ホーム万葉集万葉歌碑巡り 万葉集「巻5-796番歌」の原文・現代語訳・作者・万葉歌碑 2024年11月19日2025年4月23日 ポスト シェア はてブ LINE 愛しきよしかくのみからに慕ひ来し妹が心のすべもすべなさ 目次 閉じる 原文 読み下し文 現代語訳 作者 万葉歌碑 原文 伴之伎与之 加久乃未可良尒 之多比己之 伊毛我己許呂乃 須別毛須別那左 読み下し文 愛はしきよしかくのみからに慕したひ来こし妹いもが心のすべもすべなさ 語釈 はしきよし【愛しきよし】:愛惜・追慕などの感動を表す。ああいとしい。 すべもすべなさ【術も術無さ】:どうにもしようもないことよ。 現代語訳 ああ、いとしい。こうなるばかりの命であったがために、私を慕ってついて来た妻の心が、どうしようもなくいとしいことよ。 作者 山上憶良 万葉歌碑 万葉集「巻5-796番歌」の万葉歌碑 / 2024年10月4日訪問 万葉歌碑の所在地 太宰府悠久の丘 / 2024年10月4日訪問 場所:太宰府悠久の丘(太宰府メモリアルパーク内) 住所:〒818-0134 福岡県太宰府市大佐野字野口807-128