
3月11日、今日は何の日?
2026年3月11日(水曜日)の歴史、企業・団体の記念日、世界の祝日、著名人の誕生日と命日をまとめます。
まず注目したいのは、1941年の武器貸与法成立、1990年のリトアニア独立回復、2011年の東日本大震災。日付の由来、歴史上の出来事、公休日か啓発日かという違いまで、根拠を分けて詳しく見ていきましょう。
| 早わかり | 内容 |
|---|---|
| 歴史の注目項目 | 1941年の武器貸与法成立/1990年のリトアニア独立回復/2011年の東日本大震災 |
| 代表的な記念日 | 東日本大震災の発災日・追悼の日/いのちの日/おくる防災の日 |
| 2026年の暦 | 水曜日・旧暦2026年1月23日・国民の祝日ではありません |
3月11日に起きた主な事件
- 1702年|ロンドンで「デイリー・クーラント」が創刊され、英国最初の日刊新聞と位置づけられました。
- 1861年|米南部の脱退州が連合国の恒久憲法を採択し、奴隷制を明文で保護しました。
- 1864年|英国シェフィールド近郊で新設ダムが決壊し、洪水が谷沿いの住宅と工場を襲いました。
- 1917年|第一次世界大戦のメソポタミア戦線で英国軍がオスマン帝国支配下のバグダッドへ入りました。
- 1941年|ルーズベルト大統領が武器貸与法へ署名し、参戦前の米国が連合国支援を大幅に拡大しました。
- 1942年|日本軍に包囲されたフィリピンから、マッカーサー将軍が大統領命令でオーストラリアへ向け脱出しました。
- 1960年|米国の宇宙探査機パイオニア5号が太陽周回軌道へ向かい、惑星間空間の観測を行いました。
- 1985年|ミハイル・ゴルバチョフがソ連最高指導者となり、ペレストロイカとグラスノスチを始めました。
- 1990年|リトアニア共和国最高会議が、ソ連による併合以前の国家独立を回復すると宣言しました。
- 2004年|スペインの通勤列車4編成で爆弾が相次いで爆発し、193人が死亡、多数が負傷しました。
- 2011年|三陸沖でマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、大津波と原子力事故を伴う複合災害となりました。
- 2020年|世界保健機関が、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大をパンデミックと特徴づけました。
1702年|英国初の日刊新聞「デイリー・クーラント」創刊
1702年3月11日、ロンドンのフリート・ブリッジ付近で「The Daily Courant」第1号が発行されました。片面1ページの小さな新聞で、主に海外紙から集めたニュースを掲載し、編集者の私見を抑える方針を掲げました。
印刷物が定期的に政治・外交情報を届ける市場を広げ、日刊ジャーナリズムの発達を支えました。ただし現代の新聞と同じ取材網や紙面構成が最初からあったわけではなく、検閲、郵便、識字率、広告の発展とともに形を変えました。
1861年|アメリカ連合国憲法が採択
南北戦争直前の1861年3月11日、アラバマ州モンゴメリーに集まった代表者はアメリカ連合国憲法を全会一致で採択しました。米国憲法に似た制度を置きながら、大統領任期、関税、州権に変更を加えました。
最も重要なのは奴隷を財産として明示的に保護し、新領土にも奴隷制を認めた点です。脱退原因を抽象的な「州の権利」だけで説明すると、何の権利を守ろうとしたのかが見えなくなります。憲法は南軍敗北とともに実効性を失いました。
1864年|シェフィールド大洪水
1864年3月11日深夜、デイル・ダイク貯水池の堤防が決壊し、大量の水がロックスリー川とドン川の谷を流れ下りました。シェフィールドの工業地区や住宅が破壊され、240人を超える死者が出ました。
調査では堤防工事と地盤の問題が検討されましたが、単一原因の確定には至りませんでした。補償請求を扱う特別法が成立し、巨大インフラの設計責任、独立検査、被災者補償を社会がどう担うかを問う初期の重大事故となりました。
1917年|英国軍がバグダッドを占領
1916年のクート降伏で大敗した英国は軍を再編し、フレデリック・モード将軍の指揮でティグリス川沿いに進撃しました。1917年3月11日、オスマン軍が撤退したバグダッドへ英国軍が入り、重要な行政・交通拠点を確保しました。
