は電磁気学の理論体系と、電気を利用するあらゆる技術の出発点になりました。
ハリエット・ビーチャー・ストウ
- 生没年:1811年6月14日~1896年7月1日
- 国:アメリカ
- 肩書き:小説家・奴隷制廃止運動家
逃亡奴隷法が成立し、自由州の住民にも奴隷捕獲への協力が求められた時代に『アンクル・トムの小屋』を発表しました。奴隷にされた人々の家族分断と暴力を感情に訴える物語として描き、北部の多数の読者を反奴隷制へ動かします。黒人像の類型化や穏健な解決観は後世に批判されましたが、家庭向け小説が国政論争へ直接介入し、大衆文学の政治的な力を示した作品です。
山縣有朋
- 生没年:1838年6月14日(天保9年閏4月22日)~1922年2月1日(大正11年2月1日)
- 国:日本
- 肩書き:陸軍軍人・第3・9代内閣総理大臣
長州藩の奇兵隊から明治政府に入り、徴兵令の制定と参謀本部の整備を通じて、藩兵に代わる近代的な陸軍制度を築きました。首相として地方制度、官僚制、軍事と政治の枠組みを固め、退任後も元老として首相選定や人事に強い影響を持ちます。政党政治を警戒し、軍の独立性を強めたことは後世の軍部台頭にも影を落としました。近代国家建設の制度化と権威主義的統治の両面を体現します。
アンドレイ・マルコフ
- 生没年:1856年6月14日~1922年7月20日
- 国:ロシア
- 肩書き:数学者
次の状態が、それ以前の全履歴ではなく現在の状態に依存する確率過程を体系化しました。この「マルコフ連鎖」は、母音と子音の並びを数える文学テキストの分析にも自ら応用しています。抽象的な確率論として始まった考えは、天気予報、遺伝子解析、検索順位、音声認識、機械学習など、時間とともに状態が変化する現象のモデルになりました。偶然の連なりに数学的な構造を与えた研究です。
アロイス・アルツハイマー
- 生没年:1864年6月14日~1915年12月19日
- 国:ドイツ
- 肩書き:精神科医・神経病理学者
記憶障害、言語障害、見当識の低下を示した患者アウグステ・データーを長期に観察し、死後の脳に異常な沈着物と神経線維の変化を見つけました。1906年に症例を報告し、精神症状と脳組織の病変を結びつけます。後にその名が疾患名となりました。単一症例から病理学的な手がかりを得た仕事は認知症研究の基礎となり、患者の語りと身体的検査をともに重視する臨床の重要性も示しています。
カール・ラントシュタイナー
- 生没年:1868年6月14日~1943年6月26日
- 国:オーストリア・アメリカ
- 肩書き:病理学者・免疫学者
人の赤血球と血清を組み合わせた実験から、血液には相性の異なるA、B、Oの型があることを発見しました。これにより、原因不明の事故が多かった輸血を、適合性を確かめて安全に行う道が開かれます。後には共同研究でRh因子の発見にも関わり、母子間の血液型不適合や輸血反応の理解を進めました。血液型の発見で1930年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、救急医療と外科を根本から変えました。
川端康成
- 生没年:1899年6月14日(明治32年6月14日)~1972年4月16日(昭和47年4月16日)
- 国:日本
- 肩書き:小説家
『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『古都』などで、孤独、喪失、美への執着を、余白の多い簡潔な文章と鋭い感覚描写で表しました。新感覚派として映画的な文体を試みる一方、古典文学や茶の湯の美意識を近代小説へ取り込みます。1968年、日本人として初めてノーベル文学賞を受賞しました。美を永遠の伝統として示すだけでなく、その背後にある死や断絶も描き、海外における日本文学像へ大きな影響を与えました。
ルドルフ・ケンペ
- 生没年:1910年6月14日~1976年5月12日
- 国:ドイツ
- 肩書き:指揮者
オーボエ奏者として培った呼吸感と合奏感覚を生かし、過度な誇張を避けながらオーケストラの各声部を明晰に響かせました。リヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品やワーグナーの楽劇で、巨大な編成を透明にまとめる解釈を残します。ドレスデン、ミュンヘン、ロンドンなどの楽団を率い、録音でも作品の構造を自然に伝えました。指揮者の個性を前面に押し出さず、演奏家同士の応答から音楽を形づくった名匠です。
チェ・ゲバラ
- 生没年:1928年6月14日~1967年10月9日
- 国:アルゼンチン・キューバ
- 肩書き:革命家・医師
ラテンアメリカ旅行で貧困と格差を目にし、カストロらの武装闘争に参加してキューバ革命の勝利に貢献しました。革命後は国立銀行総裁や工業相を務め、識字運動と経済改革を進めますが、中央集権的統治や処刑への関与も批判されています。その後コンゴ、ボリビアで革命を広げようとして捕らえられ、処刑されました。反帝国主義の象徴として世界的に消費される肖像と、実際の政策・暴力を区別して考える必要がある人物です。
