
7月15日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢31名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】7月15日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 980年 | 一条天皇 | 第66代天皇 |
| 1616年 | 島津光久 | 薩摩藩第2代藩主 |
| 1678年 | 前田利興 | 大聖寺新田藩主 |
| 1861年 | 広津柳浪 | 小説家 |
| 1875年 | 林古渓 | 歌人・作詞家・漢文学者 |
| 1900年 | 永野重雄 | 実業家・日本商工会議所会頭 |
| 1904年 | 千田是也 | 演出家・俳優 |
| 1905年 | 秋田實 | 漫才作家 |
| 1910年 | 山本薩夫 | 映画監督 |
【海外】7月15日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1573年 | イニゴー・ジョーンズ | 建築家・舞台美術家 |
| 1606年 | レンブラント・ファン・レイン | 画家・版画家 |
| 1745年 | ジャン=ピエール・ノルブラン・ド・ラ・グルデーヌ | 画家 |
| 1796年 | トマス・ブルフィンチ | 作家・神話編纂者 |
| 1817年 | ジョン・ファウラー | 土木技術者 |
| 1848年 | ヴィルフレド・パレート | 経済学者・社会学者 |
| 1854年 | ヤチェク・マルチェフスキ | 画家 |
| 1858年 | エメリン・パンクハースト | 女性参政権運動家 |
| 1865年 | アルフレッド・ハームズワース | 新聞経営者 |
| 1889年 | マージョリー・ランボー | 俳優 |
| 1892年 | ヴァルター・ベンヤミン | 哲学者・文芸批評家 |
| 1902年 | ジャン・レイ | ベルギー首相・欧州委員長 |
| 1904年 | ルドルフ・アルンハイム | 美術・映画心理学者 |
| 1906年 | ルドルフ・ウーレンハウト | 自動車技術者 |
| 1915年 | アルバート・ギオルソ | 核化学者 |
| 1917年 | ロバート・コンクエスト | 歴史家・詩人 |
| 1919年 | アイリス・マードック | 小説家・哲学者 |
| 1922年 | レオン・レーダーマン | 物理学者 |
| 1924年 | デイヴィッド・コックス | 統計学者 |
| 1925年 | D・A・ペネベイカー | ドキュメンタリー映画監督 |
| 1928年 | カール・ウーズ | 微生物学者 |
| 1930年 | ジャック・デリダ | 哲学者 |
7月15日生まれの代表的な偉人
一条天皇
- 生没年:980年7月15日(天元3年6月1日)~1011年7月25日(寛弘8年6月22日)
- 国:日本
- 肩書き:第66代天皇
幼くして即位し、藤原道長が外戚として権力を固める時代の天皇となりました。宮廷では藤原定子と彰子の二后が並び、その周辺から清少納言『枕草子』、紫式部『源氏物語』などが生まれます。政治の実権は摂関家に移りましたが、天皇は儀礼や人事を通じて王権の中心であり続けました。華やかな国風文化と、婚姻関係によって組み立てられた摂関政治を同時に理解する要となる人物です。
イニゴー・ジョーンズ
- 生没年:1573年7月15日~1652年6月21日
- 国:イギリス
- 肩書き:建築家・舞台美術家
イタリア旅行でパッラーディオの古典建築を学び、クイーンズ・ハウスやバンケティング・ハウスを設計して、均整の取れた古典様式をイングランドへ本格的に導入しました。宮廷仮面劇では機械仕掛けの舞台と遠近法的な背景を作り、建築と演劇を横断します。王権の祝祭空間を形づくった仕事は、市民社会より宮廷文化に強く依存していました。それでも後のイギリス建築と劇場美術の共通語を整えた先駆者です。
レンブラント・ファン・レイン
- 生没年:1606年7月15日~1669年10月4日
- 国:オランダ
- 肩書き:画家・版画家
