7月26日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢31名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】7月26日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1778年 | 貫名菘翁 | 儒学者・書家・文人画家 |
| 1783年 | 松平直寛 | 広瀬藩第8代藩主 |
| 1873年 | 野口遵 | 実業家・日窒コンツェルン創業者 |
| 1881年 | 小山内薫 | 劇作家・演出家 |
| 1879年 | 畑俊六 | 陸軍軍人 |
| 1891年 | 宇野浩二 | 小説家 |
| 1901年 | 高橋ふみ | 哲学者 |
| 1902年 | 小笠原章二郎 | 俳優 |
| 1906年 | 坂本直行 | 画家 |
| 1928年 | 牧野茂 | プロ野球選手・コーチ |
| 1933年 | 吉田義男 | プロ野球選手・監督 |
| 1934年 | 森山周一郎 | 俳優・声優 |
| 1939年 | 辺見じゅん | 歌人・ノンフィクション作家 |
| 1950年 | 萩原健一 | 俳優・歌手 |
【海外】7月26日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1678年 | ヨーゼフ1世 | 神聖ローマ皇帝 |
| 1773年 | イリヤ・ティムコフスキー | 法学者・教育者 |
| 1782年 | ジョン・フィールド | 作曲家・ピアニスト |
| 1791年 | フランツ・クサーヴァー・モーツァルト | 作曲家・ピアニスト |
| 1796年 | ジョージ・カトリン | 画家・著述家 |
| 1802年 | マリアノ・アリスタ | メキシコ大統領・軍人 |
| 1815年 | ローベルト・レーマク | 医師・生理学者 |
| 1829年 | オーギュスト・ベールナールト | ベルギー首相 |
| 1842年 | アルフレッド・マーシャル | 経済学者 |
| 1855年 | フェルディナント・テンニース | 社会学者 |
| 1856年 | ジョージ・バーナード・ショー | 劇作家・批評家 |
| 1865年 | フィリップ・シャイデマン | ドイツ首相 |
| 1874年 | セルゲイ・クーセヴィツキー | 指揮者 |
| 1875年 | カール・グスタフ・ユング | 精神科医・心理学者 |
| 1885年 | アンドレ・モーロワ | 作家 |
| 1894年 | オルダス・ハクスリー | 小説家・思想家 |
| 1919年 | ジェームズ・ラブロック | 科学者・環境思想家 |
7月26日生まれの代表的な偉人
貫名菘翁
- 生没年:1778年7月26日(安永7年6月3日)~1863年6月21日(文久3年5月6日)
- 国:日本
- 肩書き:儒学者・書家・文人画家
阿波で儒学と書を学び、京都・大坂を中心に私塾を開いて経書、詩文、書画を教えました。中国の晋・唐・宋の法帖と碑を研究し、流麗さと骨格を併せ持つ書で幕末の「三筆」の一人に数えられます。山水画や漢詩も手がけ、文人が複数の芸を通じて人格を磨く理念を実践しました。中国文化を正統とする価値観の限界はありますが、実物と古典の臨書を重ね、日本近代書道へ続く学問的な基礎を築いた人物です。
ジョン・フィールド
- 生没年:1782年7月26日~1837年1月23日
- 国:アイルランド・ロシア
- 肩書き:作曲家・ピアニスト
歌うような旋律を右手に置き、左手の分散和音とペダルで夜の静けさを表すピアノ小品「ノクターン」を確立しました。ロシアで演奏家・教師として成功し、その形式はショパンをはじめロマン派の作曲家へ受け継がれます。師クレメンティの楽器販売巡業に若くして同行し、演奏と商業が密接な時代を生きました。晩年は病と経済的困難に苦しみましたが、大規模な技巧曲とは異なる親密な時間をピアノ音楽へ開いた人物です。
