
6月17日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢50名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】6月17日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1611年 | 保科正之 | 会津藩初代藩主・江戸幕府大政参与 |
| 1628年 | 黒田光之 | 福岡藩第3代藩主 |
| 1687年 | 近衛家久 | 公卿・関白・太政大臣 |
| 1700年 | 井伊直惟 | 彦根藩第8代藩主 |
| 1832年 | 牧野誠成 | 丹後田辺藩第9代藩主 |
| 1834年 | 川路利良 | 警察官僚・初代大警視 |
| 1834年 | 九鬼隆備 | 三田藩第13代藩主 |
| 1860年 | 鈴木清助 | 実業家・鈴木商店創業者 |
| 1870年 | 西田幾多郎 | 哲学者 |
| 1889年 | 大沼哲 | 陸軍軍人・作曲家 |
| 1891年 | 勝野実 | 内務官僚・福井県知事 |
| 1892年 | 三谷隆信 | 外交官・侍従長 |
| 1904年 | 内野熊一郎 | 中国文学者 |
| 1905年 | 臼井吉見 | 文芸評論家・編集者 |
| 1910年 | 志賀暁子 | 小説家 |
| 1914年 | 鹿子木健日子 | 海軍軍人・航空自衛官 |
| 1918年 | 村松定孝 | 国文学者 |
| 1920年 | 原節子 | 俳優 |
| 1924年 | 阪田清春 | プロ野球選手 |
| 1925年 | 有川貞昌 | 特撮監督 |
| 1926年 | 加藤六月 | 政治家・農林水産大臣 |
| 1928年 | 白柳誠一 | カトリック枢機卿・東京大司教 |
| 1933年 | 魚住純子 | 俳優 |
| 1939年 | 加藤紘一 | 政治家・内閣官房長官 |
【海外】6月17日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1239年 | エドワード1世 | イングランド王 |
| 1682年 | カール12世 | スウェーデン王 |
| 1691年 | ジョヴァンニ・パオロ・パニーニ | 画家・建築家 |
| 1791年 | ロベルト・コフレシ | プエルトリコの海賊 |
| 1800年 | 第3代ロス伯爵ウィリアム・パーソンズ | 天文学者・政治家 |
| 1802年 | ヘルマン・ゴルトシュミット | 天文学者・画家 |
| 1811年 | ヨン・シグルズソン | アイスランド独立運動家 |
| 1818年 | シャルル・グノー | 作曲家 |
| 1832年 | ウィリアム・クルックス | 化学者・物理学者 |
| 1841年 | アントニオ・パチノッティ | 物理学者・発明家 |
| 1844年 | ハルトヴィヒ・デレンブルク | 東洋学者 |
| 1850年 | ラファエル・コラン | 画家 |
| 1878年 | ポール・ペリオ | 東洋学者・探検家 |
| 1880年 | カール・ヴァン・ヴェクテン | 作家・写真家 |
| 1882年 | イーゴリ・ストラヴィンスキー | 作曲家 |
| 1888年 | ハインツ・グデーリアン | ドイツ陸軍軍人 |
| 1898年 | M・C・エッシャー | 版画家 |
| 1906年 | トーマス・カウリング | 天文学者・数学者 |
| 1910年 | ハーバート・オーウェン・リード | 作曲家・教育者 |
| 1914年 | ジョン・ハーシー | 作家・ジャーナリスト |
| 1919年 | ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ | 作曲家 |
| 1920年 | フランソワ・ジャコブ | 分子生物学者 |
| 1927年 | ルチオ・フルチ | 映画監督 |
| 1929年 | チグラン・ペトロシアン | チェス世界王者 |