英国は「征服者ではなく解放者」と宣言しましたが、戦後の委任統治と石油利権、反英蜂起はその言葉との矛盾を示します。現代イラク国家の形成を理解するには、オスマン支配の終わりと欧州列強の統治設計を併せて見る必要があります。
1941年|米国で武器貸与法が成立
第二次世界大戦で英国がドイツと戦い続けるなか、米国は代金を即時支払えない国へ兵器・物資を供給する仕組みを検討しました。1941年3月11日成立の武器貸与法は、大統領が米国防衛に重要と判断する国へ物資を移転できるようにしました。
英国、ソ連、中国などへ航空機、車両、食料、原材料が送られ、米国は「民主主義の兵器廠」として中立から実質的支援へ踏み出しました。無償贈与だけではなく貸与・返還・戦後清算を含み、米国の世界的影響力を拡大した制度です。
1942年|マッカーサーがコレヒドール島を離脱
1942年3月11日夜、ダグラス・マッカーサーは家族と幕僚を伴い、魚雷艇でマニラ湾のコレヒドール島を出発しました。ミンダナオ島から航空機でオーストラリアへ移り、南西太平洋連合軍の指揮を執ることになります。
「私は戻る」と誓った一方、残された米比軍はバターンとコレヒドールで降伏し、死の行進と捕虜虐待を経験しました。後の帰還の英雄物語だけでなく、撤退命令、取り残された兵士、フィリピン住民の犠牲を併記すべき出来事です。
1960年|NASAがパイオニア5号を打ち上げ
1960年3月11日、NASAはケープカナベラルからパイオニア5号を打ち上げました。探査機は地球と金星の軌道の間を通る太陽周回軌道へ入り、磁場、宇宙線、太陽粒子などを測定しました。
約3,600万キロ離れた地点からの通信記録を樹立し、深宇宙通信と太陽風研究の経験を蓄積しました。特定惑星への着陸機ではなく、惑星間空間そのものを測る初期探査であり、後の太陽圏科学と深宇宙航行の基礎になりました。
1985年|ゴルバチョフがソ連共産党書記長に選出
チェルネンコ書記長の死去翌日、1985年3月11日に共産党中央委員会は54歳のゴルバチョフを新書記長へ選びました。高齢指導者が短期間で相次いで亡くなった後の世代交代で、経済停滞と官僚制の改革が期待されました。
市場的要素を導入するペレストロイカ、情報公開のグラスノスチ、米国との核軍縮を進めましたが、改革は民族問題と経済混乱も表面化させ、1991年にソ連が解体しました。冷戦終結への功績と国内崩壊への評価が交錯します。
1990年|リトアニアが独立回復を宣言
独立派サユディスが選挙で勝利した後、最高会議は1990年3月11日、「独立国家リトアニアの再建に関する法」を採択しました。1940年のソ連併合を違法とし、1918年に成立した共和国の法的連続性を主張しました。
ソ連は経済封鎖と圧力を加え、1991年1月にはビリニュスで市民がソ連軍に殺害されました。それでも抵抗は続き、同年国際承認を得ます。ソ連構成共和国で最初の明確な離脱宣言となり、バルト三国とソ連解体へ影響しました。
2004年|マドリード列車爆破テロ
2004年3月11日朝、マドリード中心部へ向かう通勤列車に仕掛けられた爆弾10個がほぼ同時に爆発しました。捜査はアルカイダ思想に影響を受けたイスラム過激派の細胞へ至り、当初政府がETA関与を強調した情報発信も問題となりました。
事件は総選挙直前の社会を揺さぶり、対テロ政策、イラク戦争、政府情報の信頼性をめぐる議論を引き起こしました。EUは犠牲者を追悼する日を3月11日に定めています。宗教や移民全体を犯人集団と同一視しないことが不可欠です。
2011年|東日本大震災
2011年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震が発生しました。強い揺れと巨大津波が東北・関東の太平洋沿岸を襲い、多数の死者・行方不明者を出し、住宅、交通、産業、地域社会へ甚大な被害を与えました。
福島第一原子力発電所では全電源喪失から炉心損傷、水素爆発、広域避難へ至りました。直接死だけでなく避難生活による関連死、故郷を離れた人々、長期の廃炉・復興課題が続きます。「復興済み」と一括せず、地域差と現在進行形の影響を記憶する日です。
