7月28日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢41名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】7月28日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1692年 | 大久保忠方 | 小田原藩主 |
| 1710年 | 大久保忠胤 | 烏山藩主 |
| 1728年 | 近衛内前 | 公家・関白 |
| 1745年 | 小笠原長為 | 安志藩主 |
| 1757年 | 松平定国 | 松山藩主 |
| 1827年 | 松平慶倫 | 津山藩主 |
| 1836年 | 徳川慶臧 | 尾張藩主 |
| 1848年 | 稲葉正善 | 館山藩主・子爵 |
| 1856年 | 前田利同 | 富山藩主・伯爵 |
| 1880年 | 大原孫三郎 | 実業家・社会事業家 |
| 1887年 | 片山哲 | 第46代内閣総理大臣 |
| 1887年 | 河村重治郎 | 英語学者・辞書編纂者 |
| 1890年 | 松内則三 | アナウンサー |
| 1896年 | 犬養健 | 政治家・法務大臣 |
| 1897年 | 是川銀蔵 | 投資家 |
| 1900年 | 田原春次 | 政治家・部落解放運動家 |
| 1904年 | 蓮田善明 | 国文学者 |
| 1906年 | 木俣修 | 歌人 |
| 1910年 | 今日泊亜蘭 | 小説家 |
| 1912年 | 早川清 | 早川書房創業者 |
| 1919年 | 長洲一二 | 政治家・経済学者 |
| 1921年 | 高橋富雄 | 日本史学者 |
【海外】7月28日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1165年 | イブン・アラビー | イスラーム思想家・神秘家 |
| 1609年 | ユディト・レイステル | 画家 |
| 1751年 | ジョセフ・ハーバーシャム | アメリカ郵政長官 |
| 1804年 | ルートヴィヒ・フォイエルバッハ | 哲学者 |
| 1819年 | カルロッタ・グリジ | バレエダンサー |
| 1844年 | ジェラード・マンリ・ホプキンス | 詩人・聖職者 |
| 1866年 | ビアトリクス・ポター | 児童文学作家・自然保護活動家 |
| 1867年 | チャールズ・パーライン | 天文学者 |
| 1874年 | エルンスト・カッシーラー | 哲学者 |
| 1881年 | レオン・スピリアールト | 画家 |
| 1887年 | マルセル・デュシャン | 芸術家 |
| 1902年 | カール・ポパー | 哲学者 |
| 1904年 | パーヴェル・チェレンコフ | 物理学者 |
| 1915年 | チャールズ・タウンズ | 物理学者 |
| 1916年 | デイヴィッド・ブラウン | 映画プロデューサー |
| 1922年 | ジャック・ピカール | 海洋学者・探検家 |
| 1925年 | バルーク・サミュエル・ブランバーグ | 医学者 |
| 1929年 | ジャクリーン・ケネディ・オナシス | アメリカ大統領夫人・編集者 |
| 1954年 | ウゴ・チャベス | ベネズエラ大統領 |
7月28日生まれの代表的な偉人
イブン・アラビー
- 生没年:1165年7月28日~1240年11月16日
- 国:ムルシア・イスラーム世界
- 肩書き:思想家・神秘家
イベリア半島から北アフリカ、中東を旅し、神、宇宙、人間の関係を膨大な著作で論じました。存在は神の顕現であり、人間は多様な神的属性を映すという思想は、後世に「存在一性論」と整理され、スーフィズムへ広い影響を与えます。詩的で多義的な表現は宗教的寛容の源として読まれる一方、正統派からは異端視されました。単純な教義へ還元できない経験と言語を通じ、イスラーム思想の地域横断的な知の網を築いた人物です。
ユディト・レイステル
- 生没年:1609年7月28日~1660年2月10日
- 国:オランダ
- 肩書き:画家
