
5月11日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢55名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】5月11日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1571 | 丹羽長重 | 武将・大名 |
| 1641 | 遠山友貞 | 第3代苗木藩主 |
| 1746 | 松平資尹 | 第4代宮津藩主 |
| 1768 | 松平治好 | 第13代福井藩主 |
| 1772 | 伊東祐鐘 | 第11代飫肥藩主 |
| 1840 | 土倉庄三郎 | 林業家・実業家 |
| 1884 | 前田多門 | 政治家・実業家 |
| 1887 | 高柳賢三 | 英米法学者・政治家 |
| 1894 | 小牧近江 | 翻訳家・社会運動家 |
| 1897 | 山口喜久一郎 | 政治家・衆議院議長 |
| 1899 | 上田桑鳩 | 書家 |
| 1908 | 日野開三郎 | 東洋史学者 |
| 1910 | 上田幹藏 | スーパーセンテナリアン |
| 1912 | 林伊佐緒 | 歌手・作曲家 |
| 1915 | 天龍三郎 | 浪曲師 |
| 1920 | 川喜田二郎 | 地理学者・文化人類学者 |
| 1927 | 近松麗江 | 女優 |
| 1928 | 東儀祐二 | ヴァイオリニスト・指揮者 |
| 1929 | 椎名武雄 | 実業家・日本IBM社長 |
| 1930 | 俵浩三 | 景観学者・林学者 |
| 1930 | 土屋耕一 | コピーライター |
| 1936 | 中嶋嶺雄 | 国際政治学者 |
| 1936 | 有明夏夫 | 小説家 |
| 1939 | 森田拳次 | 漫画家 |
| 1939 | 保岡興治 | 政治家・法務大臣 |
| 1941 | 神田厚 | 政治家 |
| 1941 | 栽弘義 | 高校野球指導者 |
【海外】5月11日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1720 | カール・フリードリヒ・ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン | 貴族・軍人・「ほら吹き男爵」のモデル |
| 1811 | チャン&エン・ブンカー兄弟 | 結合双生児として知られた兄弟 |
| 1817 | ファニー・チェッリート | バレエダンサー |
| 1824 | ジャン=レオン・ジェローム | 画家・彫刻家 |
| 1827 | ジャン=バティスト・カルポー | 彫刻家 |
| 1848 | ヴィルヘルム・ヴィンデルバント | 哲学者 |
| 1852 | チャールズ・W・フェアバンクス | 第26代アメリカ副大統領 |
| 1871 | スチェパン・ラディチ | クロアチア政治家 |
| 1875 | ハリエット・クインビー | 飛行家・ジャーナリスト |
| 1881 | セオドア・フォン・カルマン | 航空工学者 |
| 1887 | パウル・ウィトゲンシュタイン | ピアニスト |
| 1888 | アーヴィング・バーリン | 作曲家・作詞家 |
| 1889 | ポール・ナッシュ | 画家 |
| 1894 | マーサ・グレアム | 舞踊家・振付家 |
| 1903 | チャーリー・ゲーリンジャー | プロ野球選手 |
| 1904 | サルバドール・ダリ | 画家 |
| 1911 | フィル・シルヴァース | 俳優・コメディアン |
| 1914 | アルーン・タジェフ | 火山学者 |
| 1916 | カミーロ・ホセ・セラ | 小説家・ノーベル文学賞受賞者 |
| 1918 | リチャード・P・ファインマン | 理論物理学者・ノーベル物理学賞受賞者 |
| 1924 | アントニー・ヒューイッシュ | 電波天文学者・ノーベル物理学賞受賞者 |
| 1928 | マルコ・フェレーリ | 映画監督 |
| 1930 | エドガー・ダイクストラ | コンピュータ科学者 |
| 1933 | ピーター・ファーストブルック | フィギュアスケート選手 |