アルフレッド・マーシャル
- 生没年:1842年7月26日~1924年7月13日
- 国:イギリス
- 肩書き:経済学者
需要と供給、価格弾力性、限界効用、短期と長期などを統一的に説明し、『経済学原理』で新古典派経済学の基本語彙を整えました。部分均衡分析は複雑な市場の一部を切り出して政策効果を考える強力な道具となります。一方、現実の権力、制度、階級を単純化し、女性学生の学位取得にも消極的だった限界があります。数学を裏側に置いて平易な図と文章で議論し、経済学を専門職として制度化した人物です。
フェルディナント・テンニース
- 生没年:1855年7月26日~1936年4月9日
- 国:ドイツ
- 肩書き:社会学者
血縁、地縁、慣習で結ばれる共同体をゲマインシャフト、契約と利害で結ばれる社会をゲゼルシャフトとして概念化しました。近代化を単純な進歩ではなく、親密な結びつきの解体と新しい自由が同時に進む過程として捉えます。この二分法を現実の集団へ機械的に当てはめると多様性を失いますが、変化を比較する理念型として影響を持ちました。ナチ政権を批判して職を追われ、社会学を公共的な自己理解の学問にした人物です。
ジョージ・バーナード・ショー
- 生没年:1856年7月26日~1950年11月2日
- 国:アイルランド・イギリス
- 肩書き:劇作家・批評家
『ピグマリオン』『人と超人』などで、結婚、階級、言語、貧困、道徳の矛盾を機知に富む対話で舞台へ上げました。フェビアン協会で漸進的社会主義を唱え、演劇批評ではイプセン作品を擁護します。女性の自立や社会改革を論じた一方、優生思想や独裁者への不用意な評価は厳しく批判されます。観客を感動させるだけでなく、自分の常識を議論させる「思想劇」を英語圏の大衆演劇として成功させた人物です。
カール・グスタフ・ユング
- 生没年:1875年7月26日~1961年6月6日
- 国:スイス
- 肩書き:精神科医・心理学者
フロイトとの協働から離れ、個人の無意識に加えて神話や夢に反復する「集合的無意識」と元型を論じました。外向・内向、個性化、影などの概念は心理療法、宗教研究、芸術論へ広く影響します。しかし理論の実証可能性は低く、異文化の神話を普遍的な型へ回収する欧州中心性や、反ユダヤ主義との距離も議論されています。心の症状を欠陥だけでなく、生涯を通じて自己を統合する過程として捉えた点に持続的意義があります。
小山内薫
- 生没年:1881年7月26日(明治14年7月26日)~1928年12月25日(昭和3年12月25日)
- 国:日本
- 肩書き:劇作家・演出家・演劇運動家
二代目市川左團次と自由劇場を始め、イプセンやチェーホフなどの翻訳劇を上演して、歌舞伎とは異なる写実的な近代演劇を紹介しました。関東大震災後は土方与志と築地小劇場を創設し、演出、舞台美術、俳優訓練を集団的に組織します。西洋演劇を近代化の基準にしたため在来芸能を低く見る偏りもありました。それでも劇作家中心ではなく、演出家と劇場を軸に日本の新劇制度を作った人物です。
オルダス・ハクスリー
- 生没年:1894年7月26日~1963年11月22日
- 国:イギリス・アメリカ
- 肩書き:小説家・思想家
『すばらしい新世界』で、生殖、教育、薬物、娯楽によって人々が幸福に管理される未来社会を描き、暴力だけに頼らない全体主義を批判しました。科学技術の進歩が自由や意味を自動的にもたらさないことを問い、後年は神秘思想や知覚変容も探究します。植民地主義的な語彙や優生思想への接近は作品を批判的に読む論点です。監視と消費が結びつく現代社会を考える寓話を残し、技術倫理の想像力を広げた作家です。
ジェームズ・ラブロック
