秋になると庭のあちこちに生い茂るイヌタデ(犬蓼)。
ままごと遊びでピンク色の花を赤飯代わりに使ったことから、「赤まんま」とも呼ばれます。
実はこのイヌタデ、ままごとではなく本当に食べることができるんですよ♪
しかも、とっても美味しくて栄養満点!
イヌタデの美味しい食べ方をご紹介しますので、あなたもぜひ食べてみてくださいね♪
【シンプルに美味】イヌタデのごま油炒め
胡麻のようなぷちぷちとした食感がたまらない!
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもなる一品です。
材料
- イヌタデの花:50本ぐらい
- 塩:小さじ1
- ごま油:小さじ2
作り方
- イヌタデの花を水洗いします。
- 中火で熱したフライパンにごま油をひき、イヌタデの花を入れます。
- 塩を加えて1~2分炒め、イヌタデの花の色が少し落ちてきたら完成です。
おすすめポイント
包丁も使わない簡単料理!
クセがなく、花のピンク色が残るので彩りも良いです。
ぜひ作ってみてくださいね♪
【家庭菜園料理】イヌタデと間引き菜のパスタ
イヌタデの花はクセがないので、どんな料理にも合うと思います。
パスタに混ぜてみたらやはり美味しかったので、こちらもシェアします。
私は家庭菜園をやっているので間引き菜を使いましたが、具材は何でもOK。
ペペロンチーノ風にニンニクとトウガラシだけでも十分です。
材料
- イヌタデの花:20本ぐらい
- ニンニク:2片
- トウガラシ:1本
- 間引き菜(あれば):適量
- バジル(あれば):適量
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩コショウ:少々
- しょう油:小さじ1
- パスタ:100g
作り方
- イヌタデの花を水洗いします。
- ニンニクはスライスし、トウガラシはヘタを切り落としておきます。
- 深型のフライパンに、1リットルあたり大さじ1程度の塩を加えた水を入れ、沸騰させます。
- フライパンにパスタを入れて、目安時間の半分ぐらいの時間茹でます(目安8分なら4分茹でる)
- パスタをお皿にあげ、茹で汁を100ccほど入れます。
- 残った茹で汁を捨てて、同じフライパンに再び火を入れます。
- 弱火でニンニクとトウガラシを熱し、香りが立ってきたら⑤のパスタと茹で汁を入れて炒めます。
- 茹で汁がなくなってきたら、間引き菜を入れて炒めます。
- 間引き菜がしんなりしてきたら、バジルとイヌタデの花を入れて1分ほど炒めます。
- お好みで塩コショウとしょう油を加えて、味を整えたら完成です。
おすすめポイント
ぷちぷちとした食感がアクセントになりますし、見た目にも良いです。
クセがないので、他の素材の味を邪魔することもありません。
チャーハン、野菜炒め、スープなど、どんな料理にも活用できると思います。
イヌタデは食物繊維やミネラルなどの栄養も豊富だそうなので、ぜひ新たな具材として使ってみてくださいね♪
【腸活レシピ】イヌタデと青トウガラシの味噌うどん
見た目はまったく映えませんけど、とても美味しかったのでシェアします♪
なお、調理過程の写真もまったく映えません(汗)。
決して食欲をそそるものではありませんが、本当に美味しいのでどうか最後までご覧くださいませ。
材料
- イヌタデの花:50本ぐらい
- 青トウガラシ:1本
- 味噌:大さじ1
- 酒:大さじ1
- ごま油:小さじ1
- 水:3カップ(600cc)
- うどん:1玉
- しょう油:小さじ1(お好みで適量)
作り方
おすすめポイント
イヌタデには消化を促進したり、胃を整える薬効があるとされています。
青トウガラシの辛味成分であるカプサイシンにも整腸作用があり、味噌は腸活の定番なので、胃腸の働きをよくしたい方にオススメです。
ただ、トウガラシは摂り過ぎると刺激が強いので、自分の身体に合う量をお使いください。
このレシピでは1本使ってますが、結構辛いので半分でもいいと思います。
また、青トウガラシじゃなくても、鷹の爪や七味、柚子胡椒などで代用するのもありです。
イヌタデの花の色も落ちてしまい、見た目はアレですけど、ピリッとして美味しいですよ。
お汁はお味噌汁のようなものなので、全部飲めます。
「お昼を簡単に済ませたいけど、インスタントはちょっと⋯⋯」というような時にオススメです♪
イヌタデには薬草としての効能もある?
どんな料理にも使える万能なイヌタデですが、なんと薬効もあるとされています。
食用にも薬用にもなるなんて、もはや雑草とは呼べませんね。
どんな場所でも強く、たくましく生える雑草は、それだけ強いエネルギーを持っています。
薬草として使われる植物も多いので、道端で見かける草花を少し気にかけてみてはいかがでしょうか。