光と影を用いて人物の表情と心理を掘り下げ、『夜警』、肖像画、聖書画、数多くの自画像を残しました。エッチングでは線の密度や刷りの違いまで表現として扱い、版画を独立した芸術へ高めます。成功後に破産し、家族やモデルとの関係、工房作品の帰属も研究上の論点となってきました。富裕な市民社会の注文制作と、老い・喪失を見つめる個人的表現を結び、近代的な人間像を切り開いた画家です。
ヴィルフレド・パレート
- 生没年:1848年7月15日~1923年8月19日
- 国:イタリア
- 肩書き:経済学者・社会学者
資源配分を誰かの満足を下げずには改善できない状態を示す「パレート最適」や、所得分布の偏りを数量的に捉える法則で経済学へ影響を与えました。社会学では、支配する少数者が入れ替わる「エリートの循環」を論じます。合理的選択の分析を進める一方、大衆民主主義への悲観と権威主義への接近は厳しく検討されます。効率性の尺度が公平や権利を自動的には保証しないことまで考えさせる学者です。
エメリン・パンクハースト
- 生没年:1858年7月15日~1928年6月14日
- 国:イギリス
- 肩書き:女性参政権運動家
女性社会政治同盟を結成し、「言葉ではなく行動」を掲げて集会、窓ガラス破壊、投獄中のハンガーストライキなど戦闘的な運動を率いました。国家による強制摂食や一時釈放を伴う弾圧は、女性が政治から排除される不公正を可視化します。運動の階級的偏りや第一次世界大戦への強い協力姿勢には批判もあります。完全な普通選挙実現の直前まで活動し、政治参加を制度の外から押し広げた人物です。
広津柳浪
- 生没年:1861年7月15日(文久元年6月8日)~1928年10月15日(昭和3年10月15日)
- 国:日本
- 肩書き:小説家
明治期に『黒蜥蜴』『今戸心中』などを発表し、貧困、病、遊廓、家族の破綻に追い詰められる人々を描いて「深刻小説」の代表作家となりました。華美な理想化を避けた生活描写は、近代化の陰で生まれた都市下層の不安を文学へ持ち込みます。女性や貧困者を悲劇の素材として眺める視線には時代的限界もありますが、社会の矛盾を個人の性格だけに帰さず環境と制度から捉えました。自然主義文学へ向かう問題意識を先取りした作家です。
ヴァルター・ベンヤミン
- 生没年:1892年7月15日~1940年9月26日
- 国:ドイツ
- 肩書き:哲学者・文芸批評家
複製技術が芸術作品の一回性と権威を変える過程を論じ、写真、映画、都市、広告、収集といった近代の日常を哲学の対象にしました。未完の『パサージュ論』では、19世紀パリの商品世界を断片の配置から読み解こうとします。ユダヤ思想とマルクス主義を独自に交差させたため、体系的理論へ還元しにくい思想家でもあります。ナチ迫害から逃れる途上で自死し、歴史を勝者の連続ではなく敗者の記憶から捉え直す課題を残しました。
千田是也
- 生没年:1904年7月15日(明治37年7月15日)~1994年12月21日(平成6年12月21日)
- 国:日本
- 肩書き:演出家・俳優
ドイツで演劇を学び、帰国後は新築地劇団、戦後は俳優座の創立に参加して、写実的な演技と集団制作を日本の現代演劇へ根づかせました。ブレヒト作品の紹介と上演を通じ、観客が舞台を批判的に見る演劇を広めます。左翼演劇への弾圧を受けた経験を持つ一方、戦後新劇の制度化は独自の小劇場運動から権威と見なされる面もありました。俳優教育、翻訳、演出を結び、演劇を公共的な思考の場にした人物です。
山本薩夫
- 生没年:1910年7月15日(明治43年7月15日)~1983年8月11日(昭和58年8月11日)
- 国:日本
- 肩書き:映画監督
『真空地帯』『白い巨塔』『華麗なる一族』などで、軍隊、医療、財閥、官僚制の中で個人が抑圧される仕組みを娯楽性のある群像劇として描きました。東宝争議後に独立プロで映画を作り、資金と上映網を市民や労働組合の協力で支えます。人物を社会構造の型へ当てはめすぎるとの批判はありますが、制度の問題を観客に届く物語へ変える力に優れました。商業映画と社会批判を対立させず、戦後日本映画の公共性を広げた監督です。
アイリス・マードック
- 生没年:1919年7月15日~1999年2月8日
- 国:アイルランド・イギリス
- 肩書き:小説家・哲学者