| 1933年 | クリスチャン・フェラス | ヴァイオリニスト |
| 1933年 | ジェームズ・シゲタ | 俳優・歌手 |
6月17日生まれの代表的な偉人
エドワード1世
- 生没年:1239年6月17日~1307年7月7日
- 国:イングランド
- 肩書き:イングランド王
ウェールズを軍事的に征服してイングランド王権へ組み込み、各地に城塞を築いて統治を定着させました。議会には騎士と都市代表を招き、課税への同意を広く求める仕組みを発展させます。一方、スコットランドへの介入とユダヤ人追放は強権的な支配の側面を示します。法令の整備と領域拡大を同時に進め、中世イングランド国家の輪郭を大きく変えた王です。
保科正之
- 生没年:1611年6月17日(慶長16年5月7日)~1673年2月4日(寛文12年12月18日)
- 国:日本
- 肩書き:会津藩初代藩主・江戸幕府大政参与
第2代将軍徳川秀忠の子として生まれ、会津藩主となった後、第4代将軍家綱を補佐しました。明暦の大火では焼失した天守の再建より江戸の復興を優先し、被災者救済と都市の防火整備を進めます。会津では社倉、救貧、九十歳以上への扶持などを制度化しました。幕府財政と民生を結びつけた政策は、武断から文治へ移る初期江戸政治の一つの規範になりました。
カール12世
- 生没年:1682年6月17日~1718年11月30日
- 国:スウェーデン
- 肩書き:スウェーデン王
15歳で即位し、デンマーク、ポーランド、ロシアとの大北方戦争で自ら軍を率いました。ナルヴァでは大軍を破りましたが、ロシア深部へ進んだ遠征は補給を失い、ポルタヴァで決定的敗北を喫します。その後も戦争を続け、ノルウェー遠征中に戦死しました。卓越した軍事指揮の一方で長期戦が国力を消耗させ、バルト海の覇権がスウェーデンからロシアへ移る転換を招きました。
シャルル・グノー
- 生没年:1818年6月17日~1893年10月18日
- 国:フランス
- 肩書き:作曲家
ゲーテの物語を題材にした歌劇『ファウスト』を成功させ、旋律の明快さと劇的な人物描写によって19世紀フランス歌劇を代表しました。バッハの平均律クラヴィーア曲集の前奏曲に旋律を重ねた『アヴェ・マリア』も広く親しまれています。宗教曲と劇場音楽の間を往復し、フランス語の抑揚を生かした声楽様式を整え、ビゼーやマスネら次世代の作曲家へ道を開きました。
ウィリアム・クルックス
- 生没年:1832年6月17日~1919年4月4日
- 国:イギリス
- 肩書き:化学者・物理学者
分光分析によって新元素タリウムを発見し、低圧気体の放電を調べるクルックス管を考案しました。管内で生じる陰極線の研究は、後の電子発見とX線技術へつながります。光の圧力を測ろうとして放射計を作るなど、物質と放射の境界を実験で探りました。心霊研究にも深く関与して批判を受けましたが、精密な真空技術を物理学の主要な道具へ育てた功績は大きなものです。
川路利良
- 生没年:1834年6月17日(天保5年5月11日)~1879年10月13日(明治12年10月13日)
- 国:日本
- 肩書き:警察官僚・初代大警視
薩摩藩士として戊辰戦争に参加した後、欧州の警察制度を調査し、東京警視庁の創設を主導しました。軍隊とは別に、都市の治安、犯罪捜査、交通、消防を日常的に担う近代警察を整備し、初代大警視となります。西南戦争では警察官による部隊も組織しました。制度の中央集権性は後の政治警察にもつながりましたが、行政機構としての警察を全国へ広げた人物です。
西田幾多郎
- 生没年:1870年6月17日(明治3年5月19日)~1945年6月7日(昭和20年6月7日)
- 国:日本
- 肩書き:哲学者
禅の経験と西洋哲学を結び、『善の研究』で主観と客観が分かれる以前の「純粋経験」を論じました。その後、「場所の論理」「絶対矛盾的自己同一」へ思索を進め、個物と世界が相互に形づくられる構造を表そうとします。京都帝国大学で田辺元らを育て、その系譜は京都学派と呼ばれました。戦時下の発言には論争を残しつつ、日本語で独自の哲学体系を築く可能性を示しました。
