
5月2日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢55名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】5月2日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1661年 | 上島鬼貫 | 俳諧師 |
| 1708年 | 湯浅常山 | 儒学者 |
| 1710年 | 三宅康高 | 田原藩主 |
| 1738年 | 松平朝矩 | 姫路藩主・前橋藩主・川越藩主 |
| 1856年 | 高橋順太郎 | 薬学者、東京帝国大学医科大学初代薬物学教授 |
| 1868年 | 矢澤米三郎 | 博物学者、教育者、ライチョウ研究者 |
| 1871年 | 小田省吾 | 歴史学者 |
| 1872年 | 樋口一葉 | 小説家・歌人 |
| 1892年 | 下川凹天 | 漫画家・アニメーション作家 |
| 1896年 | 松浦周太郎 | 政治家 |
| 1897年 | 加藤宗平 | 政治家、元福島県梁川町長 |
| 1907年 | 鹿島俊雄 | 政治家 |
| 1912年 | 細田吉蔵 | 政治家 |
| 1918年 | 矢内原伊作 | 哲学者、評論家 |
| 1920年 | 山下肇 | ドイツ文学者 |
| 1922年 | 久慈あさみ | 女優、歌手 |
| 1925年 | 加藤一郎 | ロボット工学者 |
| 1934年 | 伊藤忠治 | 政治家 |
| 1937年 | 大倉舜二 | 写真家 |
| 1939年 | 野村万之介 | 狂言師 |
| 1940年 | 出口典雄 | 演出家 |
【海外】5月2日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1360年 | 永楽帝 | 明朝皇帝 |
| 1551年 | ウィリアム・カムデン | 歴史家・地誌学者 |
| 1602年 | アタナシウス・キルヒャー | イエズス会司祭・博学者 |
| 1660年 | アレッサンドロ・スカルラッティ | 作曲家 |
| 1729年 | エカチェリーナ2世 | ロシア皇帝 |
| 1737年 | ウィリアム・ペティ | 政治家、イギリス首相 |
| 1754年 | ビセンテ・マルティーン・イ・ソレル | 作曲家 |
| 1772年 | ノヴァーリス | 小説家 |
| 1797年 | エイブラハム・ゲスナー | 医師・地質学者・発明家 |
| 1802年 | ハインリヒ・グスタフ・マグヌス | 化学者・物理学者 |
| 1806年 | カトリーヌ・ラブレ | カトリック修道女・聖人 |
| 1843年 | カール・ミヒャエル・ツィーラー | 作曲家 |
| 1844年 | イライジャ・マッコイ | 技術者・発明家 |
| 1859年 | ジェローム・K・ジェローム | 作家 |
| 1860年 | テオドール・ヘルツル | ジャーナリスト・政治的シオニズム指導者 |
| 1868年 | ロバート・ウィリアム・ウッド | 物理学者 |
| 1879年 | ジェームズ・F・バーンズ | 政治家・第49代アメリカ合衆国国務長官 |
| 1886年 | ゴットフリート・ベン | 詩人 |
| 1889年 | キ・ハジャル・デワントロ | 教育者・独立運動家 |
| 1890年 | E・E・スミス | SF作家 |
| 1892年 | マンフレート・フォン・リヒトホーフェン | 軍人 |
| 1895年 | ヴィルム・ホーゼンフェルト | 教育者、軍人 |
| 1903年 | ベンジャミン・スポック | 小児科医 |
| 1912年 | アクセル・シュプリンガー | ジャーナリスト・出版事業家 |
| 1917年 | ヴァン・ティエン・ズン | 軍人・政治家・ベトナム国防相 |
| 1921年 | B・B・ラール | 考古学者 |
| 1921年 | サタジット・レイ | 映画監督・作家・デザイナー |
| 1921年 | 趙炳華 | 詩人 |
| 1923年 | パトリック・ヒラリー | 政治家、アイルランド大統領 |
| 1924年 | ヒュー・コータッツィ | 外交官・日本研究者 |
| 1928年 | ホルスト・シュタイン | 指揮者 |