| 1936 | カーラ・ブレイ | ジャズ作曲家・ピアニスト |
| 1940 | ヘルベルト・ミューラー | レーシングドライバー |
| 1963 | ナターシャ・リチャードソン | 女優 |
| 1982 | コリー・モンティス | 俳優・歌手 |
5月11日生まれの代表的な偉人
土倉庄三郎
- 生没年:1840年5月11日(天保11年4月10日)~1917年7月19日(大正6年7月19日)
- 国:日本
- 肩書き:林業家・実業家
吉野林業の家に生まれ、計画的な植林、間伐、運材法の改良によって山林経営を近代的な長期事業として発展させました。自由民権運動の板垣退助らを資金面で支援し、道路や教育事業にも私財を投じています。自然資源を育てながら利用する林業経営と、地域インフラへ利益を還元する企業家像の両面から「吉野林業の父」と呼ばれました。
前田多門
- 生没年:1884年5月11日(明治17年5月11日)~1962年6月4日(昭和37年6月4日)
- 国:日本
- 肩書き:政治家・実業家
内務官僚、東京市助役、国際労働機関勤務などを経て、戦後直後の東久邇宮・幣原両内閣で文部大臣を務めました。敗戦後の教育改革の入口で軍国主義教育の整理と新しい学校制度への移行に関わり、文化・教育政策の再建を担っています。新渡戸稲造ら国際派知識人との交流も深く、官界と民間、国内行政と国際協力を行き来した人物です。
林伊佐緒
- 生没年:1912年5月11日(明治45年5月11日)~1995年9月29日(平成7年9月29日)
- 国:日本
- 肩書き:歌手・作曲家
昭和初期から流行歌手として活動し、『ダンスパーティーの夜』『高原の宿』などを歌いました。作曲家としても多数の作品を残し、歌う側と作る側を兼ねることで戦前・戦後の歌謡曲の変化を経験しています。軍歌から戦後歌謡まで幅広いレパートリーに関わり、ラジオとレコードが大衆音楽を全国へ届けた時代を代表する音楽家の一人です。
川喜田二郎
- 生没年:1920年5月11日(大正9年5月11日)~2009年7月8日(平成21年7月8日)
- 国:日本
- 肩書き:地理学者・文化人類学者
ヒマラヤやネパールでのフィールドワークから、ばらばらの観察記録をカード化し、似た内容を集めて構造を見いだすKJ法を考案しました。調査者が先入観で分類するのでなく、現場から得た情報同士の関係を組み立てる方法として人類学、企業研修、教育などへ広まりました。現地社会の自立支援にも関わり、研究方法を組織の問題解決と国際協力へ接続した実践的研究者です。
保岡興治
- 生没年:1939年5月11日(昭和14年5月11日)~2019年4月19日(平成31年4月19日)
- 国:日本
- 肩書き:政治家・法務大臣
裁判官を経て衆議院議員となり、法務大臣を二度務めました。司法制度改革では法科大学院、裁判員制度など二十一世紀の司法参加をめぐる制度設計に関わり、憲法改正論議にも長く携わっています。法曹経験を持つ国会議員として、政治と司法制度の接点で戦後法制の再設計に関与した人物です。
ジャン=レオン・ジェローム
- 生没年:1824年5月11日~1904年1月10日
- 国:フランス
- 肩書き:画家・彫刻家
古代ローマ、ナポレオン時代、中東・北アフリカの風景を精密な描写で描き、十九世紀フランスのアカデミズムを代表しました。写真のような細部と劇的な構図は大衆的人気を得ましたが、「オリエント」を異国趣味的に演出する視線は植民地主義との関係から批判的に検討されています。印象派を強く批判した保守的美術家でもあり、近代美術の対立軸を理解する上で重要です。
ハリエット・クインビー
- 生没年:1875年5月11日~1912年7月1日
- 国:アメリカ
- 肩書き:飛行家・ジャーナリスト
1911年にアメリカ人女性として初めて操縦士免許を取得し、航空ショーや記事を通じて女性が新技術の担い手になれることを示しました。1912年には女性として初めて単独でイギリス海峡を飛行しましたが、タイタニック号沈没直後だったため報道は限定的でした。同年の航空大会で事故死したものの、航空黎明期の職業的女性パイロットの道を開きました。
セオドア・フォン・カルマン
