
11月16日、今日は何の日?
この日に起きた歴史的な事件、世界の祝日・記念日、誕生日・命日を迎える著名人など、11月16日にまつわる特別な出来事を紹介します。
今日(2026年11月16日)の暦・六曜・吉日・月齢などもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
11月16日に起きた主な事件
- 1532年11月16日:カハマルカの戦いでインカ皇帝アタワルパが捕らえられる
- 1632年11月16日:三十年戦争のリュッツェンの戦いでグスタフ2世アドルフが戦死
- 1849年11月16日:ドストエフスキーに反政府活動を理由とする死刑判決
- 1876年11月16日:日本初の官立幼稚園が開園
- 1885年11月16日:カナダのメティ指導者ルイ・リエルが処刑
- 1907年11月16日:オクラホマがアメリカ合衆国46番目の州になる
- 1914年11月16日:アメリカの連邦準備銀行が営業を開始
- 1938年11月16日:アルバート・ホフマンがLSDを初めて合成
- 1940年11月16日:ナチス・ドイツがワルシャワ・ゲットーを封鎖
- 1945年11月16日:ユネスコ憲章が採択・署名される
- 1946年11月16日:内閣が『現代かなづかい』と『当用漢字表』を告示
- 1965年11月16日:ソ連が金星探査機ベネラ3号を打ち上げ
- 1972年11月16日:ユネスコ総会で世界遺産条約が採択
- 1973年11月16日:NASAが有人宇宙船スカイラブ4号を打ち上げ
- 1988年11月16日:エストニア・ソビエト社会主義共和国が主権宣言
- 1994年11月16日:国連海洋法条約が発効
- 1997年11月16日:サッカー日本代表が初のワールドカップ出場を決める
- 2022年11月16日:NASAのアルテミス1号が月へ向けて打ち上げ
1532年|カハマルカの戦いでインカ皇帝アタワルパが捕らえられる
フランシスコ・ピサロ率いるスペインの遠征隊が、現在のペルーにあるカハマルカでインカ皇帝アタワルパの一行を奇襲しました。兵力では大きく劣っていたスペイン側は、銃火器と騎兵を用いて混乱を引き起こし、アタワルパを捕らえました。
皇帝は莫大な金銀を身代金として差し出したものの、翌年に処刑されました。皇帝の拘束はインカ帝国の政治秩序を崩し、内戦後の分裂も利用したスペインによる征服を決定的に進める転機となりました。
1849年|ドストエフスキーに反政府活動を理由とする死刑判決
ロシアの軍事法廷が、思想家らの読書会ペトラシェフスキー・サークルに参加していた作家フョードル・ドストエフスキーへ死刑判決を下しました。専制政治を批判する文書を朗読・回覧したことなどが罪に問われました。
刑場では銃殺直前に皇帝の恩赦が告げられ、刑はシベリアでの懲役と兵役へ減じられました。極限の恐怖と流刑生活の経験は、『死の家の記録』『罪と罰』『白痴』などにみられる罪、救済、生死への深い思索に影響を与えました。
1876年|日本初の官立幼稚園が開園
東京女子師範学校附属幼稚園が東京・お茶の水で開園しました。現在のお茶の水女子大学附属幼稚園にあたり、日本で最初の官立幼稚園として、幼児を集団で保育・教育する新しい制度の出発点となりました。
明治政府が近代的な学校制度を整えるなか、欧米の幼児教育、とりわけフレーベルの教育思想が取り入れられました。同園で蓄積された実践や保姆の養成は各地の幼稚園設立に影響し、日本の幼児教育の基礎を築きました。
1940年|ナチス・ドイツがワルシャワ・ゲットーを封鎖
ドイツ占領下のポーランドで、ナチス当局がワルシャワ・ゲットーを外部から封鎖しました。周囲を壁や鉄条網で隔てられた狭い区域へ、ワルシャワと周辺地域のユダヤ人約40万人が押し込められました。
過密、飢餓、感染症によって多数の人々が命を落とし、1942年からはトレブリンカ絶滅収容所への大規模な移送が行われました。1943年のワルシャワ・ゲットー蜂起は、絶滅政策に対するユダヤ人抵抗の象徴となっています。
1945年|ユネスコ憲章が採択・署名される
第二次世界大戦終結直後のロンドンで開かれた国際会議で、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の憲章が採択され、各国代表によって署名されました。教育・科学・文化を通じて平和を築く国際機関の設立が合意されました。
戦争は人の心の中に生まれるという反省から、政治や軍事だけでなく知的・文化的な協力によって相互理解を深める理念が掲げられました。憲章は1946年11月4日に発効し、ユネスコは世界遺産、教育、文化財保護などへ活動を広げました。
1972年|ユネスコ総会で世界遺産条約が採択
パリで開かれたユネスコ総会が、『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』を採択しました。国境を越えて人類全体に価値を持つ文化遺産と自然遺産を、国際協力によって守る枠組みがつくられました。