| 1935年 | ファイサル2世 | 最後のイラク国王 |
| 1936年 | マイケル・レビン | ヴァイオリニスト |
| 1938年 | モショエショエ2世 | レソト国王 |
5月2日生まれの代表的な偉人
上島鬼貫
- 生没年:1661年5月2日(万治4年4月4日)~1738年9月15日(元文3年8月2日)
- 国:日本
- 肩書き:俳諧師
伊丹を拠点に俳諧を学び、技巧や言葉遊びに流れた作風を離れて、句に詠み手の真実が現れる「まことの外に俳諧なし」を唱えました。日常の小さな発見を平明な言葉で捉え、松尾芭蕉と同時代に独自の蕉風外の俳諧を築いています。地方の町人文化から生まれた作品と俳論は、近世俳諧が多中心的に発展したことを伝えます。
樋口一葉
- 生没年:1872年5月2日(明治5年3月25日)~1896年11月23日(明治29年11月23日)
- 国:日本
- 肩書き:小説家・歌人
家計を支えるため商売と執筆を続け、女性が職業作家として自立する道がほとんどなかった明治文壇へ進出しました。『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』では、吉原周辺の子どもや貧困の中に生きる女性を古典に根差した緊密な文体で描いています。二十四歳で没するまでの短い活動ながら、日記と小説に近代化の周縁に置かれた人々の声を刻み、日本近代文学の基準を変えました。
下川凹天
- 生没年:1892年5月2日(明治25年5月2日)~1973年5月26日(昭和48年5月26日)
- 国:日本
- 肩書き:漫画家・アニメーション作家
新聞漫画家として活動した後、1917年に短篇アニメーション『芋川椋三玄関番の巻』を公開しました。作品そのものは失われていますが、同年の幸内純一、北山清太郎と並び、日本で商業アニメーションを制作した最初期の作家とされています。黒板へ描いては消す方法など限られた機材で動画を試作し、漫画の線を時間芸術へ移す日本アニメ史の出発点を作りました。
加藤一郎
- 生没年:1925年5月2日(大正14年5月2日)~1994年6月19日(平成6年6月19日)
- 国:日本
- 肩書き:ロボット工学者
早稲田大学で人間の手足と感覚を機械で再現する研究を進め、1973年に全身型ヒューマノイドWABOT-1を完成させました。視覚、音声認識、二足歩行、物体操作を統合した同機は、人型ロボットを個別装置ではなく一つの知能システムとして示しています。後継のWABOT-2では楽譜を読み鍵盤を演奏させ、介助、芸術、社会参加まで視野に入れた日本ロボット研究の方向を開きました。
永楽帝
- 生没年:1360年5月2日~1424年8月12日
- 国:明(中国)
- 肩書き:明朝皇帝
甥の建文帝から武力で帝位を奪い、首都を南京から北京へ移して紫禁城を造営しました。鄭和の大航海を派遣し、『永楽大典』を編纂する一方、モンゴル遠征とベトナム支配によって明の軍事的・外交的範囲を広げています。大規模事業と国際交流を推進した統治は、簒奪後の粛清や過重な動員も伴い、明帝国の最盛期と専制強化の双方を形づくりました。
ウィリアム・カムデン
- 生没年:1551年5月2日~1623年11月9日
- 国:イングランド
- 肩書き:歴史家・地誌学者
古文書、碑文、貨幣、地名を調べ、ブリテン諸島の歴史と地理を総合したラテン語著作『ブリタニア』を刊行しました。伝説を反復するのではなく現地踏査と物証を重ねる方法によって、イギリス古物研究と地方史の基礎を築いています。エリザベス1世治世の年代記も著し、国家史を文献批判と物質資料から再構成する近代歴史学への橋を架けました。
アタナシウス・キルヒャー
- 生没年:1602年5月2日~1680年11月28日
- 国:ドイツ・ローマ
- 肩書き:イエズス会司祭・博学者
ローマのイエズス会学院を拠点に、磁気、光学、音楽、火山、言語、感染症などを巨大な図版入り著作へまとめました。顕微鏡で疫病患者の血液を観察して病気を微小な生物と結び付ける一方、ヒエログリフ解読は象徴的推測に依存し多くが誤りでした。世界各地の宣教師ネットワークから標本と報告を集めた仕事は、近代科学以前の博物学が観察、伝聞、宗教的宇宙観を混在させた姿を伝えます。
エカチェリーナ2世
- 生没年:1729年5月2日~1796年11月17日
- 国:ロシア帝国
- 肩書き:ロシア皇帝