笑う楽師、酒場の人物、家庭の情景を自在な筆触と劇的な光で描き、ハールレムの聖ルカ組合で独立親方として認められました。結婚後に制作記録が減り、作品の多くが夫モレーナールやフランス・ハルスの作と誤認されます。19世紀末に署名の再発見から画業が復元されました。女性芸術家の不在が才能の欠如ではなく、市場、家族役割、帰属判断の偏りによって作られることを示し、オランダ黄金時代美術の見取り図を変えた画家です。
ルートヴィヒ・フォイエルバッハ
- 生没年:1804年7月28日~1872年9月13日
- 国:ドイツ
- 肩書き:哲学者
宗教上の神は、人間が自らの理想的な性質を外部へ投影したものだと『キリスト教の本質』で論じました。抽象的な精神より身体、感覚、他者との関係を重視し、青年ヘーゲル派、マルクス、近代の宗教批判へ影響します。しかし宗教を人間心理へ還元しすぎ、共同体、儀礼、権力の歴史を十分に扱わない限界があります。超越的存在を否定するだけでなく、人間が疎外した能力を取り戻す課題として宗教を読み替えた人物です。
ジェラード・マンリ・ホプキンス
- 生没年:1844年7月28日~1889年6月8日
- 国:イギリス
- 肩書き:詩人・イエズス会司祭
自然の一つ一つに固有の形と力を見いだす「インスケープ」を唱え、強勢を跳ねる独自のリズムと造語で、信仰と知覚の瞬間を詩にしました。聖職への献身から初期作品を焼き、生前に詩はほとんど公刊されませんでした。晩年の「恐ろしいソネット」では神の沈黙、孤独、抑うつを隠さず表します。死後の刊行でモダニズム詩人へ影響し、宗教的確信と苦悩を同じ言語の緊張として残した人物です。
ビアトリクス・ポター
- 生没年:1866年7月28日~1943年12月22日
- 国:イギリス
- 肩書き:児童文学作家・博物学者・自然保護活動家
動物を正確に観察した絵と簡潔な文章で『ピーターラビットのおはなし』を自費出版し、のちに小型絵本のシリーズへ発展させました。商品化の権利を自ら管理し、得た収益で湖水地方の農地を購入して伝統的景観を守ります。菌類研究では精密な図を残しましたが、女性ゆえ学術機関への参加を阻まれました。作品の田園像に階級的理想化はあるものの、創作、知的財産、農業、自然保護を一体で実践した人物です。
エルンスト・カッシーラー
- 生没年:1874年7月28日~1945年4月13日
- 国:ドイツ・アメリカ
- 肩書き:哲学者
人間を理性だけでなく、言語、神話、芸術、科学という「象徴形式」を作る存在として捉えました。文化ごとに異なる世界の組み立て方を比較しつつ、啓蒙と自由な公共性を擁護します。ダヴォス討論ではハイデガーと人間・有限性をめぐって対立し、ナチ政権成立後は亡命しました。神話を過去の未熟な思考と見なさず、現代政治が神話を操作して独裁を作る危険まで分析し、文化哲学を全体主義批判へつないだ人物です。
片山哲
- 生没年:1887年7月28日(明治20年7月28日)~1978年5月30日(昭和53年5月30日)
- 国:日本
- 肩書き:弁護士・第46代内閣総理大臣
労働運動と社会民衆党系の政治に関わり、戦後最初の社会党首班内閣を組織しました。日本国憲法施行後の制度整備、労働省設置、民法・刑法改正など民主化を進めます。一方、連立与党内の対立と官僚・財界の抵抗を調整できず、炭鉱国家管理問題などで政権は短命に終わりました。清廉な理想主義だけでなく、改革を議会多数と行政能力へ変える難しさを示した戦後政治家です。
マルセル・デュシャン
- 生没年:1887年7月28日~1968年10月2日
- 国:フランス・アメリカ
- 肩書き:芸術家
便器を横倒しにして署名した『泉』など、既製品を選び題名を与える「レディメイド」によって、芸術を手仕事の美しさではなく選択と制度の問題へ変えました。大作『彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも』では機械、欲望、偶然を結びます。作者の権威を疑う試み自体が美術市場で高価な権威となる逆説も生みました。何を作ったかだけでなく、誰がどこで芸術と認めるのかを問わせ、コンセプチュアル・アートの基盤を作った人物です。
カール・ポパー
- 生没年:1902年7月28日~1994年9月17日
- 国:オーストリア・イギリス
- 肩書き:科学哲学者