ポール・ペリオ
- 生没年:1878年6月17日~1945年10月26日
- 国:フランス
- 肩書き:東洋学者・探検家
中央アジア調査隊を率いて敦煌へ入り、莫高窟の蔵経洞に保存されていた漢文、チベット語、ソグド語などの写本を選別してフランスへ持ち帰りました。卓越した語学力で文書の年代と価値を短時間に見抜き、シルクロード研究を飛躍させます。一方、文化財が発見地から国外へ流出した経緯は現在も批判的に検討されています。資料発見と帝国主義的収集が重なる東洋学史の中心人物です。
イーゴリ・ストラヴィンスキー
- 生没年:1882年6月17日~1971年4月6日
- 国:ロシア・フランス・アメリカ
- 肩書き:作曲家
バレエ・リュスのために『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』を作曲し、とりわけ不規則なアクセントと複雑なリズムで20世紀音楽の感覚を揺さぶりました。その後は古典形式を再構成する新古典主義、さらに音列技法へと作風を変え続けます。民族的素材を固定した様式にせず、異なる時代の語法を組み替える創作姿勢によって、作曲家が過去を引用し直す方法を一変させました。
ハインツ・グデーリアン
- 生没年:1888年6月17日~1954年5月14日
- 国:ドイツ
- 肩書き:陸軍軍人
無線で連携する戦車部隊と航空支援を集中運用する機甲戦の理論化に関わり、第二次世界大戦初期のポーランド、フランス侵攻で高速進撃を指揮しました。戦術革新は各国軍に影響しましたが、それはナチス・ドイツの侵略戦争を実行する手段でもありました。戦後の回想録では軍と政治の距離を強調したため「清廉な国防軍」像の形成にも寄与し、その自己弁護を含めて批判的に読む必要があります。
M・C・エッシャー
- 生没年:1898年6月17日~1972年3月27日
- 国:オランダ
- 肩書き:版画家
階段が無限に循環する建物、表裏が入れ替わる面、魚と鳥が隙間なく変形する平面充填など、見る者の空間認識を揺さぶる版画を制作しました。アルハンブラ宮殿の幾何学模様から着想し、対称性と反復を独自の視覚世界へ変えます。数学者との交流を通じて正則分割や双曲幾何を作品化し、専門的な数式を使わずに、無限や次元の問題を直感的に考えさせる図像を広めました。
ジョン・ハーシー
- 生没年:1914年6月17日~1993年3月24日
- 国:アメリカ
- 肩書き:作家・ジャーナリスト
原爆投下一年後、被爆した六人の生活を追ったルポルタージュ『ヒロシマ』を発表しました。惨状を抽象的な死者数ではなく、負傷、捜索、病気、生活再建という個人の経験から描き、雑誌『ニューヨーカー』は一号全体をこの作品に充てます。抑制した叙述は読者に判断を委ね、戦争報道と文学的ノンフィクションの方法を変えました。後年には生存者のその後も追記しています。
原節子
- 生没年:1920年6月17日(大正9年6月17日)~2015年9月5日(平成27年9月5日)
- 国:日本
- 肩書き:俳優
戦前から映画に出演し、戦後は黒澤明『わが青春に悔なし』、小津安二郎『晩春』『東京物語』などで、家族と個人の選択の間に立つ女性を演じました。微笑みの背後にためらいや決意をにじませる演技は、占領期から高度成長前夜の価値観の変化を映します。人気絶頂で引退し、公の場から退いたことも伝説化されましたが、その作品は日本映画が世界的評価を得る過程の中心にあります。
フランソワ・ジャコブ
- 生没年:1920年6月17日~2013年4月19日
- 国:フランス
- 肩書き:分子生物学者
ジャック・モノーらと大腸菌を研究し、遺伝子の働きが必要に応じてオンとオフになる「オペロン」モデルを示しました。DNAが設計図を持つだけでなく、その情報の読み出し自体が制御されることを明確にし、発生、代謝、病気を理解する分子生物学の基盤を築きます。第二次世界大戦では自由フランス軍の軍医として負傷を重ねた後に研究へ転じ、1965年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
