冬瓜の栄養成分一覧
冬瓜に含まれる成分は、文部科学省が提供している「食品成分データベース」で確認できます。
冬瓜は茹でて食べる場合がほとんどですので、生の冬瓜と茹でた冬瓜の両方の栄養成分をまとめました。
生の冬瓜に含まれる栄養成分
- エネルギー(15kcal)
- 水分(95.2g)
- タンパク質(0.5g)
- 脂質(0.1g)
- 利用可能炭水化物(2.7g)
- 食物繊維(1.3g)
- ナトリウム(1mg)
- カリウム(200mg)
- カルシウム(19mg)
- マグネシウム(7mg)
- リン(18mg)
- 鉄(0.2mg)
- 亜鉛(0.1mg)
- 銅(0.02mg)
- マンガン(0.02mg)
- ビタミンB1(0.01mg)
- ビタミンB2(0.01mg)
- ビタミンB6(0.03mg)
- ビタミンC(39mg)
- 葉酸(26μg)
- ナイアシン(0.4mg)
- パントテン酸(0.21mg)
出典:食品成分データベース
※このデータベースは、文部科学省が開発したものであり、試験的に公開しているものです。
茹でた冬瓜に含まれる栄養成分
- エネルギー(15kcal)
- 水分(95.3g)
- タンパク質(0.6g)
- 脂質(0.1g)
- 利用可能炭水化物(2.4g)
- 食物繊維(1.5g)
- ナトリウム(1mg)
- カリウム(200mg)
- カルシウム(22mg)
- マグネシウム(7mg)
- リン(19mg)
- 鉄(0.3mg)
- 亜鉛(0.1mg)
- 銅(0.01mg)
- マンガン(0.02mg)
- ビタミンB1(0.01mg)
- ビタミンB2(0.01mg)
- ビタミンB6(0.03mg)
- ビタミンC(27mg)
- 葉酸(25μg)
- ナイアシン(0.4mg)
- パントテン酸(0.20mg)
出典:食品成分データベース
※このデータベースは、文部科学省が開発したものであり、試験的に公開しているものです。
生の冬瓜と茹でた冬瓜の成分比較表
栄養価比較表 | 生の冬瓜 | 茹でた冬瓜 |
---|---|---|
エネルギー | 15kcal | 26kcal |
水分 | 95.2g | 95.3g |
タンパク質 | 0.5g | 0.6g |
脂質 | 0.1g | 0.1g |
利用可能炭水化物 | 2.7g | 2.4g |
食物繊維 | 1.3g | 1.5g |
ナトリウム | 1mg | 1mg |
カリウム | 200mg | 200mg |
カルシウム | 19mg | 22mg |
マグネシウム | 7mg | 7mg |
リン | 18mg | 19mg |
鉄 | 0.2mg | 0.3mg |
亜鉛 | 0.1mg | 0.1mg |
銅 | 0.02mg | 0.01mg |
マンガン | 0.02mg | 0.02mg |
ビタミンB1 | 0.01mg | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.01mg | 0.01mg |
ビタミンB6 | 0.03mg | 0.03mg |
ビタミンC | 39mg | 27mg |
葉酸 | 26μg | 25μg |
ナイアシン | 0.4mg | 0.4mg |
パントテン酸 | 0.21mg | 0.20mg |
冬瓜は茹でても成分量がほとんど変わらない
生の冬瓜と茹でた冬瓜の成分量を比較すると、ほとんど同じであることがわかります。
葉物野菜は茹でることで成分が溶け出し、減ってしまうこともありますが、冬瓜は茹でて食べてもほとんど変わらないので嬉しいですね♪
ただ、95%以上が水分であり、栄養面での特徴はあんまりありません。
ですが100g食べても26kcalとカロリーが低く、お腹にもたまるため、ダイエットには最適な食材。
利尿効果や、むくみの解消や高血圧にも効果があると言われており、薬膳料理にもよく利用されています。
冬瓜の効能
冬瓜の栄養は決して豊富とは言えませんが、カリウムが100g当たり200mgと、比較的多く含まれています。
カリウムは細胞の浸透圧を維持し、体内の水分のバランスを調整する作用があると言われているミネラル。
体内のナトリウムを排出する作用もあり、塩分のバランスを整えることで、むくみの解消や高血圧の予防にも効果があると言われている栄養素です。
また、トリテルペノイドという薬効成分も含まれています。
トリテルペノイドは、葛根や甘草など漢方の生薬にも含まれており、健康へのさまざまな効能があると言われている成分。
冬瓜の種子にもトリテルペノイドが含まれており、種子を乾燥させた冬瓜子(とうがし)は肺炎による咳や、痔の症状を緩和する漢方薬などに用いられています。
その他にも、冬瓜には体の熱を冷ます作用があり、夏バテへの効果も期待できます。
消化がよく、冷めても美味しく食べられるので、暑気あたりの時にもオススメの食材です。
冬瓜栽培のすすめ
このように、冬瓜はさまざまな効能を期待できる食材です。
我が家では家庭菜園で育てていますが、ほとんど放置していても立派な実が毎年なります。
プランターでも栽培したことがありますが、一つのプランターで二つの実を収穫できました。
「冬瓜」と呼ばれるのは、冬を越して翌年の春まで貯蔵できることから付けられた名前。
寒い時期に鍋に入れて食べるのも美味しいので、ぜひ栽培にも挑戦してみてくださいね♪