
12月29日、今日は何の日?
この日に起きた歴史的な事件、世界の祝日・記念日、誕生日・命日を迎える著名人など、12月29日にまつわる特別な出来事を紹介します。
今日(2026年12月29日)の暦・六曜・吉日・月齢などもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
12月29日に起きた主な事件
- 1170年12月29日:カンタベリー大司教トマス・ベケットがカンタベリー大聖堂で殺害
- 1845年12月29日:テキサス共和国がアメリカ合衆国に併合され第28州となる
- 1860年12月29日:イギリス海軍の装甲艦HMSウォーリアが進水
- 1885年12月29日:日本初の本格的私鉄とされる阪堺鉄道が開業
- 1890年12月29日:アメリカでウンデット・ニーの虐殺が発生
- 1911年12月29日:モンゴルが清からの独立を宣言
- 1920年12月29日:フランス社会党の分裂からフランス共産党が成立
- 1924年12月29日:東京・青山脳病院で火災が発生
- 1928年12月29日:張学良が易幟を行い中国の形式的統一が実現
- 1929年12月29日:上越線清水トンネルが貫通
- 1934年12月29日:日本政府がワシントン海軍軍縮条約の廃棄を通告
- 1937年12月29日:アイルランド憲法が施行
- 1947年12月29日:戸籍法施行規則で子の名に使える漢字が当用漢字に制限
- 1948年12月29日:熊本県人吉市で免田事件が発生
- 1959年12月29日:リスボン地下鉄が開業
- 1967年12月29日:現代自動車が韓国で設立
- 1968年12月29日:東京大学と東京教育大学が翌年度入学試験の中止を決定
- 1972年12月29日:イースタン航空401便がフロリダ州で墜落
- 1978年12月29日:スペイン憲法が発効
- 1989年12月29日:ヴァーツラフ・ハヴェルがチェコスロバキア大統領に選出
- 1989年12月29日:日経平均株価が終値3万8915円87銭の史上最高値を記録
- 1992年12月29日:ブラジルのフェルナンド・コロール大統領が辞任
- 1993年12月29日:生物多様性条約が発効
- 1996年12月29日:グアテマラ政府と反政府勢力が和平協定に調印
- 2024年12月29日:韓国・務安国際空港でチェジュ航空2216便事故が発生
1170年|トマス・ベケットがカンタベリー大聖堂で殺害
イングランド王ヘンリー2世と教会の権限をめぐって対立していたカンタベリー大司教トマス・ベケットが、国王の言葉を受けたと考えた4人の騎士によって大聖堂内で殺害されました。
事件はヨーロッパ中に衝撃を与え、ベケットは死後まもなく聖人に列せられました。ヘンリー2世は政治的圧力を受けて贖罪を行い、王権と教会権力の関係を象徴する中世史の重大事件となりました。
1890年|ウンデット・ニーの虐殺
アメリカ・サウスダコタ州ウンデット・ニーで、第7騎兵連隊がラコタ族の一団を武装解除しようとする中で銃撃が発生し、多数の先住民が死亡しました。犠牲者には女性や子どもも多く含まれていました。
この事件は19世紀のアメリカ西部における先住民戦争の終末を象徴する出来事とされます。先住民に対する強制移住・土地収奪の歴史を考える上で重要で、現在も追悼と歴史的再評価が続いています。
1911年|モンゴルが清から独立を宣言
辛亥革命で清朝の支配が揺らぐ中、外モンゴルの貴族・宗教勢力が独立を宣言し、ジェプツンダンバ・ホトクト8世をボグド・ハーンとして国家元首に推戴しました。
その後モンゴルをめぐって中国・ロシア・ソ連の影響が交錯しましたが、1921年の人民革命を経て独立が定着しました。現在のモンゴルでは12月29日が「国家自由・独立回復の日」として公休日です。
1928年|張学良が易幟を実施
満州を支配していた張学良が、それまでの北京政府系の旗から国民政府の青天白日満地紅旗へ旗を替える「易幟」を行い、南京国民政府への服属を表明しました。
これにより軍閥が分裂していた中国は形式上、国民政府の下で統一されました。日本の満州権益と中国ナショナリズムの対立はさらに強まり、後の満州事変へつながる国際関係にも影響しました。
1934年|日本がワシントン海軍軍縮条約の廃棄を通告
日本政府が、主力艦保有比率などを定めたワシントン海軍軍縮条約から離脱するため、条約廃棄を正式に通告しました。日本は米英と同等の海軍軍備を求め、既存の制限体制への不満を強めていました。
通告後、条約は規定に従って失効へ向かい、ロンドン海軍軍縮条約の体制も崩れていきました。各国の海軍軍拡が進み、1930年代後半の国際協調体制の解体を象徴する出来事の一つです。
1937年|アイルランド憲法が施行
国民投票で承認された新しいアイルランド憲法が施行され、国名をアイルランド(Éire)と定め、大統領職など現在につながる国家制度の基本枠組みが整えられました。
憲法はイギリスとの関係をさらに弱め、独立国家としての主権を明確化しました。1949年には共和国宣言を経て英連邦を離脱し、現在のアイルランド共和国へとつながりました。
