7月27日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢32名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】7月27日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1716年 | 松平定喬 | 松山藩第6代藩主 |
| 1753年 | 加藤泰行 | 大洲藩第8代藩主 |
| 1823年 | 阿部正備 | 白河藩第4代藩主 |
| 1854年 | 竹田黙雷 | 臨済宗僧侶・建仁寺管長 |
| 1878年 | 松井石根 | 陸軍軍人 |
| 1883年 | 前田夕暮 | 歌人 |
| 1887年 | 山本有三 | 小説家・劇作家 |
| 1897年 | 清水多嘉示 | 彫刻家 |
| 1898年 | 工藤一三 | 柔道家 |
| 1902年 | 鷲見三郎 | ヴァイオリニスト・教育者 |
| 1903年 | 小野十三郎 | 詩人 |
| 1916年 | 鶴岡一人 | プロ野球選手・監督 |
| 1918年 | 山村雄一 | 免疫学者 |
【海外】7月27日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1452年 | ルドヴィーコ・スフォルツァ | ミラノ公 |
| 1733年 | ジェレマイア・ディクソン | 測地学者・天文学者 |
| 1768年 | シャルロット・コルデー | フランス革命期の暗殺者 |
| 1781年 | マウロ・ジュリアーニ | ギタリスト・作曲家 |
| 1801年 | ジョージ・ビドル・エアリー | 天文学者 |
| 1824年 | アレクサンドル・デュマ・フィス | 小説家・劇作家 |
| 1835年 | ジョズエ・カルドゥッチ | 詩人 |
| 1848年 | エトヴェシュ・ロラーンド | 物理学者 |
| 1853年 | ウラジーミル・コロレンコ | 作家・ジャーナリスト |
| 1867年 | エンリケ・グラナドス | 作曲家・ピアニスト |
| 1871年 | エルンスト・ツェルメロ | 数学者・論理学者 |
| 1877年 | エルンスト・フォン・ドホナーニ | 作曲家・ピアニスト |
| 1880年 | ジョー・ティンカー | 野球選手 |
| 1881年 | ハンス・フィッシャー | 化学者 |
| 1886年 | エルンスト・マイ | 建築家・都市計画家 |
| 1904年 | アントン・ドーリン | バレエダンサー・振付家 |
| 1927年 | ジョン・シーゲンソーラー | ジャーナリスト |
| 1938年 | ゲイリー・ガイギャックス | ゲームデザイナー |
| 1940年 | ピナ・バウシュ | 舞踊家・振付家 |
7月27日生まれの代表的な偉人
シャルロット・コルデー
- 生没年:1768年7月27日~1793年7月17日
- 国:フランス
- 肩書き:フランス革命期の暗殺者
革命の内戦化を止めるとの考えから、急進派の新聞人ジャン=ポール・マラーを浴槽で刺殺しました。逮捕後の裁判で単独行動を主張し、4日後にギロチンで処刑されます。彼女を「暗殺の天使」と美化する表象は、政治的殺人の責任と、マラーを殺しても恐怖政治を止められなかった事実を覆い隠します。一人の暴力で歴史を変えられるという信念の危うさと、革命期に女性が行動主体として現れた複雑さを示す人物です。
マウロ・ジュリアーニ
- 生没年:1781年7月27日~1829年5月8日
- 国:イタリア
- 肩書き:ギタリスト・作曲家
ウィーンで演奏家として成功し、ギター協奏曲、室内楽、独奏曲を通じて、家庭用伴奏楽器と見られがちだったギターを公開演奏会の独奏楽器へ押し上げました。ベートーヴェンらの時代のソナタ形式と歌謡的な旋律を、六弦ギターの音域と奏法へ移します。華やかな名声の後に負債を抱えて帰国し、当時の音楽市場の不安定さも経験しました。古典派の構成と楽器固有の響きを結び、現在のクラシックギター奏者にも残るレパートリーを築いた人物です。