科学理論は多くの一致例で最終証明されるのではなく、反証可能な予測を出し、厳しい検証にさらされるべきだと論じました。政治思想では、歴史に必然法則があるとする全体主義を批判し、失敗を平和的に修正できる「開かれた社会」を擁護します。実際の科学は単純な一回の反証で理論を捨てないため、方法論の描写としては硬すぎるとの批判があります。それでも誤りを認めて制度的に訂正する姿勢を、科学と民主政治に共通する倫理として示した人物です。
パーヴェル・チェレンコフ
- 生没年:1904年7月28日~1990年1月6日
- 国:ソ連
- 肩書き:物理学者
透明な物質中を光速より速く進む荷電粒子が青い光を放つ現象を実験的に発見しました。媒質中では光の速度が真空中より遅くなるため相対性理論と矛盾せず、フランクとタムが理論化します。チェレンコフ放射は原子炉の可視的な青光として知られ、素粒子検出器や宇宙線観測にも使われます。国家主導のソ連科学に属した研究ですが、微かな異常光を装置の欠陥とせず追究し、新しい測定手段へ変えた人物です。
7月28日に起きた歴史的な出来事
- 1540年7月28日|トマス・クロムウェル処刑と国王の再婚
ヘンリー8世がかつて宗教改革を進めた側近クロムウェルを反逆罪で処刑し、同日にキャサリン・ハワードと結婚しました。宮廷政治では政策能力より国王の婚姻と寵愛が生死を左右しました。 - 1794年7月28日|ロベスピエールらを処刑
前日のテルミドールのクーデターで失脚したロベスピエール、サン=ジュストら22人が裁判を経ずギロチンで処刑されました。恐怖政治の指導者を同じ非常手段で排除し、革命は反動期へ移りました。 - 1821年7月28日|ペルー独立宣言
サン=マルティンがリマでスペインからの独立を宣言しました。ただし王党派との戦争は続き、先住民、奴隷、地方社会の政治参加も限定的でした。宣言と実効的独立の間に長い過程があった出来事です。 - 1873年7月28日(明治6年)|地租改正法を公布
土地所有者に地券を発行し、収穫量ではなく地価の3%を現金で納める制度へ改めました。政府の安定財源と土地所有制度を作りましたが、不作でも税額が変わらず、農民負担への反対一揆を招きました。 - 1883年7月28日(明治16年)|日本鉄道の上野―熊谷間が開業
日本初の私設鉄道会社である日本鉄道が、上野から熊谷までの路線を開きました。官設鉄道だけでは不足する建設資金を民間から集め、のちの東北本線・高崎線へつながる交通軸を形成しました。 - 1914年7月28日|オーストリアがセルビアへ宣戦布告
サラエボ事件後の最後通牒をめぐり、オーストリア=ハンガリー帝国がセルビアへ宣戦布告しました。同盟、動員、恐怖が連鎖して欧州諸国が参戦し、第一次世界大戦へ拡大する直接の開戦日となりました。 - 1935年7月28日|B-17爆撃機が初飛行
ボーイング社の大型四発爆撃機B-17の試作機が初飛行しました。高高度・長距離爆撃の主力として第二次世界大戦で用いられ、航空技術の進歩と都市・工業地帯への戦略爆撃を結びつけました。 - 1941年7月28日(昭和16年)|日本軍が南部仏印へ進駐
日本軍がフランス領インドシナ南部への進駐を開始し、東南アジアの資源地帯を軍事的に圧迫しました。米英蘭の資産凍結と石油禁輸を招き、対米英戦争へ向かう危機を決定的に深めました。 - 1945年7月28日(昭和20年)|青森大空襲
米軍のB-29爆撃機が青森市街へ焼夷弾を投下し、多数の市民が死亡、市街地の大部分が焼失しました。軍事施設だけでなく木造住宅密集地を焼く本土空襲が、終戦直前まで住民生活を破壊しました。 - 1976年7月28日|唐山地震
中国河北省の工業都市唐山を大地震が襲い、公表値で24万人を超える死者を出しました。建物の耐震性、深夜の発生、情報と救援の制約が被害を拡大し、都市防災政策の大きな転機となりました。 - 1984年7月28日|ロサンゼルスオリンピック開幕
東側諸国の多くがボイコットするなか大会が開幕しました。既存施設、放映権、企業協賛を活用して黒字化し、その後の五輪を商業化された巨大メディア事業へ転換するモデルとなりました。 - 1990年7月28日|アルベルト・フジモリがペルー大統領に就任
日系人のフジモリが経済危機と内戦下のペルーで大統領となりました。インフレ抑制と武装組織掃討を進めましたが、議会解散、人権侵害、強制不妊手術、汚職に責任を負う権威主義政権となりました。