1972年|イースタン航空401便墜落事故
ニューヨークからマイアミへ向かっていたイースタン航空401便が、着陸進入中にフロリダ州エバーグレーズへ墜落しました。乗員乗客101人が死亡しました。
操縦室の乗員が前脚表示灯の不具合に注意を集中し、自動操縦の解除と高度低下に気づくのが遅れたことが事故原因の中心とされました。CRM(乗員間の資源管理)の重要性を示す航空安全史上の代表例です。
1989年|日経平均株価が史上最高値を記録
1989年最後の取引日に日経平均株価が終値3万8915円87銭を記録しました。土地・株式価格が大きく上昇した日本のバブル経済を象徴する水準です。
翌1990年から株価は下落へ転じ、地価下落や金融機関の不良債権問題とともにバブル崩壊が進みました。この終値は長く更新されず、日本経済の「失われた時代」を語る象徴的な数字となりました。
1993年|生物多様性条約が発効
生態系、種、遺伝子の多様性を守り、生物資源を持続可能に利用し、遺伝資源の利用から得られる利益を公平に分配することを目的とする生物多様性条約が発効しました。
気候変動枠組条約と並ぶ1992年リオ地球サミットの主要成果で、各国の自然保護政策や国際目標の基盤となっています。後のカルタヘナ議定書や昆明・モントリオール生物多様性枠組にもつながりました。
1996年|グアテマラ内戦の和平協定
グアテマラ政府と左派ゲリラ組織の連合体URNGが「確固たる恒久平和に関する協定」に調印し、1960年から36年続いた内戦が正式に終結しました。
内戦では先住民を中心に多数の市民が犠牲となり、強制失踪や虐殺など深刻な人権侵害が起きました。和平後も格差や司法、過去の責任追及が課題となっていますが、中米和平史の大きな転機でした。
2024年|チェジュ航空2216便事故
タイ・バンコクから韓国の務安国際空港へ向かっていたチェジュ航空2216便が着陸時に滑走路を逸脱し、空港施設に衝突して炎上しました。乗員乗客181人のうち179人が死亡しました。
韓国国内で発生した航空事故として極めて大きな犠牲を出し、着陸装置、鳥衝突、空港設備など複数の要因をめぐる調査が進められました。事故は航空安全と空港設計のあり方を再検討する契機となっています。
12月29日の記念日・世界の祝日
モンゴルの国家自由・独立回復の日
1911年12月29日にモンゴルが清からの独立を宣言したことを記念する国民の祝日です。ボグド・ハーンを君主とする政権が成立し、現在のモンゴル国家形成につながる重要な節目となりました。
カンボジア平和の日
長期にわたる内戦と武装勢力の統合を終結へ導いた1998年12月29日の「ウィン・ウィン政策」の達成を記念するカンボジアの公休日です。国家統合と平和の回復を記念する日として設けられています。
シャンソンの日
1990年12月29日、東京・銀座で多くのシャンソン歌手を育てた老舗ライブハウス「銀巴里」が閉店したことにちなむ記念日です。日本におけるシャンソン文化の歴史を振り返る日として知られています。
今日(2026年12月29日)が祝日の国
本日、2026年12月29日は、次の3か国で祝日となっています。
- キリバス:クリスマス休暇
- カンボジア:平和の日
- モンゴル:国家自由・独立回復の日
12月29日が誕生日の有名人
ウィリアム・グラッドストン(1809年生)
イギリスの政治家です。19世紀後半に自由党を率い、4度にわたり首相を務めました。選挙制度改革、アイルランド自治問題、財政改革などヴィクトリア朝政治の中心人物でした。
北村透谷(1868年生)
詩人・評論家です。『蓬萊曲』や評論「内部生命論」などを発表し、明治期のロマン主義文学の先駆者となりました。文学の自立や内面の自由を重視した思想でも知られます。
パブロ・カザルス(1876年生)
スペイン・カタルーニャ出身のチェリスト・指揮者です。チェロを独奏楽器として高い芸術的地位へ押し上げ、バッハの無伴奏チェロ組曲の復興にも大きく貢献しました。
浜田省吾(1952年生)
シンガーソングライターです。「悲しみは雪のように」「J.BOY」などで知られ、ロックを基盤に社会や青春を描く楽曲を長年発表してきました。
荒川静香(1981年生)
元フィギュアスケート選手です。2006年トリノ冬季オリンピック女子シングルで金メダルを獲得し、アジアの選手として同種目初の五輪金メダリストとなりました。
錦織圭(1989年生)
プロテニス選手です。2014年全米オープンで男子シングルス準優勝を果たし、日本男子として初めて四大大会シングルス決勝へ進出しました。世界ランキング自己最高4位を記録しています。
佳子内親王(1994年生)
皇族で、秋篠宮文仁親王と紀子妃の第2女子です。国内外の式典や国際親善、文化・福祉関係の行事などで公的活動を行っています。
12月29日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1809 | ウィリアム・グラッドストン | イギリス首相 |
| 1868 | 北村透谷 | 詩人・評論家 |
