
11月14日、今日は何の日?
この日に起きた歴史的な事件、世界の祝日・記念日、誕生日・命日を迎える著名人など、11月14日にまつわる特別な出来事を紹介します。
今日(2026年11月14日)の暦・六曜・吉日・月齢などもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
11月14日に起きた主な事件
- 1804年11月14日:華岡青洲が全身麻酔による乳がん手術に成功
- 1860年11月14日:清とロシア帝国が北京条約に調印
- 1888年11月14日:パリにパスツール研究所が開設
- 1889年11月14日:ネリー・ブライが世界一周旅行へ出発
- 1910年11月14日:ユージン・イーリーが世界初の艦上離陸に成功
- 1918年11月14日:チェコスロバキアが共和国を宣言
- 1922年11月14日:BBCがラジオ放送を開始
- 1930年11月14日:濱口雄幸首相が東京駅で狙撃される
- 1940年11月14日:ドイツ空軍によるコヴェントリー空襲
- 1957年11月14日:アメリカでマフィアのアパラチン会議が摘発
- 1965年11月14日:ベトナム戦争のイア・ドラン渓谷の戦いが始まる
- 1969年11月14日:有人月探査船アポロ12号が打ち上げ
- 1971年11月14日:マリナー9号が火星周回軌道へ到達
- 1973年11月14日:関門橋が開通
- 1990年11月14日:ドイツとポーランドが国境条約に調印
- 1994年11月14日:ユーロスターが営業運転を開始
- 2003年11月14日:太陽系外縁天体セドナが発見される
- 2007年11月14日:浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグで日本勢初優勝
1804年|華岡青洲が全身麻酔による乳がん手術に成功
紀伊国の医師・華岡青洲が、乳がんを患っていた藍屋勘に対し、全身麻酔薬「通仙散」を用いた乳房切除手術を行いました。記録が残る全身麻酔下の外科手術として、世界で最も早い成功例の一つです。
青洲は漢方医学とオランダ流外科を組み合わせ、長年の実験を重ねて通仙散を完成させました。欧米でエーテル麻酔が実用化される約40年前の成果であり、日本の医学史だけでなく世界の麻酔・外科史でも重要な業績とされています。
1889年|ネリー・ブライが世界一周旅行へ出発
アメリカの新聞記者ネリー・ブライが、ジュール・ヴェルヌの小説『八十日間世界一周』を現実に上回ることを目指し、ニューヨークから一人で世界一周の旅へ出発しました。列車と汽船を乗り継ぎ、72日余りで帰還しました。
旅の経過は新聞『ニューヨーク・ワールド』で連日報じられ、大きな社会現象となりました。女性が単独で長距離を旅することへの偏見を覆すとともに、現場へ身を置いて伝えるブライの手法は、行動する調査報道の先駆けとして評価されています。
1922年|BBCがラジオ放送を開始
イギリス放送協会の前身である英国放送会社が、ロンドンの2LO局から定時ラジオ放送を開始しました。最初のニュースは夕方に放送され、続いて音楽や天気予報などが届けられました。
英国放送会社は無線機メーカーの共同出資で設立され、1927年に公共放送の英国放送協会へ改組されました。正確さと公共性を重視する放送の仕組みを築き、BBCはその後、テレビや国際放送を含む世界有数の公共メディアへ発展しました。
1930年|濱口雄幸首相が東京駅で狙撃される
内閣総理大臣の濱口雄幸が、岡山での陸軍演習へ向かうため東京駅に入ったところ、右翼団体に属する佐郷屋留雄に至近距離から銃撃され、重傷を負いました。濱口は一命を取り留めたものの、翌1931年に傷の悪化で死去しました。
濱口内閣は金解禁や緊縮財政を進め、ロンドン海軍軍縮条約を批准していましたが、軍部や右翼から強い反発を受けていました。事件は政党政治への暴力が拡大していく昭和初期の転換点の一つとなり、内閣の弱体化にもつながりました。
1940年|ドイツ空軍によるコヴェントリー空襲
第二次世界大戦中、ドイツ空軍がイングランド中部の工業都市コヴェントリーを夜通し空襲しました。焼夷弾と爆弾によって市街地の広い範囲が焼失し、中世以来のコヴェントリー大聖堂も外壁を残して破壊されました。
軍需工場を抱える都市を狙った攻撃で、多数の市民が犠牲となりました。戦後、大聖堂の廃墟は保存され、その隣に新聖堂が建設されました。コヴェントリーは破壊の記憶を伝えながら、和解と平和運動を象徴する都市となっています。
1969年|有人月探査船アポロ12号が打ち上げ
NASAの有人月探査ミッション、アポロ12号がフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。上昇中に機体へ雷が2度落ち、一時的に警報が相次ぎましたが、乗組員と管制官の対応で飛行を継続しました。