警察庁の死者・行方不明者、復興庁の震災関連死、自治体の犠牲者名簿は集計対象と時点が異なります。本記事では変動する合計を一つに固定せず、各公式統計の定義を確認する姿勢を優先します。
2020年|WHOがCOVID-19をパンデミックと評価
2020年3月11日、WHOのテドロス事務局長は、感染拡大と対応不足に深い懸念を示し、COVID-19はパンデミックと特徴づけられると発表しました。この語は感染症の地理的拡大を示し、病原体の重症度を新たに格付けする宣言ではありません。
各国は移動制限、検査、医療体制、ワクチン開発など異なる対応を取り、健康、教育、経済、格差へ長期の影響が及びました。WHOは「制御不能を意味しない」と強調しており、3月11日は発生開始日ではなく国際的評価が明示された日です。
WHOは2023年5月に国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態の終了を発表しましたが、それはウイルスや疾病が消滅したという意味ではありません。開始日と終了日を単純な一対として扱わず、監視と医療は継続しています。
3月11日の記念日・世界の祝日
東日本大震災の発災日・追悼の日
2011年3月11日の地震・津波・原子力事故で亡くなった人々を追悼し、行方不明者、避難者、被災地域の現在を考える日です。政府・自治体・地域で黙とうや式典が行われますが、法律上の国民の祝日ではありません。
いのちの日
災害時医療を考える団体が、東日本大震災で失われた命を思い、命の大切さと災害時の医療体制を考えるため制定しました。9月1日の防災の日とは別に、発災日の3月11日に備えと支え合いを確認する民間記念日です。
おくる防災の日
LINEヤフーが運営するエールマーケットの取り組みから、防災用品や防災食を大切な人へ「贈る・送る」習慣を広げる目的で制定されました。2011年3月11日にちなむ企業・団体記念日で、備蓄の定期点検にもつながります。
欧州テロ犠牲者追悼の日
EUが2004年のマドリード列車爆破テロを受け、テロの犠牲者と家族を追悼する日として3月11日を定めました。特定事件だけでなく、あらゆるテロの被害者の尊厳と支援を考えるEUの記念日で、公休日ではありません。
独立回復の日(リトアニア)
1990年3月11日に最高会議が独立国家再建法を採択したことを記念するリトアニアの法定祝日です。1918年2月16日の国家回復の日とは別に、ソ連支配から国家の連続性を取り戻した日を祝います。2026年は水曜日です。
モショエショエの日(レソト)
19世紀にバソト国家を築いたモショエショエ1世を顕彰するレソトの国民の祝日です。外交と山岳要塞を生かして国家を守った建国者をたたえ、2026年も3月11日が公休日です。独立記念日の10月4日とは別です。
デコレーション・デー(リベリア)
墓地を清掃し、花や飾りを供えて亡くなった家族・共同体の人々を追悼するリベリアの法定祝日です。3月第2水曜日に当たり、2026年は3月11日です。米国のメモリアルデーと同じ制度ではありません。
世界配管デー
世界配管評議会が、安全な水、衛生設備、配管技術が公衆衛生と環境保全に果たす役割を伝えるため3月11日に実施します。目立ちにくいインフラと技能者を考える国際的な業界啓発日で、公休日ではありません。
めんの日
全国製麺協同組合連合会が、細長い麺を数字の11に見立て、毎月11日と11月11日を「めんの日」としています。3月11日も月例日ですが、震災追悼と同じ日であるため、販促では社会的文脈への配慮が求められます。
ロールちゃんの日
山崎製パンが細長いロールケーキ「ロールちゃん」の姿を数字の11に見立て、毎月11日を企業記念日としています。3月11日も該当しますが、商品の発売日ではなく月例の販促日です。
ダブルソフトの日
山崎製パンが、食パン「ダブルソフト」を半分に分けた形が数字の1に見えることから毎月11日を記念日としています。3月11日も月例日です。企業記念日であり、震災の追悼日と性質が異なることを明確にします。
下弦の月・桃始笑
2026年3月11日18時39分に下弦となります。七十二候は「桃始笑」で、桃の花がほころぶ頃という意味です。月相の時刻は国立天文台の東京を基準とする暦計算で、天候によって月が見えるかどうかとは別です。