- 生没年:1919年7月26日~2022年7月26日
- 国:イギリス
- 肩書き:科学者・環境思想家
地球の生物と大気・海洋・岩石が相互作用し、生命に適した状態を保つ自己調整系として働くというガイア仮説を提唱しました。電子捕獲型検出器の開発は微量汚染物質の測定にも貢献します。ガイアを一つの意思ある生命体のように扱う表現は誤解と批判を招き、初期の強い自己調整像は修正されました。それでも生命と環境を分離せず、地球システム全体で気候変動を考える学際的視点を普及させた人物です。
7月26日に起きた歴史的な出来事
- 811年7月26日|プリスカの戦い
ブルガリアのクルム・ハーン軍が東ローマ皇帝ニケフォロス1世の軍を破り、皇帝も戦死しました。バルカン支配をめぐる戦争でブルガリアの勢力が強まり、東ローマ側の政局も大きく揺れました。 - 1581年7月26日|ネーデルラント独立宣言
北部諸州が「権利章典」によりスペイン王フェリペ2世への臣従を否定しました。宗教、課税、自治をめぐる反乱が主権の正当性を問う宣言となり、長い戦争を経てオランダ共和国の成立へ進みます。 - 1788年7月26日|ニューヨーク州が合衆国憲法を批准
激しい批准論争の末、ニューヨーク州が11番目の州として憲法を承認しました。『ザ・フェデラリスト』による議論は連邦政府の必要性を説き、同時に権利章典追加を求める声も強めました。 - 1822年7月26日|グアヤキル会談
南米独立運動を率いたサン=マルティンとボリバルがグアヤキルで会談しました。会談内容の記録は乏しいものの、サン=マルティンは第一線を退き、ペルー解放の主導権がボリバルへ移りました。 - 1882年7月26日|楽劇『パルジファル』初演
ワーグナー最後の楽劇がバイロイト祝祭劇場で初演されました。キリスト教的救済と中世伝説を大規模な音楽劇へ統合しましたが、女性像や人種・宗教観、作品を聖地化する上演制度は現在も批判的検討の対象です。 - 1887年7月26日|エスペラント最初の教本を刊行
ザメンホフが国際補助語エスペラントをロシア語の小冊子で発表しました。学びやすい共通語による平等な交流を目指し、国家を越える市民運動へ発展しましたが、欧州言語中心の構造という限界もあります。 - 1940年7月26日(昭和15年)|基本国策要綱を閣議決定
第2次近衛内閣が「大東亜新秩序」と高度国防国家の建設を掲げ、南方進出と国内統制を国策化しました。資源確保を名目に侵略戦争を拡大し、社会と経済を総力戦へ従属させる方針でした。 - 1945年7月26日|ポツダム宣言を発表
米英中3か国が日本へ無条件降伏を求め、軍国主義の除去、占領、領土、民主化の原則を示しました。日本政府の対応が遅れるなか原爆投下とソ連参戦が続き、8月の受諾へ至りました。 - 1947年7月26日|アメリカ国家安全保障法成立
陸海軍を統合する国防体制、国家安全保障会議、中央情報局などを設ける法律が成立しました。冷戦期の外交・軍事・情報活動を一体化しましたが、秘密工作と大統領権限の拡大も招きました。 - 1956年7月26日|スエズ運河国有化
エジプトのナーセル大統領が、英仏資本のスエズ運河会社を国有化すると宣言しました。主権と開発資金の確保を掲げた決定は英仏イスラエルの軍事介入を招きましたが、旧植民地帝国の退潮を明確にしました。 - 1963年7月26日|スコピエ地震
ユーゴスラビアのスコピエを大地震が襲い、市街地の大半が破壊され、多数が死傷しました。東西冷戦を越えた国際救援と都市再建が行われ、丹下健三らの計画も復興構想に参加しました。 - 2016年7月26日(平成28年)|相模原障害者施設殺傷事件
神奈川県の障害者施設で元職員が入所者19人を殺害し、26人を負傷させました。障害のある生命に価値がないとする優生思想に基づく犯罪で、匿名化や施設隔離を含む社会の側の差別も問われました。