条約に基づいて世界遺産一覧への登録、保全状況の監視、危機遺産への国際支援が行われるようになりました。日本は1992年に条約を締結し、翌年に法隆寺地域の仏教建造物や姫路城などが国内初の世界遺産となりました。
1997年|サッカー日本代表が初のワールドカップ出場を決める
マレーシアのジョホールバルで行われたワールドカップ・フランス大会アジア第3代表決定戦で、日本代表がイラン代表を延長戦の末に3対2で破りました。岡野雅行が決勝ゴールを決め、日本は念願の本大会初出場を果たしました。
過去の予選敗退、とりわけ1993年の『ドーハの悲劇』を乗り越えた勝利は『ジョホールバルの歓喜』と呼ばれます。1993年に始まったJリーグと代表強化の成果を示し、日本でサッカー文化が定着・拡大する大きな節目となりました。
2022年|NASAのアルテミス1号が月へ向けて打ち上げ
NASAが新型大型ロケットSLSで無人の宇宙船オリオンを打ち上げ、月探査計画アルテミスの最初の飛行試験を開始しました。オリオンは月の周囲を飛行し、約25日半後に地球へ帰還しました。
アルテミス計画は、アポロ計画以来となる人類の月面着陸と、持続的な月探査拠点の構築を目指しています。アルテミス1号の成功は、将来の有人飛行に向けてロケット、宇宙船、耐熱シールドなどを実地検証する重要な一歩となりました。
11月16日の記念日・世界の祝日
国際寛容デー
人種、宗教、文化、思想などの違いを尊重し、不寛容がもたらす差別や暴力をなくすための国際デーです。1995年11月16日にユネスコ総会で『寛容に関する原則の宣言』が採択されたことを受け、国連総会が毎年11月16日と定めました。
幼稚園記念日
1876年11月16日に、日本初の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園が開園したことにちなむ日です。現在のお茶の水女子大学附属幼稚園へ受け継がれ、日本の幼児教育が制度として歩み始めた日を振り返ります。
録音文化の日
1878年11月16日、東京大学理学部でイギリス人教師ジェームズ・ユーイングが蓄音機を用い、日本で初めて録音と再生の実験を行ったとされることにちなみます。音声を記録し、後世へ伝える技術と文化の意義を考える日です。
ユネスコ創設の日
1945年11月16日にロンドンでユネスコ憲章が採択・署名されたことから、この日はユネスコ創設の記念日にあたります。教育・科学・文化を通じ、国境を越えた相互理解と平和を築くという理念が示されました。
メキシコ革命記念日
1910年11月20日に始まったメキシコ革命を記念する国民の祝日です。現在は11月の第3月曜日に公休日が置かれるため、2026年は11月16日が革命記念日の休日となります。
コロンビアのカルタヘナ独立記念日
1811年11月11日に港湾都市カルタヘナがスペインからの独立を宣言したことを記念する祝日です。コロンビアでは11月11日以後の月曜日に移して祝うため、2026年は11月16日が全国的な公休日です。
今日(2026年11月16日)が祝日の国
本日、2026年11月16日は、次の8か国・地域で祝日となっています。
- フォークランド諸島:国王誕生日(振替休日)
- シント・ユースタティウス:旗の日
- コロンビア:カルタヘナ独立記念日
- インド(パンジャーブ州):カルタール・シング・サラバ殉教記念日
- インド(ジャールカンド州):チャット・プジャ
- メキシコ:革命記念日
- ナイジェリア(アナンブラ州):ンナムディ・アジキウェ記念公休日
- 北朝鮮:母の日
11月16日が誕生日の有名人
ジョゼ・サラマーゴ(1922年生)
ポルトガルの小説家です。句読点を抑えた独特の文体で『修道院回想録』『白の闇』などを著し、1998年にポルトガル語圏の作家として初めてノーベル文学賞を受賞しました。
井上ひさし(1934年生)
山形県出身の小説家・劇作家です。人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を手がけ、小説『吉里吉里人』や戯曲『父と暮せば』など、言葉の面白さと社会への批評を備えた作品を残しました。
宮本茂(1952年生)
京都府出身のゲームクリエイターです。任天堂で『ドンキーコング』『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』『ピクミン』などを生み出し、家庭用ゲームの表現と遊び方に世界的な影響を与えました。
内田有紀(1975年生)
東京都出身の俳優・歌手です。ドラマ『時をかける少女』『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』、映画『クワイエットルームにようこそ』などに出演し、1990年代から幅広い世代に親しまれています。
小島よしお(1980年生)
沖縄県生まれ、千葉県育ちのお笑いタレントです。『そんなの関係ねぇ!』のフレーズでブレイクし、近年は子ども向けライブや学習動画でも活躍するなど、体を張った芸風を教育分野へも広げています。
