万葉集– category –
-
万葉集「巻5-795番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
家に行きて如何にか吾がせむ枕づく妻屋さぶしく思ほゆべしも 原文 伊弊尒由伎弖 伊可尒可阿我世武 摩久良豆久 都摩夜左夫斯久 於母保由倍斯母 読み下し文 家ほゆべしも 語釈 まくらづく【枕づく】:「妻屋」にかかる枕詞。枕を並べる。 つ... -
万葉集「巻5-794番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
大王の遠の朝廷としらぬひ筑紫の国に泣く子なす慕ひ来まして息だにもいまだ休めず年月もいまだあらねば心ゆも思はぬ間にうちなびき臥しぬれ言はむすべ為むすべ知らに石木をも問ひ放け知らず家ならば形はあらむをうらめしき妹の命の我をばも如何にせよ... -
万葉集「巻5-793番歌」の原文・現代語訳・万葉歌碑の場所
世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり 『万葉集』の第5巻に収録されている793番歌は、大伴旅人が詠んだ歌です。万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「太宰府メモリアルパーク」にあります。太宰府メモリアルパークはなんと16基もの万葉... -
万葉集「巻11-2480番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
路の辺の壱師の花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻を 『万葉集』の第11巻に収録されている2480番歌は、柿本人麻呂が詠んだ歌です。万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「太宰府メモリアルパーク」にあります。太宰府メモリアルパークはなんと16基もの万葉歌... -
万葉集「巻3-334番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
わすれ草わが紐に付く香具山の故りにし里を忘れむがため 『万葉集』の第3巻に収録されている334番歌は、大伴旅人が詠んだ歌です。万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「太宰府メモリアルパーク」にあります。太宰府メモリアルパークはなんと16基もの万葉歌... -
万葉集「巻8-1424番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
春の野にすみれ摘みにと来しわれそ野をなつかしみ一夜寝にける 『万葉集』の第8巻に収録されている1424番歌は、山部赤人が詠んだ歌四首の一つです。万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「太宰府メモリアルパーク」にあります。太宰府メモリアルパークはな... -
万葉集「巻8-1538番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
萩の花尾花葛花瞿麦の花女郎花また藤袴朝貌の花 『万葉集』の第8巻に収録されている1538番歌は、山上憶良が詠んだ「秋の七草」の歌二首、その二です。万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「落合公園」と、同市の「太宰府メモリアルパーク」にあります。太... -
万葉集「巻8-1537番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花 『万葉集』の第8巻に収録されている1537番歌は、山上憶良が詠んだ「秋の七草」の歌二首、その一です。万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「落合公園」に、その二の1538番歌と並んで立っています。落合公... -
万葉集「巻12-3161番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
在千潟あり慰めて行かめども家なる妹いいふかしみせむ 『万葉集』の第12巻に収録されている3161番歌は、さまざまに解釈されている作者不詳の歌です。在千潟の場所についても諸説あり、はっきりとはしていませんが、現在の福岡県福津市星ヶ丘団地辺りで... -
万葉集「巻6-963番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑
大汝少彦名の神こそは名づけ始めけめ名のみを名児山と負ひてわが恋の千重の一重も慰めなくに 『万葉集』の第6巻に収録されている963番歌は、大伴旅人の異母妹であり、女性では最多の84首が『万葉集』に収録されているスーパー歌人、大伴坂上郎女が詠ん...