日野啓三
- 生没年:1929年6月14日(昭和4年6月14日)~2002年10月14日(平成14年10月14日)
- 国:日本
- 肩書き:小説家・新聞記者
戦後の都市と個人の関係を、団地、高層ビル、埋立地、砂漠など人工的で不安定な風景から描きました。新聞特派員として韓国やベトナム戦争を取材した経験を持ち、小説『あの夕陽』『夢の島』では、歴史の暴力と現代人の空虚さを幻想的な像に変えます。自然と都市、人間と無機物の境界が揺らぐ感覚は、経済成長後の日本社会を捉える独自の文学となり、環境とテクノロジーを考える先駆的な作品群を残しました。
村上豊
- 生没年:1936年6月14日(昭和11年6月14日)~2022年7月22日(令和4年7月22日)
- 国:日本
- 肩書き:画家・挿絵画家
新聞小説や児童文学、歴史読み物の挿絵を数多く手がけ、墨のにじみと軽やかな線で、人物の感情や物語の時代感を一場面に凝縮しました。司馬遼太郎作品などの挿絵は、文章と並走しながら読者が登場人物や土地を想像する手がかりになります。書籍の装丁、絵本、屏風画にも活動を広げ、原文を説明するだけでなく別の余韻を加える挿絵の力を示しました。出版文化を視覚面から支えた代表的作家です。
6月14日に起きた歴史的な出来事
- 1775年6月14日|大陸軍創設
第二次大陸会議が、各植民地の民兵を統合する大陸軍の設置を決めました。翌日ジョージ・ワシントンが総司令官に選ばれ、独立戦争を戦う統一軍が形づくられました。 - 1777年6月14日|星条旗をアメリカ国旗に制定
大陸会議が、赤白13本の縞と青地に13個の星を配した旗を国家の旗と定めました。州の増加に合わせ星を加える現在の国旗制度の原型となりました。 - 1900年6月14日|ハワイ準州政府発足
アメリカに併合されたハワイで準州政府が正式に発足しました。住民による王国転覆と併合への異議を残したまま、アメリカの領域統治へ組み込まれました。 - 1919年6月14日|初の無着陸大西洋横断飛行へ出発
イギリス人飛行士アルコックとブラウンがニューファンドランドを離陸しました。悪天候と機器故障を越え、翌日アイルランドへ到着し、無着陸横断を初めて達成しました。 - 1920年6月14日(大正9年)|夕張炭鉱爆発事故
北海道の北炭夕張炭鉱で爆発が起き、多数の鉱員が死亡しました。石炭が産業を支える一方、坑内労働者が重大な危険を負っていたことを示す災害です。 - 1926年6月14日|ブラジルが国際連盟を脱退
常任理事国入りを求めていたブラジルが、要求が認められないことに反発して国際連盟からの脱退を通告しました。連盟の代表性と大国中心の運営への不満が表れました。 - 1940年6月14日|ドイツ軍がパリへ入城
フランス侵攻を続けるドイツ軍が、無防備都市を宣言したパリを占領しました。フランス政府は退却し、数日後に休戦を求めることになります。 - 1940年6月14日|ソ連がバルト三国に最後通牒
ソ連がリトアニアに親ソ政権の樹立と軍の自由な駐留を要求し、続いてラトビアとエストニアにも圧力をかけました。三国は占領され、ソ連へ編入されました。 - 1940年6月14日(昭和15年)|勝鬨橋開通
東京の隅田川に、中央部が跳ね上がる双葉式の可動橋が開通しました。築地と月島を結び、船舶交通と道路交通を両立させる近代土木の象徴となりました。 - 1949年6月14日|アカゲザルのアルバート2世が宇宙へ
アメリカのV2ロケットに乗ったアカゲザルが高度100キロを越え、宇宙空間へ到達した最初の霊長類となりました。帰還時の事故で死亡し、宇宙医学の進歩と動物実験の倫理をともに残しました。 - 1951年6月14日|UNIVAC Iをアメリカ国勢調査局へ納入
商用利用を目的に設計された初期の電子計算機UNIVAC Iが国勢調査局で正式に運用されました。計算機が研究施設から行政と企業のデータ処理へ広がる転換点でした。 - 1967年6月14日|金星探査機マリナー5号打ち上げ
NASAがマリナー5号を打ち上げました。金星近傍を通過して大気の電波掩蔽観測を行い、表面付近の高温高圧環境の理解を深めました。 - 1972年6月14日(昭和47年)|日本航空ニューデリー墜落事故
日本航空471便がインドのニューデリー空港への進入中に墜落し、乗員乗客と地上の住民が死亡しました。国際線運航における進入手順と安全管理が問われました。 - 1982年6月14日|フォークランド紛争でアルゼンチン軍降伏
イギリス軍に包囲されたポート・スタンリーのアルゼンチン軍が降伏し、約二カ月半の戦闘が事実上終結しました。島の主権問題は解決せず現在も残っています。 - 1985年6月14日|シェンゲン協定署名
西欧五カ国がルクセンブルクのシェンゲンで、域内国境検査を段階的に廃止する協定へ署名しました。人の自由移動を実現する現在のシェンゲン圏の出発点となりました。