ジョズエ・カルドゥッチ
- 生没年:1835年7月27日~1907年2月16日
- 国:イタリア
- 肩書き:詩人・文学史家
古代ローマとイタリア文学の韻律を研究し、統一国家の歴史、自然、個人の記憶を格調高い詩へ表しました。教会権威を批判する共和主義者から、後年はサヴォイア王家を支持する国民詩人へ立場を変えます。1906年にイタリア人として初めてノーベル文学賞を受けました。古典の復興によって近代国家の文化的統一を支えた一方、国家と男性英雄を中心にする文学観の限界も映す人物です。
エトヴェシュ・ロラーンド
- 生没年:1848年7月27日~1919年4月8日
- 国:ハンガリー
- 肩書き:物理学者・教育行政家
ねじり秤を改良し、重力質量と慣性質量が物質の種類によらず等しいことを極めて高い精度で検証しました。この等価性は後にアインシュタインの一般相対性理論を支える実験的基盤となります。地下資源の重力探査にも装置が応用され、大学改革と科学教育にも関わりました。国民国家の科学制度と資源開発に支えられた研究である点を含め、精密測定が宇宙論と地質調査を結ぶことを示した人物です。
エルンスト・ツェルメロ
- 生没年:1871年7月27日~1953年5月21日
- 国:ドイツ
- 肩書き:数学者・論理学者
集合を自由に作れると矛盾が生じる問題に対し、公理によって許される集合の形成を定め、現代集合論の基礎を築きました。選択公理を用いて、どんな集合にも順序を与えられる整列可能定理を証明し、激しい論争を招きます。後にフレンケルらが公理系を精密化し、現在のZFCへ発展しました。無限を扱う数学が直観だけでは成り立たず、前提そのものを明示して検討する必要を示した人物です。
松井石根
- 生没年:1878年7月27日(明治11年7月27日)~1948年12月23日(昭和23年12月23日)
- 国:日本
- 肩書き:陸軍軍人
日中戦争初期に中支那方面軍司令官として上海から南京へ進撃する部隊を指揮し、南京占領後に捕虜・民間人への大規模な殺害、暴行、略奪が起きました。本人が個々の犯罪を直接命令したかとは別に、軍紀維持と被占領民保護を果たせなかった指揮責任が問われます。極東国際軍事裁判で死刑判決を受け、処刑されました。加害の規模をめぐる論争を責任否定へすり替えず、戦争指導者が部下の行為に負う義務を考えるうえで欠かせない人物です。
ハンス・フィッシャー
- 生没年:1881年7月27日~1945年3月31日
- 国:ドイツ
- 肩書き:有機化学者・生化学者
血液のヘム、胆汁色素、植物のクロロフィルに共通する環状分子構造を研究し、ヘミンの構造決定と合成に成功しました。生命現象を支える色素が似た化学骨格を持つことを示し、医学と有機化学を結びます。1930年にノーベル化学賞を受賞しましたが、ナチ体制下の研究環境と第二次世界大戦末の研究所破壊のなかで自死しました。科学の連続性が政治体制と戦争によって損なわれることも刻んだ研究者です。
ゲイリー・ガイギャックス
- 生没年:1938年7月27日~2008年3月4日
- 国:アメリカ
- 肩書き:ゲームデザイナー
デイヴ・アーネソンと『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を共同制作し、参加者が役を演じ、会話と規則と偶然で物語を作るテーブルトークRPGを大衆化しました。戦争ゲームの戦術計算を個々の登場人物の成長と共同冒険へ変え、コンピューターRPGにも大きな影響を与えます。初期ルールの性別・人種表象や会社経営・著作者関係には批判と紛争がありました。それでも物語の受け手を共同作者へ変えた、現代ゲーム文化の基盤を作った人物です。
ピナ・バウシュ
- 生没年:1940年7月27日~2009年6月30日