クーデターで即位した後、啓蒙思想家と書簡を交わし、法典編纂委員会や教育・行政改革によって帝国統治の合理化を試みました。オスマン帝国との戦争とポーランド分割で領土を大きく広げ、黒海進出と列強化を進めています。しかし貴族の特権と農奴制を強め、プガチョフ反乱を鎮圧した統治は、啓蒙専制の改革理念と社会的抑圧の矛盾を示しました。
エイブラハム・ゲスナー
- 生没年:1797年5月2日~1864年4月29日
- 国:カナダ
- 肩書き:医師・地質学者・発明家
カナダ東部の地質と鉱物を調査し、標本収集と報告書によって地域地質学の形成に貢献しました。石炭系原料を蒸留して明るく比較的安価に燃える照明油を作り、「ケロシン」と名付けて製造法を改良しています。石油精製産業の本格化以前に鉱物資源を日常の照明へ変えた仕事は、鯨油から化石燃料へ移る十九世紀のエネルギー転換を促しました。
ハインリヒ・グスタフ・マグヌス
- 生没年:1802年5月2日~1870年4月4日
- 国:ドイツ
- 肩書き:化学者・物理学者
回転する物体が流体中で横向きの力を受けて軌道を曲げる現象を実験し、後にマグヌス効果と呼ばれる原理を明らかにしました。気体の熱的性質、電気化学、血液中の気体など幅広い問題を、精密な測定と再現可能な実験で研究しています。ベルリンの自宅に学生実験室を開き、講義中心だった大学教育へ実験訓練と研究室共同体を根付かせた教師でもあります。
イライジャ・マッコイ
- 生没年:1844年5月2日~1929年10月10日
- 国:カナダ・アメリカ
- 肩書き:技術者・発明家
逃亡奴隷の両親のもとカナダで生まれ、スコットランドで機械工学を学んだ後、アメリカの鉄道現場で働きました。蒸気機関を停止させずに油を供給する自動潤滑装置を改良し、機関車や工場機械の保守効率を高める多数の特許を取得しています。人種差別によって専門職への参入を阻まれながら、現場の課題を継続運転の仕組みへ変えた黒人発明家です。
テオドール・ヘルツル
- 生没年:1860年5月2日~1904年7月3日
- 国:オーストリア=ハンガリー
- 肩書き:ジャーナリスト・政治的シオニズム指導者
ヨーロッパの反ユダヤ主義を同化だけでは解決できない政治問題と捉え、『ユダヤ人国家』でユダヤ人の国家的自治を提唱しました。1897年に第1回シオニスト会議を開き、運動の組織、外交、資金調達を国際的な計画へまとめています。後のイスラエル建国へ大きな道筋を付けた一方、構想された土地に暮らすパレスチナ人との関係を十分に扱わなかった点は現在まで続く歴史的問題です。
キ・ハジャル・デワントロ
- 生没年:1889年5月2日~1959年4月26日
- 国:インドネシア
- 肩書き:教育者・独立運動家
オランダ植民地支配を風刺する文章で追放された後、帰国して民族教育運動タマン・シスワを創設しました。植民地官僚を育てる学校ではなく、地域文化、自主性、共同体への責任を重んじる教育を通じて独立の担い手を育てています。独立後は初代教育相を務め、「後ろから見守り力を与える」という理念はインドネシア教育の標語として受け継がれました。
サタジット・レイ
- 生没年:1921年5月2日~1992年4月23日
- 国:インド
- 肩書き:映画監督・作家・デザイナー
ベンガル農村の少年と家族を描く『大地のうた』から始まる「オプー三部作」で、インドの日常を国際映画の中心へ送り出しました。素人俳優、ロケ撮影、自然な音と細部の観察を用い、貧困を異国趣味にせず人物の尊厳と社会変化を描いています。脚本、音楽、ポスター、児童文学まで自ら手がけ、人間主義的な物語と総合的な造形によって世界映画へ長い影響を与えました。
ヒュー・コータッツィ
- 生没年:1924年5月2日~2018年8月14日
- 国:イギリス
- 肩書き:外交官・日本研究者
第二次世界大戦中に日本語を学び、戦後の外交官生活を通じて日英関係と日本政治を専門にしました。1980年から駐日英国大使を務め、貿易摩擦が強まる時期に政府間対話と文化交流の双方を支えています。退官後もジャパン・ソサエティ会長や多数の編著を通じ、明治期の英国人、日本庭園、外交史の記録を次世代へ残しました。
5月2日に起きた歴史的な出来事
- 1536年5月2日|王妃アン・ブーリンを逮捕