6月17日に起きた歴史的な出来事
- 362年6月17日|皇帝ユリアヌスがキリスト教徒教師を制限
ローマ皇帝ユリアヌスが、古典文学を教える者には伝統宗教への忠実さが必要だとする法を出しました。キリスト教徒を知的教育から遠ざける政策となり、信仰と公教育の関係をめぐる初期の対立を示します。 - 1565年6月17日(永禄8年5月19日)|永禄の変
三好義継らの軍勢が京都の二条御所を襲い、室町幕府第13代将軍足利義輝を殺害しました。将軍権威の弱体化が露呈し、のちに織田信長が足利義昭を奉じて上洛する政治過程へつながりました。 - 1631年6月17日|ムムターズ・マハル死去
ムガル皇帝シャー・ジャハーンの妃ムムターズ・マハルが出産時に亡くなりました。皇帝は霊廟タージ・マハルを建設させ、王朝の富、イスラーム建築、職人技を結集した世界的文化遺産が生まれます。 - 1775年6月17日|バンカーヒルの戦い
アメリカ独立戦争初期、ボストン近郊の高地をめぐり植民地軍とイギリス軍が戦いました。イギリス軍は陣地を奪いましたが大損害を受け、植民地側が正規軍と戦えることを示しました。 - 1789年6月17日|フランス第三身分が国民議会を宣言
三部会で身分別採決に反対した第三身分の代表が、自らを国民の大多数を代表する国民議会と宣言しました。主権を国王ではなく国民に置く革命的な政治原理が制度の表面に現れます。 - 1857年6月17日(安政4年5月26日)|下田協約締結
江戸幕府とアメリカ総領事ハリスが、下田・箱館での居留条件や通貨交換などを定めました。翌年の日米修好通商条約へ向け、外国人の権利と開港場運営を具体化した協定です。 - 1858年6月17日(安政5年5月7日)|お玉ヶ池種痘所開設
蘭方医らが江戸に天然痘予防のための種痘所を開きました。焼失と再建を経て幕府直轄となり、西洋医学所、医学所へ発展して、東京大学医学部につながる近代医学教育の基盤となりました。 - 1864年6月17日(元治元年5月14日)|神戸海軍操練所開設
勝海舟の建言により幕府が神戸に海軍教育機関を設けました。坂本龍馬らも関わり、身分や藩を越えて航海・砲術を学ぶ場となりましたが、政局の変化により短期間で閉鎖されました。 - 1885年6月17日|自由の女神像がニューヨークに到着
フランスから贈られた自由の女神像の部材が船でニューヨーク港へ届きました。寄付で台座建設を進め、翌年に除幕された像は、移民が到着する港とアメリカの自由理念を象徴する存在になりました。 - 1930年6月17日|スムート=ホーリー関税法成立
アメリカが多数の輸入品に高い関税を課す法律を成立させました。各国の報復関税を招いて世界貿易を縮小させ、大恐慌期の国際協調をさらに困難にした政策として知られます。 - 1940年6月17日|客船ランカストリア沈没
フランスから連合軍兵士と民間人を退避させていたイギリス客船が、ドイツ軍機の爆撃で沈没しました。正確な犠牲者数は不明ですが、イギリス海難史上最大級の人的被害となりました。 - 1944年6月17日|アイスランド共和国成立
アイスランドがデンマークとの同君連合を解消し、国民投票を経て共和国の成立を宣言しました。デンマークがドイツ占領下にある中で、長年の自治拡大が完全独立へ到達しました。 - 1953年6月17日|東ベルリン暴動
東ドイツ政府の労働ノルマ引き上げに抗議する建設労働者のストライキが、各地の反政府運動へ拡大しました。ソ連軍が鎮圧し、東西冷戦下の社会主義体制が抱える緊張を露呈しました。 - 1967年6月17日|中国が初の水爆実験
中国が新疆の実験場で初の水素爆弾実験に成功しました。最初の原爆実験から三年足らずで熱核兵器を獲得し、核保有国間の軍事バランスと東アジアの安全保障に大きな影響を与えました。 - 1972年6月17日|ウォーターゲート事件の侵入犯逮捕
ワシントンの民主党全国委員会本部に侵入した五人が逮捕されました。捜査はニクソン政権による隠蔽と権力乱用を明らかにし、1974年の大統領辞任へつながりました。