チャールズ・コンラッドとアラン・ビーンは月面へ着陸し、無人探査機サーベイヤー3号の近くで精密着陸を成功させました。機器の設置や試料採取に加え、探査機の部品を地球へ持ち帰り、月面環境の影響を調べる成果を残しました。
1971年|マリナー9号が火星周回軌道へ到達
NASAの無人探査機マリナー9号が火星周回軌道へ入り、地球以外の惑星を周回した史上初の宇宙探査機となりました。到着時の火星は大規模な砂嵐に覆われていたため、撮影計画を変更して天候の回復を待ちました。
探査機は火星表面の約85%を撮影し、巨大火山オリンポス山や大峡谷、かつて水が流れた可能性を示す地形を詳しく記録しました。火星観を一変させた成果は、後のバイキング計画をはじめとする惑星探査の基礎になりました。
1973年|関門橋が開通
本州の山口県下関市と九州の福岡県北九州市門司区を結ぶ関門橋が開通しました。関門海峡をまたぐ全長1,068メートルの道路専用吊り橋で、中国自動車道と九州自動車道をつなぐ高速道路網の要所となりました。
開通によって、それまで国道トンネルやフェリーへ集中していた海峡横断交通の選択肢が増え、九州と本州の物流・観光が大きく前進しました。海峡の景観を代表する構造物としても親しまれ、現在も関門地域の重要な交通基盤です。
11月14日の記念日・世界の祝日
世界糖尿病デー
国際糖尿病連合と世界保健機関が1991年に始め、国連も公式に認めた国際デーです。インスリンの発見に大きく貢献した医師フレデリック・バンティングの誕生日にちなみ、糖尿病の予防、診断、治療への理解を広げます。
文化財不法取引防止の国際デー
文化財の盗難、略奪、不正な輸出入への関心を高めるため、ユネスコが2019年に定めた国際デーです。文化財の不法な輸出入などを禁じる1970年のユネスコ条約が11月14日に採択されたことに由来します。
埼玉県民の日
1871年11月14日に、廃藩置県後の府県統合によって埼玉県が誕生したことにちなむ日です。県成立100周年にあたる1971年に条例で定められ、県内では施設の無料開放や記念行事などが行われますが、国民の祝日ではありません。
インドの子どもの日
インドの初代首相ジャワハルラール・ネルーの誕生日に、子どもの権利、教育、福祉の大切さを考える日です。学校などで文化行事や啓発活動が行われますが、インド全土の公休日ではありません。
モンテネグロのニェゴシュの日
モンテネグロの君主・詩人であったペータル2世ペトロヴィッチ=ニェゴシュの生誕と文化的功績をたたえる祝日です。11月13日と14日の2日間が公休日で、文学や国家文化への理解を深める行事が行われます。
ギニアビサウの再調整運動記念日
1980年11月14日の政変『再調整運動』を記念するギニアビサウの公休日です。ジョアン・ベルナルド・ヴィエイラらがルイス・カブラル政権を倒し、その後の同国政治が大きく転換しました。
イランのファーティマ殉教記念日
イスラム教シーア派で預言者ムハンマドの娘ファーティマの死を悼む日です。イスラム暦ジュマーダー・アル=アーヒラ月3日にあたり、イランでは宗教施設などで追悼行事が行われます。2026年11月14日は国の公休日です。
フォークランド諸島の国王誕生日
11月14日はチャールズ3世の実際の誕生日で、フォークランド諸島では国王誕生日として祝われます。ただし2026年は土曜日にあたるため、公式な公休日は11月16日月曜日へ移されています。
今日(2026年11月14日)が祝日の国
本日、2026年11月14日は、次の3か国で祝日となっています。
- ギニアビサウ:再調整運動記念日
- イラン:ファーティマ殉教記念日
- モンテネグロ:ニェゴシュの日(第2日)
11月14日が誕生日の有名人
クロード・モネ(1840年生)
フランスの画家で、印象派を代表する人物です。『印象・日の出』が印象派という名称の由来となり、光と色の移ろいを追った『睡蓮』の連作など、近代絵画に大きな影響を与える作品を残しました。
ジャワハルラール・ネルー(1889年生)
インド独立運動の指導者で、独立後の初代首相です。マハトマ・ガンディーらとイギリスからの独立を目指し、首相就任後は議会制民主主義、工業化、非同盟外交を推進して現代インドの基礎を築きました。
力道山(1924年生)
朝鮮半島出身の大相撲力士・プロレスラーです。プロレスへ転向後、外国人レスラーを空手チョップで倒す姿がテレビで人気を集め、日本プロレス界の礎を築きました。ジャイアント馬場やアントニオ猪木も育てています。
チャールズ3世(1948年生)
イギリス国王で、イギリスを含む英連邦王国の君主です。長く皇太子として公務や慈善活動に携わり、環境保護や持続可能な農業を早くから訴えました。2022年、エリザベス2世の死去に伴って即位しました。
野村周平(1993年生)
兵庫県出身の俳優です。NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』、映画『ちはやふる』シリーズ、ドラマ『恋仲』『好きな人がいること』などに出演し、若者役から個性の強い人物まで幅広く演じています。