今日(2026年3月11日)が祝日の国
2026年3月11日は、リトアニアの独立回復の日、レソトのモショエショエの日、リベリアのデコレーション・デーがそれぞれ法定祝日です。日本は国民の祝日ではありません。東日本大震災の追悼は極めて重要ですが、休業を定める国民の祝日とは区別します。
- リトアニア|独立回復の日(法定祝日)
- レソト|モショエショエの日(国民の祝日)
- リベリア|デコレーション・デー(2026年の第2水曜日)
- 日本|国民の祝日ではありません
3月11日が誕生日の有名人
トルクァート・タッソ(1544年生)
十字軍を題材とする叙事詩『解放されたエルサレム』を著し、古典形式とキリスト教的英雄物語を結び付けました。宮廷との葛藤と精神的不調を経験し、その生涯もロマン派作家の題材となりました。
ユルバン・ルヴェリエ(1811年生)
天王星の軌道のずれを計算し、未知の惑星の位置を予測しました。その情報をもとに1846年に海王星が観測され、数理理論が見えない天体の発見を導く力を示しました。
マリウス・プティパ(1818年生)
ロシア帝室バレエで『眠れる森の美女』『ラ・バヤデール』を振り付け、『白鳥の湖』改訂にも関わりました。大規模な群舞、物語、技巧を統合し、古典バレエの標準を形づくりました。
大隈重信(1838年生)
明治政府で財政・外交を担い、立憲改進党を結成して議会政治を推進しました。二度首相を務め、東京専門学校を創設して早稲田大学の基礎を築きました。生年月日は旧暦から新暦へ換算した3月11日です。
天保9年2月16日生まれをグレゴリオ暦へ換算すると1838年3月11日です。幕末日本では太陰太陽暦を使っていたため、歴史人物の誕生日を現代の月日に置く際は換算方法の明示が重要です。
ラオール・ウォルシュ(1887年生)
サイレント期から西部劇、ギャング映画、戦争映画を監督し、『彼奴は顔役だ!』『白熱』などを残しました。力強いアクションと、運命に追われる男性像でハリウッドのジャンル映画を発展させました。
ヴァネヴァー・ブッシュ(1890年生)
アナログ計算機の研究を進め、第二次世界大戦中は米国の科学研究を動員しました。戦後報告「科学―限りなきフロンティア」は基礎研究への公的支援を促し、情報装置「Memex」の構想はハイパーテキスト史でも参照されます。
Memexは実際に完成したコンピューターではなく、マイクロフィルムと連想的リンクを使う仮想装置でした。現在のウェブを直接発明したとするのは言い過ぎですが、情報を関連づけて辿る発想へ大きな影響を与えました。
ハロルド・ウィルソン(1916年生)
労働党政権を率い、教育・社会制度改革や一部社会法制の自由化が進んだ時代を担いました。ポンド切下げ、労使対立、欧州共同体加盟をめぐる国民投票など難しい経済・外交課題にも直面しました。
ニコラス・ブルームバーゲン(1920年生)
核磁気共鳴の高精度化とレーザー分光の理論・技術を発展させ、物質中の原子・分子を調べる方法を広げました。1981年にノーベル物理学賞を共同受賞しました。
アストル・ピアソラ(1921年生)
タンゴにクラシック、ジャズの和声と形式を取り入れた「タンゴ・ヌエボ」を創造しました。伝統派の反発を受けながら『リベルタンゴ』『ブエノスアイレスの四季』などで世界の演奏会へタンゴを広げました。
ラルフ・アバナシー(1926年生)
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの盟友としてモンゴメリー・バス・ボイコットと南部キリスト教指導者会議を支えました。キング暗殺後は貧者の行進を引き継ぎ、経済的不平等を公民権問題として訴えました。
アントニン・スカリア(1936年生)
憲法解釈で原意主義、制定法解釈で文言主義を強く唱え、保守派法理の中心となりました。明快で鋭い反対意見でも知られますが、その方法と判決への影響には大きな論争があります。
ボビー・マクファーリン(1950年生)
声だけで旋律、低音、打楽器的音を重ねる即興演奏を開拓し、「Don’t Worry, Be Happy」で広く知られます。クラシックの指揮や合唱ワークショップにも取り組み、観客参加型の音楽表現を広げました。