| 1876 | パブロ・カザルス | チェリスト・指揮者 |
| 1887 | 信時潔 | 作曲家 |
| 1910 | ロナルド・コース | 経済学者 |
| 1938 | ジョン・ヴォイト | 俳優 |
| 1948 | Mr.マリック | マジシャン |
| 1950 | 見城徹 | 編集者・実業家 |
| 1952 | 浜田省吾 | シンガーソングライター |
| 1954 | 高円宮憲仁親王 | 皇族 |
| 1960 | 岸本加世子 | 俳優 |
| 1964 | 鶴見辰吾 | 俳優 |
| 1967 | 坂崎千春 | イラストレーター・絵本作家 |
| 1972 | ジュード・ロウ | 俳優 |
| 1977 | あらゐけいいち | 漫画家 |
| 1979 | ディエゴ・ルナ | 俳優・映画監督 |
| 1979 | 押切もえ | モデル・タレント |
| 1981 | 荒川静香 | 元フィギュアスケート選手 |
| 1989 | 錦織圭 | プロテニス選手 |
| 1994 | 佳子内親王 | 皇族 |
12月29日が命日の有名人
トマス・ロバート・マルサス(1834年没)
イギリスの経済学者・人口学者です。『人口論』で人口増加と食料供給の関係を論じ、その議論は経済学や人口学だけでなく、ダーウィンの自然選択説にも影響を与えました。
ウィリアム・オスラー(1919年没)
カナダ出身の医師・医学教育者です。病床で患者を診る臨床教育を重視し、ジョンズ・ホプキンス病院などで近代的な医学教育制度の確立に貢献しました。
南方熊楠(1941年没)
博物学者・民俗学者です。粘菌研究や植物学、民俗学など幅広い分野で独創的な研究を行い、熊野の自然保護運動にも取り組みました。
山田耕筰(1965年没)
作曲家・指揮者です。「赤とんぼ」「からたちの花」などの歌曲、交響曲、オペラを手がけ、日本の近代西洋音楽の発展とオーケストラ文化の普及に大きく貢献しました。
アンドレイ・タルコフスキー(1986年没)
ソ連出身の映画監督です。『惑星ソラリス』『鏡』『ストーカー』など、時間と記憶、信仰を深く掘り下げる映像表現で世界の映画作家に大きな影響を与えました。
ペレ(2022年没)
ブラジルの元サッカー選手です。ブラジル代表としてワールドカップを3度制覇し、圧倒的な得点力と技術で「王様」と呼ばれたサッカー史上屈指の選手です。
ジミー・カーター(2024年没)
第39代アメリカ大統領です。大統領退任後も選挙監視、人権、感染症対策など国際的な平和活動を続け、2002年にノーベル平和賞を受賞しました。
12月29日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 721 | 元明天皇 | 第43代天皇 |
| 1170 | トマス・ベケット | カンタベリー大司教 |
| 1834 | トマス・ロバート・マルサス | 経済学者・人口学者 |
| 1894 | クリスティーナ・ロセッティ | 詩人 |
| 1919 | ウィリアム・オスラー | 医師・医学教育者 |
| 1926 | ライナー・マリア・リルケ | 詩人 |
| 1929 | ヴィルヘルム・マイバッハ | 自動車技術者 |
| 1941 | 南方熊楠 | 博物学者・民俗学者 |
| 1941 | 岡野貞一 | 作曲家 |
| 1964 | 三木露風 | 詩人 |
| 1965 | 山田耕筰 | 作曲家・指揮者 |
| 1969 | 大谷竹次郎 | 実業家・松竹創業者 |
| 1986 | アンドレイ・タルコフスキー | 映画監督 |
| 2022 | ペレ | 元サッカー選手 |
| 2022 | ヴィヴィアン・ウエストウッド | ファッションデザイナー |
| 2023 | 坂田利夫 | お笑い芸人 |
| 2024 | ジミー・カーター | 第39代アメリカ大統領 |
12月29日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 山羊座 |
| 誕生花 | オドントグロッサム、ナンテン、プリムラ・ジュリアン |
| 12月の誕生石 | ターコイズ、タンザナイト、ジルコン |
2026年12月29日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 火曜日 |
| 和暦 | 令和8年12月29日 |
| 旧暦 | 11月21日 |
| 六曜 | 先勝 |
| 干支 | 丁丑(ひのとうし) |
| 二十四節気 | 冬至 |
| 七十二候 | 麋角解(さわしかのつのおつる) |
| 月齢 | 20.1(東京・正午) |
2026年12月29日の六曜は「先勝」
先勝は「先んずれば勝つ」とされ、一般に午前が吉、午後が凶とされる六曜です。予定を早めに進める日と解釈されます。
2026年12月29日の二十四節気は「冬至」
冬至(とうじ)は、一年で昼が最も短く夜が最も長くなる頃を表す二十四節気です。七十二候では「麋角解(さわしかのつのおつる)」の時期で、大鹿の角が落ちて生え替わる頃とされます。