イングランド王ヘンリー8世の王妃アン・ブーリンが姦通、近親相姦、反逆の容疑でロンドン塔へ送られました。証拠と手続きには重大な疑義があり、王位継承と再婚を望む宮廷政治の中で5月19日に処刑されました。 - 1808年5月2日|マドリード市民がフランス占領へ蜂起
ナポレオン軍がスペイン王族を国外へ移そうとしたことに反発し、マドリードの市民が武装蜂起しました。フランス軍による鎮圧と翌日の処刑はゴヤの作品にも描かれ、各地の抵抗を呼んでスペイン独立戦争へ発展しました。 - 1875年5月2日|日本で郵便貯金を開始
東京と横浜の郵便局で、少額の資金を預けられる郵便貯金業務が始まりました。全国へ広がる郵便網を金融の窓口にも用いる制度は庶民の貯蓄を促し、集めた資金を国家の財政・産業政策へ動員する仕組みにもなりました。 - 1889年5月2日|ウッチャリ条約に調印
イタリアとエチオピアが友好・国境などを定める条約へ署名しましたが、外交権をめぐるイタリア語文とアムハラ語文の意味が食い違っていました。イタリアは保護国化を主張し、エチオピアの拒否から第一次エチオピア戦争へつながりました。 - 1896年5月2日|ブダペスト地下鉄が開業
ハンガリー建国千年祭に合わせ、アンドラーシ通りの地下を走る電気鉄道が営業を開始しました。ロンドンに次ぐ世界最初期の地下鉄であり、大陸ヨーロッパ初の路線として都市景観を保ちながら大量交通を通す技術を示しました。 - 1920年5月2日|日本で第1回メーデー
東京・上野公園で労働者およそ五千人が集まり、八時間労働制、失業防止、最低賃金などを要求しました。以後メーデーは労働組合と社会運動の重要な年中行事となり、弾圧による中断と戦後の大規模復活を経験しました。 - 1933年5月2日|ナチ政権が自由労働組合を解体
突撃隊などがドイツ各地の労働組合事務所を占拠し、指導者を拘束して資産を接収しました。独立組合は廃止され、労働者と使用者をナチ管理下のドイツ労働戦線へ組み込む強制的同一化が進みました。 - 1945年5月2日|ベルリン防衛軍が降伏
総統地下壕を含む政府地区をソ連赤軍が制圧し、ベルリン防衛軍司令官ヴァイトリングが市内の部隊へ戦闘停止を命じました。首都の陥落によってナチ体制の軍事的崩壊は決定的となり、ドイツ全軍の降伏まで一週間を切りました。 - 1947年5月2日|枢密院を廃止
日本国憲法の施行を翌日に控え、天皇の最高諮問機関だった枢密院が廃止されました。帝国憲法下で条約や重要勅令を審議した非公選機関がなくなり、国会と内閣を中心とする議院内閣制へ制度が切り替わりました。 - 1950年5月2日|電波三法を公布
放送法、電波法、電波監理委員会設置法が公布され、戦後日本の放送・無線行政の基本枠組みが整えられました。電波利用を政府の直接統制から一定程度切り離し、公共放送と民間放送が並立する制度への道を開きました。 - 1952年5月2日|世界初の定期ジェット旅客便が就航
英国海外航空がデ・ハビランド・コメットをロンドン―ヨハネスブルク線へ投入し、商業ジェット旅客輸送を始めました。初期機は金属疲労による連続事故で運航停止となりましたが、その調査は与圧胴体の設計と航空安全基準を大きく進歩させました。 - 1969年5月2日|客船クイーン・エリザベス2が処女航海
キュナード社のクイーン・エリザベス2がサウサンプトンからニューヨークへ向けて最初の大西洋横断航海に出発しました。定期客船が航空機に主役を譲る時代に、同船は高速輸送からクルーズへ役割を変えながら長く運航されました。 - 1989年5月2日|ハンガリーが国境鉄条網の撤去を開始
ハンガリー政府がオーストリア国境の警報設備と有刺鉄線を撤去し始め、「鉄のカーテン」に物理的な穴が開きました。東ドイツ市民の西側脱出が増え、同年秋の国境開放とベルリンの壁崩壊を促す連鎖の一つとなりました。 - 2008年5月2日|サイクロン・ナルギスがミャンマーへ上陸
大型サイクロンがエーヤワディー・デルタを直撃し、高潮と暴風によって十万人を超える死者・行方不明者を出しました。軍事政権が外国救援要員の受け入れを制限したため、人道支援と国家主権をめぐる国際的な議論も生じました。 - 2011年5月2日|米軍がウサーマ・ビンラーディンを殺害
アメリカ海軍特殊部隊がパキスタンのアボタバードにある邸宅を急襲し、アルカイダ指導者ビンラーディンを殺害しました。9・11同時多発攻撃から約十年後の作戦は大きな節目となりましたが、主権侵害と裁判を経ない殺害をめぐる問題も残しました。