紫式部– category –
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源氏物語「桐壺」(2)桐壺更衣の死|語注・原文・現代語訳
源氏物語「桐壺」の全文はこちら 光源氏3歳、御袴着のこと この御子、三になりたまふ年 原文 この御子でおはするものなりけり」と、あさましきまで目をおどろかしたまふ。 語釈 はかまぎ【袴着】:男子が初めて袴をつける祝いの儀式。七五三の前身。 く... -
源氏物語「光源氏の誕生」の現代語訳・あらすじ・登場人物
いつの帝の時代でしたか、それほど身分が高くないのに、帝にひたすら寵愛されている更衣がおりました。周囲の嫉妬や恨みを一心に背負いながらも、更衣は帝との間に輝くばかりに美しい男の子を生みます。 世 主人公「光源氏」の誕生です。国家のト... -
【全文】第1帖「桐壺」の原文と現代語訳|紫式部『源氏物語』
桐壺(1)いづれの御時にか 原文 いづれの御時かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまじらひたまふ。 父げなり。 先ほし、かしづきたまふこと限りなし。 はじめより、おしなべての上宮仕ひきこえさせたまひける。 かしこき御陰な... -
源氏物語「玉鬘」のあらすじをわかりやすく紹介
『源氏物語』の第22帖「玉鬘」から第31帖「真木柱」までは玉鬘十帖と呼ばれ、玉鬘が結婚するまでの半生が描かれています。玉鬘は光源氏が17歳の頃に逢瀬を交わしていた美女、夕顔の娘。光源氏は夕顔のことが忘れられず、娘である玉鬘の行方も気になってい... -
紫式部日記「日本紀の御局」原文と現代語訳
左衛門の内侍といふ人侍り 原文 左らむよ。 現代語訳 左衛門の内侍という人がいます。よくわからないけど、なぜか私のことをよく思ってなくて、身に覚えのないモヤモヤする陰口がたくさん聞こえてきました。帝(一条天皇)が源氏物語を女房に朗読させ... -
鏡神社(佐賀県唐津市)|紫式部ゆかりの地を訪問
佐賀県唐津市に鎮座する鏡神社。西暦200年頃に創立された歴史ある神社で、『源氏物語』の第22帖「玉鬘」の巻で詠まれた歌に登場します。玉鬘はさまざまな事情があって、3歳の頃に京から筑紫国へと引っ越してきた姫君。そこで育った玉鬘は美しく成長し、... -
紫式部日記「同僚女房評」現代語訳|和泉式部と清少納言へのディスを超訳
清少納言こそ、したり顔にいみじう侍りける人。 現代語に訳さなくても、超ディスってるんだろうなって感じが伝わりますよね(笑)。『紫式部日記』は寛弘5(1008)年から寛弘7(1010)年にかけて、宮中の様子を記録した日記です。その中で和泉式部と清...
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