11月14日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1840 | クロード・モネ | 画家 |
| 1889 | ジャワハルラール・ネルー | 政治家、初代インド首相 |
| 1907 | アストリッド・リンドグレーン | 児童文学作家 |
| 1924 | 力道山 | プロレスラー、元大相撲力士 |
| 1933 | 遠藤章 | 生化学者 |
| 1948 | チャールズ3世 | イギリス国王 |
| 1952 | 小林繁 | 元プロ野球選手 |
| 1954 | コンドリーザ・ライス | 政治学者、元アメリカ国務長官 |
| 1955 | 中野浩一 | 元競輪選手 |
| 1962 | 田中敦子 | 声優 |
| 1962 | こおろぎさとみ | 声優 |
| 1963 | あめくみちこ | 俳優 |
| 1968 | 雫井脩介 | 小説家 |
| 1969 | 鈴木英哉 | ミュージシャン |
| 1971 | 森崎博之 | 俳優、タレント |
| 1979 | 児玉智洋 | お笑いタレント |
| 1979 | オルガ・キュリレンコ | 俳優、モデル |
| 1985 | 江藤愛 | アナウンサー |
| 1986 | 片岡安祐美 | 野球選手、監督 |
| 1993 | 野村周平 | 俳優 |
11月14日が命日の有名人
ユスティニアヌス1世(565年没)
東ローマ帝国の皇帝です。北アフリカやイタリアの旧西ローマ領を回復し、ローマ法を集大成した『ローマ法大全』を編纂させました。コンスタンティノープルのアヤソフィア大聖堂建設でも知られます。
ゴットフリート・ライプニッツ(1716年没)
ドイツの哲学者・数学者です。ニュートンとは独立に微積分法を体系化し、現在も使われる記号を考案しました。二進法の研究や『モナド論』でも知られ、論理学、法学、歴史学など幅広い分野に足跡を残しました。
ゲオルク・ヘーゲル(1831年没)
ドイツ観念論を代表する哲学者です。歴史や精神を、対立を通じて発展する運動として捉え、『精神現象学』『法の哲学』などを著しました。その思想はマルクスをはじめ、後世の哲学・政治思想へ大きな影響を与えました。
三木武夫(1988年没)
徳島県出身の政治家で、第66代内閣総理大臣です。金権政治の是正と政治改革を掲げ、ロッキード事件では真相究明を進めました。軍部批判を貫いた戦前の議会活動から『議会政治の子』とも呼ばれました。
火野正平(2024年没)
東京都出身の俳優です。『国盗り物語』『必殺シリーズ』など数多くの時代劇・映画で存在感を示しました。晩年はNHK BS『にっぽん縦断 こころ旅』で自転車に乗って各地を訪れ、親しみ深い語りで人気を集めました。
11月14日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 565 | ユスティニアヌス1世 | 東ローマ皇帝 |
| 669 | 藤原鎌足 | 飛鳥時代の廷臣 |
| 1282 | 日蓮 | 僧侶、日蓮宗各派の祖 |
| 1716 | ゴットフリート・ライプニッツ | 哲学者、数学者 |
| 1831 | ゲオルク・ヘーゲル | 哲学者 |
| 1908 | 光緒帝 | 清朝第11代皇帝 |
| 1916 | サキ | 小説家 |
| 1946 | マヌエル・デ・ファリャ | 作曲家 |
| 1971 | 金田一京助 | 言語学者、国語学者 |
| 1986 | 円地文子 | 小説家 |
| 1988 | 三木武夫 | 政治家、第66代内閣総理大臣 |
| 2024 | 火野正平 | 俳優 |
11月14日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 蠍座 |
| 誕生花 | アジアンタム、皇帝ダリア、サフラン |
| 11月の誕生石 | トパーズ、シトリン |
2026年11月14日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 土曜日 |
| 和暦 | 令和8年11月14日 |
| 旧暦 | 10月6日 |
| 六曜 | 先負 |
| 干支 | 壬辰(みずのえたつ) |
| 二十四節気 | 立冬 |
| 七十二候 | 地始凍(ちはじめてこおる) |
| 月齢 | 4.8(東京・正午) |
2026年11月14日の六曜は「先負」
先負は、急がず静かに物事を進めるのがよいとされ、一般に午前は凶、午後は吉と考えられる六曜です。勝負事や重要な判断では慎重さが意識されます。
2026年11月14日の二十四節気は「立冬」
立冬(りっとう)は、暦の上で冬が始まり、朝晩の冷え込みが増していくころを表す二十四節気です。2026年は11月7日から11月21日までが立冬にあたります。