- 生没年:1881年5月11日~1963年5月6日
- 国:ハンガリー・アメリカ
- 肩書き:航空工学者
流体力学で円柱後方に交互の渦が並ぶ「カルマン渦列」を理論化し、翼や構造物に働く流れの理解を進めました。ドイツとアメリカで航空研究機関を育て、ジェット推進や高速飛行、ロケット研究にも関与しています。数学的流体力学と実際の航空機設計を結び付け、航空宇宙工学を独立した科学技術分野へ成長させた中心人物です。
アーヴィング・バーリン
- 生没年:1888年5月11日~1989年9月22日
- 国:アメリカ
- 肩書き:作曲家・作詞家
ロシア帝国から移住したユダヤ系家庭に育ち、正式な音楽教育がほとんどないままティン・パン・アレーで数千曲を生み出しました。『ホワイト・クリスマス』『ゴッド・ブレス・アメリカ』など祝祭や愛国心を象徴する歌からミュージカル曲まで、二十世紀アメリカの共通語となる旋律を作っています。移民の経験を大衆音楽へ溶かし込み、ブロードウェイとハリウッドの音楽文化を半世紀以上にわたり支えました。
ポール・ナッシュ
- 生没年:1889年5月11日~1946年7月11日
- 国:イギリス
- 肩書き:画家
第一次世界大戦に従軍し、破壊された塹壕、砲弾で裂かれた木々、荒廃した風景を公式戦争画家として描きました。戦間期にはシュルレアリスムの影響を受け、石、木、海岸など自然物に不穏な象徴性を与えています。第二次世界大戦でも航空戦を題材にし、英雄的戦闘ではなく戦争が風景そのものを異様に変形させる感覚を英国美術に刻みました。
マーサ・グレアム
- 生没年:1894年5月11日~1991年4月1日
- 国:アメリカ
- 肩書き:舞踊家・振付家
バレエの軽やかな上昇感とは異なり、呼吸に伴う身体の収縮と解放を軸に「コントラクション・アンド・リリース」という現代舞踊技法を築きました。『アパラチアの春』などでアメリカの神話、女性心理、古代悲劇を身体表現へ変換しています。七十年以上創作を続け、多数の舞踊家を育て、モダンダンスを芸術の中心領域へ押し上げました。
サルバドール・ダリ
- 生没年:1904年5月11日~1989年1月23日
- 国:スペイン
- 肩書き:画家
夢や無意識の像を写実的技法で異様に明晰化し、溶ける時計を描いた『記憶の固執』などでシュルレアリスムを代表しました。自らを奇抜に演出するメディア戦略にも長け、絵画だけでなく映画、舞台、広告、宝飾へ活動を広げています。フランコ体制との関係や商業主義への批判もありますが、二十世紀芸術家の自己イメージと大衆文化の境界を大きく変えました。
カミーロ・ホセ・セラ
- 生没年:1916年5月11日~2002年1月17日
- 国:スペイン
- 肩書き:小説家
スペイン内戦後の貧困と暴力を『パスクアル・ドゥアルテの家族』で描き、残酷な現実を強調する「トレメンディスモ」の代表作家となりました。『蜂の巣』ではフランコ体制下のマドリードに生きる多数の人物を断片的に配置し、抑圧された都市社会を群像として表現しています。検閲体制との複雑な関係には批判もありますが、1989年にノーベル文学賞を受賞しました。
リチャード・P・ファインマン
- 生没年:1918年5月11日~1988年2月15日
- 国:アメリカ
- 肩書き:理論物理学者
量子電磁力学を計算しやすい形へ再構成し、粒子の相互作用を線と頂点で表すファインマン・ダイアグラムを導入しました。この成果で1965年にノーベル物理学賞を共同受賞し、素粒子物理学の標準的計算手法に大きな影響を与えています。チャレンジャー号事故調査で低温下のOリングの脆弱性を実演したことでも知られ、複雑な問題を具体的現象から考える姿勢を貫きました。
エドガー・ダイクストラ
- 生没年:1930年5月11日~2002年8月6日
- 国:オランダ
- 肩書き:コンピュータ科学者
最短経路を効率的に求めるダイクストラ法を考案し、アルゴリズム研究の基本概念を形作りました。プログラムを「動けばよい」手順ではなく、数学的に構造化し正しさを論証できる対象として扱う構造化プログラミングを強く提唱しています。goto文への批判や簡潔な技術文書でも知られ、ソフトウェア開発を工学・科学として成熟させる思想的基盤を築きました。
5月11日に起きた歴史的な出来事