ダグラス・アダムズ(1952年生)
ラジオドラマから始まった『銀河ヒッチハイク・ガイド』で、宇宙規模の不条理と英国的ユーモアを組み合わせました。テクノロジー、官僚制、環境問題を軽妙に風刺し、SFコメディーの基準作となりました。
3月11日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1544 | トルクァート・タッソ | 詩人 |
| 1811 | ユルバン・ルヴェリエ | 天文学者・数学者 |
| 1818 | マリウス・プティパ | バレエ振付家 |
| 1822 | ジョゼフ・ベルトラン | 数学者 |
| 1838 | 大隈重信 | 政治家・早稲田大学創設者 |
| 1847 | シドニー・ソンニーノ | イタリア首相・外交官 |
| 1887 | ラオール・ウォルシュ | 映画監督 |
| 1890 | ヴァネヴァー・ブッシュ | 技術者・科学行政官 |
| 1899 | フレゼリク9世 | デンマーク国王 |
| 1903 | ローレンス・ウェルク | バンドリーダー・テレビ司会者 |
| 1916 | ハロルド・ウィルソン | 英国首相 |
| 1920 | ニコラス・ブルームバーゲン | 物理学者・ノーベル賞受賞者 |
| 1921 | アストル・ピアソラ | 作曲家・バンドネオン奏者 |
| 1922 | コルネリュウス・カストリアディス | 哲学者・社会思想家 |
| 1926 | ラルフ・アバナシー | 公民権運動指導者 |
| 1931 | ルパート・マードック | メディア経営者 |
| 1936 | アントニン・スカリア | 米国最高裁判事 |
| 1950 | ボビー・マクファーリン | 歌手・指揮者 |
| 1952 | ダグラス・アダムズ | 作家・脚本家 |
| 1955 | ニナ・ハーゲン | 歌手 |
| 1963 | アレックス・キングストン | 俳優 |
3月11日が命日の有名人
アレクサンダー・フレミング(1955年没)
青カビがブドウ球菌の増殖を抑える現象からペニシリンを発見しました。医薬品としての精製・大量生産はフローリー、チェーンら多数の研究者・技術者が進め、抗菌薬時代を開きました。
「実験皿を偶然放置しただけで薬が完成した」という逸話は不十分です。観察を発見へ結び付けたフレミング、治療薬へ発展させた研究班、発酵・製造を担った企業と政府の共同過程がありました。抗菌薬耐性への本人の警告も今日的です。
リチャード・バード(1957年没)
航空機を用いた北極・南極探検を指揮し、南極観測基地の設置と広域調査を進めました。北極点初飛行の主張には航法記録をめぐる議論がありますが、極地航空と科学調査の組織化へ大きく貢献しました。
オーレ・キアク・クリスチャンセン(1958年没)
デンマークで木製玩具工房を営み、「よく遊べ」を意味する言葉からLEGOの社名を付けました。プラスチック製自動結合ブロックの開発を進め、息子ゴッドフレッドと世界的な組立玩具企業の基盤を築きました。
ロイ・チャップマン・アンドリュース(1960年没)
米自然史博物館の中央アジア探検を率い、ゴビ砂漠で恐竜卵や多くの化石を発掘しました。大衆的な探検物語で科学への関心を高めた一方、標本収集と現地社会の関係は現代的に再検討されています。
ジョン・ウィンダム(1969年没)
『トリフィド時代』『さなぎ』『海竜めざめる』で、日常社会が静かに崩れる災厄と人間の適応を描きました。「居心地のよい破局もの」と評されたこともありますが、倫理と共同体への厳しい問いを含みます。
E・S・ガードナー(1970年没)
弁護士ペリー・メイスンを主人公とする多数の法廷推理小説を執筆しました。テレビシリーズにも発展し、証言の矛盾と劇的な逆転を中心とする米国法廷ドラマの大衆的形式へ影響しました。
フィロ・ファーンズワース(1971年没)
電子走査によって映像を撮影・再生するテレビシステムを若くして構想し、1927年に映像伝送へ成功しました。RCAとの特許争いに勝ちながら事業面では苦労し、テレビ発明史の重要人物となりました。
クロード・フランソワ(1978年没)