11月16日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1873 | W・C・ハンディ | 作曲家、音楽家 |
| 1892 | 郭沫若 | 文学者、歴史家 |
| 1894 | リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー | 政治思想家 |
| 1895 | パウル・ヒンデミット | 作曲家 |
| 1909 | まど・みちお | 詩人、童謡作詞家 |
| 1922 | ジョゼ・サラマーゴ | 小説家 |
| 1930 | チヌア・アチェベ | 小説家 |
| 1934 | 井上ひさし | 小説家、劇作家 |
| 1950 | 来生たかお | シンガーソングライター |
| 1951 | オール巨人 | 漫才師 |
| 1952 | 宮本茂 | ゲームクリエイター |
| 1970 | LiLiCo | 映画コメンテーター、タレント |
| 1975 | 内田有紀 | 俳優、歌手 |
| 1976 | 西村博之 | 実業家、著述家 |
| 1977 | 大島里美 | 脚本家 |
| 1978 | 谷原秀人 | プロゴルファー |
| 1979 | 村井美樹 | 俳優、タレント |
| 1980 | 小島よしお | お笑いタレント |
| 1991 | 河西智美 | 歌手、俳優 |
| 1996 | 新田真剣佑 | 俳優 |
11月16日が命日の有名人
グスタフ2世アドルフ(1632年没)
スウェーデン国王です。軍制改革によって強力な軍隊を築き、三十年戦争ではプロテスタント陣営を率いました。リュッツェンの戦いで勝利したものの自らは戦死し、『北方の獅子』と呼ばれました。
カール・フォン・クラウゼヴィッツ(1831年没)
プロイセンの軍人・軍事思想家です。未完の主著『戦争論』で、戦争を政治的目的を達成するための手段として分析し、摩擦や不確実性を含む現実の戦争を考察しました。
クラーク・ゲーブル(1960年没)
アメリカの俳優です。映画『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役で世界的に知られ、『或る夜の出来事』ではアカデミー主演男優賞を受賞しました。ハリウッド黄金期を代表するスターです。
ミルトン・フリードマン(2006年没)
アメリカの経済学者です。通貨供給量を重視するマネタリズムを唱え、自由市場と小さな政府を支持しました。消費分析や貨幣史の研究が評価され、1976年にノーベル経済学賞を受賞しました。
鶴ひろみ(2017年没)
神奈川県出身の声優です。アニメ『ドラゴンボール』シリーズのブルマ、『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃん、『きまぐれオレンジ☆ロード』の鮎川まどかなど、多くの人気キャラクターを演じました。
11月16日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1632 | グスタフ2世アドルフ | スウェーデン国王 |
| 1831 | カール・フォン・クラウゼヴィッツ | 軍人、軍事思想家 |
| 1885 | ルイ・リエル | メティの政治指導者 |
| 1934 | カール・フォン・リンデ | 技術者、発明家 |
| 1956 | 鳳谷五郎 | 大相撲第24代横綱 |
| 1960 | クラーク・ゲーブル | 俳優 |
| 1962 | 瀧川幸辰 | 法学者、京都大学総長 |
| 2005 | ヘンリー・タウベ | 化学者 |
| 2006 | ミルトン・フリードマン | 経済学者 |
| 2009 | 水の江瀧子 | 俳優、映画プロデューサー |
| 2017 | 鶴ひろみ | 声優 |
| 2018 | ウィリアム・ゴールドマン | 脚本家、小説家 |
11月16日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 蠍座 |
| 誕生花 | サザンカ、クリスマスローズ、クローバー |
| 11月の誕生石 | トパーズ、シトリン |
2026年11月16日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 月曜日 |
| 和暦 | 令和8年11月16日 |
| 旧暦 | 10月8日 |
| 六曜 | 大安 |
| 干支 | 甲午(きのえうま) |
| 二十四節気 | 立冬 |
| 七十二候 | 地始凍(ちはじめてこおる) |
| 月齢 | 6.8(東京・正午) |
2026年11月16日の六曜は「大安」
大安は『大いに安し』の意味から、六曜のなかで一日を通して吉とされる日です。結婚式や開店、契約など、新しいことを始める日の目安として親しまれています。
2026年11月16日の二十四節気は「立冬」
立冬(りっとう)は、暦の上で冬が始まり、朝晩の冷え込みが増していくころを表す二十四節気です。2026年は11月7日から11月21日までが立冬にあたります。