愛、善、自由を抽象概念だけでなく、他者を注意深く見る実践として論じ、哲学と小説の両方で探究しました。小説では複雑な恋愛関係、偶然、自己欺瞞を組み合わせ、人が自分を物語の中心と考える危うさを描きます。入り組んだ筋立てが人物を操作するとの評価もありますが、その人工性自体が支配欲への批判になっています。道徳を規則の適用ではなく、自己中心性から離れて他者の現実へ向かう想像力として捉え直した作家です。
ジャック・デリダ
- 生没年:1930年7月15日~2004年10月9日
- 国:アルジェリア・フランス
- 肩書き:哲学者
西洋思想が音声、中心、同一性を優位に置き、差異や周縁を従属させてきた構造を、文章の細部から読み崩す「脱構築」を展開しました。意味は一つの起源に固定されず、他の語との差と反復の中で生まれると論じます。難解な文体や、判断基準を相対化するとの批判を受けましたが、本人は責任や正義の決定不能性を重く考えました。哲学から文学、法、建築、ポストコロニアル研究まで、読む行為の前提を問い直した思想家です。
7月15日に起きた歴史的な出来事
- 1099年7月15日|第1回十字軍がエルサレムを占領
十字軍が攻城戦の末に城壁を突破し、イスラム教徒やユダヤ教徒を含む住民を大量に殺害しました。聖地回復を掲げた軍事遠征はエルサレム王国の成立へ進み、宗教的記憶と地域対立に長い影を残しました。 - 1408年7月15日(応永15年6月22日)|記録上初めて象が日本へ到着
南蛮船が若狭国へ象を運び、のちに将軍足利義持へ献上しました。珍獣の移動は、室町期の日本が東アジアと東南アジアを結ぶ海上交易・外交の網に組み込まれていたことを示します。 - 1410年7月15日|グルンヴァルトの戦い
ポーランド・リトアニア連合軍がドイツ騎士団を破り、騎士団の軍事的優位を大きく揺るがしました。後世には各国の民族的記憶に取り込まれましたが、多言語・多宗教の連合が戦った中東欧史の転機です。 - 1799年7月15日|ロゼッタ・ストーンを発見
エジプト遠征中のフランス軍兵士が、同じ布告を神聖文字、民衆文字、ギリシャ文字で刻んだ石碑を発見しました。比較可能な三種の文字は、シャンポリオンによるヒエログリフ解読の決定的な手掛かりとなりました。 - 1888年7月15日(明治21年)|磐梯山噴火
福島県の磐梯山が水蒸気噴火を起こし、山体崩壊と岩屑なだれで多数の住民が死亡しました。河川がせき止められて裏磐梯の湖沼群が形成され、災害が地形と地域社会を一変させました。 - 1901年7月15日(明治34年)|高峰譲吉がアドレナリン製法の特許を出願
副腎から有効成分を結晶として取り出す方法を確立し、アメリカで特許を申請しました。純粋なホルモン物質の単離は止血や救急治療へ道を開き、日米をまたぐ研究事業の成果となりました。 - 1913年7月15日(大正2年)|宝塚唱歌隊を結成
阪急電鉄の小林一三が温泉地への集客策として少女だけの唱歌隊を組織しました。翌年の公演から宝塚歌劇へ発展し、鉄道、郊外開発、家族向け娯楽を結ぶ民間文化事業の代表例となりました。 - 1916年7月15日|ボーイング社創業
ウィリアム・ボーイングがシアトルで航空機会社を設立しました。軍用機、旅客機、宇宙開発へ事業を広げ、航空交通を支える一方、巨大な国防産業と安全管理の責任も負う企業へ成長しました。 - 1922年7月15日(大正11年)|日本共産党が結成される
コミンテルンの影響下で非合法政党として組織され、天皇制廃止や労働者の権利を掲げました。治安維持法による激しい弾圧を受け、戦後に合法化されるまで地下活動と路線対立を重ねました。 - 1938年7月15日(昭和13年)|日本が1940年東京五輪開催権を返上
日中戦争の長期化と資材・外交上の圧力から、政府が夏季・冬季五輪の開催返上を決定しました。スポーツの国際祭典が戦時国家の動員と両立しないことを示し、東京大会は1964年まで実現しませんでした。 - 1945年7月15日(昭和20年)|室蘭艦砲射撃
連合国艦隊が北海道室蘭の製鉄所などを砲撃し、工場労働者と市民に多数の死傷者が出ました。終戦直前、本土の軍需生産拠点を海上から直接攻撃した作戦で、都市生活も戦場となりました。 - 1949年7月15日(昭和24年)|三鷹事件
国鉄中央線三鷹駅で無人電車が暴走して駅前へ突入し、死傷者を出しました。下山事件、松川事件と並ぶ国鉄三大ミステリーとされ、労働運動への政治的圧力と刑事裁判のあり方が長く議論されています。