フランスの人気歌手で、「Comme d’habitude」は英語詞を得て「My Way」として世界的なスタンダードになりました。舞台演出、ダンサー、ファンクラブを駆使する現代的なスター像を築きました。
ジェームズ・トービン(2002年没)
金融市場と実体経済の関係、資産選択理論を研究し、1981年にノーベル経済学賞を受賞しました。短期的な為替取引へ低率課税する「トービン税」の提案でも知られます。
スロボダン・ミロシェヴィッチ(2006年没)
セルビア民族主義を政治的に利用し、ユーゴスラビア解体期の戦争と抑圧に深く関与しました。旧ユーゴ国際戦犯法廷で裁判中に拘置所で死亡したため、判決は下されませんでした。
チャールズ・ウォリネン(2020年没)
複雑なリズムと十二音技法を用いる米国現代音楽を代表し、電子音楽作品でピュリツァー賞を受賞しました。演奏者に高度な精度を求めつつ、室内楽、管弦楽、歌劇を幅広く作曲しました。
3月11日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1955 | アレクサンダー・フレミング | 細菌学者・ノーベル賞受賞者 |
| 1957 | リチャード・バード | 海軍軍人・極地探検家 |
| 1958 | オーレ・キアク・クリスチャンセン | LEGO創業者 |
| 1960 | ロイ・チャップマン・アンドリュース | 探検家・博物学者 |
| 1969 | ジョン・ウィンダム | SF作家 |
| 1970 | E・S・ガードナー | 推理作家 |
| 1971 | フィロ・ファーンズワース | 発明家・テレビ技術者 |
| 1978 | クロード・フランソワ | 歌手 |
| 1989 | ジョン・J・マクロイ | 米国外交・金融実務家 |
| 1992 | リチャード・ブルックス | 映画監督・脚本家 |
| 2002 | ジェームズ・トービン | 経済学者・ノーベル賞受賞者 |
| 2006 | スロボダン・ミロシェヴィッチ | ユーゴスラビア・セルビア政治家 |
| 2018 | ケン・ドッド | コメディアン・歌手 |
| 2020 | チャールズ・ウォリネン | 作曲家 |
| 2022 | ルピヤ・バンダ | ザンビア大統領 |
3月11日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 魚座 |
| 誕生花 | 日付ごとの花は資料によって異なります |
| 3月の誕生石 | アクアマリン、サンゴ、ブラッドストーン、アイオライト |
2026年3月11日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 水曜日 |
| 和暦 | 令和8年3月11日 |
| 旧暦 | 2026年1月23日 |
| 六曜 | 大安 |
| 干支 | 甲申(きのえさる) |
| 二十四節気 | 啓蟄の期間(2026年の啓蟄は3月5日22時59分、春分は3月20日23時46分) |
| 七十二候 | 桃始笑(ももはじめてさく) |
| 月齢 | 21.6(東京・正午) |
| 十二直 | 執(とる) |
| 日本の祝日 | 国民の祝日ではありません |
2026年3月11日の暦を読む
2026年3月11日は水曜日、旧暦1月23日です。18時39分に下弦となり、東京正午の月齢は21.6。二十四節気は啓蟄、七十二候は「桃始笑」です。十二直は「執」。日本の国民の祝日ではありませんが、東日本大震災の追悼と防災を考える重要な日です。
主な確認資料
- 国立国会図書館・東日本大震災関連情報
- 気象庁・平成23年東北地方太平洋沖地震
- 復興庁・復興の現状と取組
- WHO・2020年3月11日のパンデミック評価
- 米国国立公文書館・武器貸与法
- NASA・パイオニア5号
- リトアニア政府・国家祝日
- レソト大使館・公休日
- リベリア外務省・デコレーション・デー
- EU・テロ犠牲者追悼の日
- 世界配管評議会・World Plumbing Day
- 国立天文台・2026年暦要項(二十四節気)
- 国立天文台・2026年月の満ち欠け
- 国立天文台・2026年3月の月齢(東京)
- 内閣府・国民の祝日