- 国:ドイツ
- 肩書き:舞踊家・振付家
ヴッパタール舞踊団で、古典バレエの物語と技巧から離れ、身ぶり、言葉、反復、沈黙、舞台上の土や水を用いる「タンツテアター」を発展させました。踊り手の記憶や恐れを質問から引き出し、愛情と暴力、ジェンダー化された振る舞いを舞台で解体します。個人的経験を創作へ差し出させる方法には演出家の権力という問題もあります。美しい動きだけでなく、人はなぜそう動くのかを問うことで、現代舞踊と演劇の境界を変えた人物です。
7月27日に起きた歴史的な出来事
- 1214年7月27日|ブーヴィーヌの戦い
フランス王フィリップ2世が神聖ローマ皇帝・イングランド王側の連合軍を破りました。王権の威信と直轄支配が強まり、敗れたイングランド王ジョンは国内で諸侯の反発を受け、マグナ・カルタへ至ります。 - 1549年7月27日(天文18年7月3日)|フランシスコ・ザビエルが日本へ到着
イエズス会宣教師ザビエルが鹿児島へ到着し、日本でのキリスト教布教を始めました。宗教、語学、貿易を伴う交流を開きましたが、後の改宗競争、権力との結合、禁教と迫害にもつながる出発点でした。 - 1656年7月27日|スピノザがユダヤ人共同体から破門
アムステルダムの共同体が若いスピノザへ厳しい破門を宣告しました。理由の詳細は残りませんが、聖書、神、宗教権威への批判的思考が背景とされ、彼はその後に自由な哲学研究を進めました。 - 1789年7月27日|アメリカ外務省を設置
連邦政府最初の行政部門として外務省が設置され、後に国務省へ改称されました。独立直後の国家が条約・外交文書を継続的に扱う官僚制を整え、対外関係を制度化する一歩となりました。 - 1794年7月27日|テルミドールのクーデター
国民公会でロベスピエールらが逮捕され、翌日に処刑されました。恐怖政治の最盛期は終わりましたが、反動の暴力と社会政策の後退が続き、革命が安定した自由へ直ちに移ったわけではありません。 - 1830年7月27日|フランス七月革命が始まる
シャルル10世の議会解散・言論統制に対し、パリ市民が蜂起しました。「栄光の三日間」で王は退位し、ルイ=フィリップの七月王政が成立しましたが、選挙権はなお富裕層に限られました。 - 1866年7月27日|大西洋横断電信ケーブルが完成
アイルランドとニューファンドランドを結ぶ恒久的な海底電信ケーブルが完成しました。数週間かかった欧米間の通信が数分へ縮まり、外交、金融、報道を一体化する世界通信網の基礎となりました。 - 1945年7月27日|アトリーがイギリス首相に就任
総選挙で労働党が勝利し、チャーチルに代わってクレメント・アトリーが首相となりました。国民保健サービスや福祉国家を建設する一方、インド独立など帝国解体を管理する戦後政権となりました。 - 1953年7月27日|朝鮮休戦協定
国連軍、北朝鮮、中国人民志願軍が休戦協定に署名し、3年余りの大規模戦闘が停止しました。平和条約ではないため朝鮮半島の分断と軍事的緊張は残り、離散家族と民間人被害の問題も解決されませんでした。 - 1976年7月27日|ロッキード事件で田中角栄を逮捕
航空機売り込みをめぐる贈収賄容疑で元首相田中角栄が逮捕されました。政界、官僚、商社、多国籍企業の癒着を可視化し、政治資金と首相経験者の刑事責任をめぐる長期裁判へ発展しました。 - 2012年7月27日|ロンドンオリンピック開幕
ロンドンが近代五輪で初めて3度目の開催都市となり、大会が開幕しました。多文化社会と産業史を演出した一方、巨額費用、都市再開発、監視・警備の強化など、巨大大会が公共空間へ与える影響も問われました。 - 2024年7月27日(令和6年)|佐渡島の金山が世界文化遺産に登録
ユネスコ世界遺産委員会が、手工業から機械化へ続く金生産の遺産として登録を決めました。朝鮮半島出身労働者を含む戦時期の労働史を展示・記憶にどう位置づけるかが、遺産の価値と不可分の課題です。