- 330年5月11日|コンスタンティノープルがローマ帝国の新首都となる
コンスタンティヌス1世がビザンティウムを拡張した都市コンスタンティノープルを新たな帝都として奉献しました。東西交易と防衛に有利な都市は、その後千年以上にわたり東ローマ帝国の政治・宗教・文化の中心となりました。 - 1745年5月11日|フォントノワの戦い
オーストリア継承戦争でフランス軍がイギリス・オランダなどの連合軍を破りました。モーリス・ド・サックスの指揮による勝利はフランス軍の名声を高め、ネーデルラント方面の戦局を有利にしました。 - 1812年5月11日|イギリス首相スペンサー・パーシヴァルが暗殺される
ロンドンの国会議事堂でパーシヴァル首相が銃撃され死亡しました。現職のイギリス首相が暗殺された唯一の事例であり、ナポレオン戦争期の政治に大きな衝撃を与えました。 - 1867年5月11日|ロンドン条約でルクセンブルクの地位が確定
列強がロンドン条約を結び、ルクセンブルクの永世中立と要塞撤去などを定めました。フランスとプロイセンの対立を一時的に和らげ、小国の独立と中立を国際的に保証する枠組みとなりました。 - 1874年5月11日|大阪―神戸間の鉄道が仮開業
官営鉄道の大阪駅―神戸駅間が仮開業し、京阪神を結ぶ近代交通網の形成が進みました。港湾都市神戸と商都大阪を鉄道で結ぶことは、人と商品の移動速度を大きく変えました。 - 1891年5月11日|大津事件
来日中のロシア皇太子ニコライが滋賀県大津で警察官津田三蔵に斬りつけられ負傷しました。政府が極刑を求める中、大審院が法律に基づく判決を下した経緯は司法権の独立をめぐる象徴的事件として語られます。 - 1922年5月11日|『点字毎日』が創刊
毎日新聞社が点字による新聞『点字毎日』を創刊しました。視覚障害者が継続的にニュースや社会情報へアクセスできる媒体として、情報保障と点字文化の歴史に大きな役割を果たします。 - 1927年5月11日|映画芸術科学アカデミーが設立
ハリウッドの映画人が映画芸術科学アカデミー(AMPAS)を設立しました。後にアカデミー賞を主催し、映画産業の技術・芸術的評価を国際的に可視化する組織となりました。 - 1931年5月11日|クレディット・アンシュタルトが取引停止
オーストリア最大級の銀行クレディット・アンシュタルトの危機が表面化し、ヨーロッパ金融市場に不安が広がりました。アメリカ発の世界恐慌が欧州の銀行危機と通貨危機へ連鎖する重要な局面となりました。 - 1939年5月11日|ノモンハン事件の軍事衝突が始まる
満州国とモンゴル人民共和国の国境地帯で衝突が起こり、日本・満州国軍とソ連・モンゴル軍の大規模戦闘へ発展しました。日本軍は大きな損害を受け、その後の対ソ戦略や南進論に影響を与えます。 - 1949年5月11日|イスラエルが国際連合に加盟
建国翌年のイスラエルが国連加盟国として承認されました。第一次中東戦争後の新国家の国際的地位を固める一方、パレスチナ難民問題と領土問題は未解決のまま残りました。 - 1955年5月11日|紫雲丸事故
国鉄宇高連絡船の紫雲丸が第三宇高丸と衝突して沈没し、修学旅行中の児童・生徒を含む168人が死亡しました。大惨事は瀬戸内海の安全対策を促すとともに、本州四国連絡橋建設を求める世論を強める契機となりました。 - 1960年5月11日|アドルフ・アイヒマンが拘束される
ナチスによるユダヤ人移送を組織したアイヒマンが、潜伏先のアルゼンチンでイスラエル諜報機関モサドに拘束されました。イスラエルでの公開裁判はホロコースト生存者の証言を世界へ広く伝え、戦争犯罪の記憶に大きな影響を与えました。 - 1970年5月11日|日本人が初めてエベレスト登頂
日本山岳会隊の松浦輝夫と植村直己がエベレスト山頂へ到達し、日本人初登頂を達成しました。高度順応、補給、ルート工作を伴う大規模遠征の成果であり、日本の戦後登山史を象徴する記録となりました。 - 1997年5月11日|ディープ・ブルーがカスパロフに勝利
IBMのチェス専用コンピュータ「ディープ・ブルー」が世界王者ガルリ・カスパロフとの6局マッチを制しました。限定された知的課題で計算機が世界最高の人間を破った象徴的事件として、人工知能史の重要な節目となりました。