2月17日は何の日?主な事件・記念日・世界の祝日・今日の暦を紹介

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2月17日、今日は何の日?

2026年2月17日(火曜日)の歴史、企業・団体の記念日、世界の祝日、著名人の誕生日と命日をまとめます。

まず注目したいのは、1863年に始まった赤十字国際委員会の歩み、2008年のコソボ独立宣言、2026年の旧正月と金環日食。日付の由来と2026年に実際に適用される休日を分け、背景まで詳しく見ていきましょう。

目次
  1. 2月17日に起きた主な事件
  2. 2月17日の記念日・世界の祝日
  3. 2月17日が誕生日の有名人
  4. 2月17日が命日の有名人
  5. 2月17日の星座・誕生花・誕生石
  6. 2026年2月17日の暦

2月17日に起きた主な事件

  • 1600年|異端判決を受けた思想家ジョルダーノ・ブルーノが、カンポ・デ・フィオーリで火刑に処されました。
  • 1801年|選挙人投票が同数となった大統領選で、下院が36回目の投票により決着をつけました。
  • 1863年|ジュネーブでアンリ・デュナンら5人が、戦傷者救護を制度化するための会議を開きました。
  • 1864年|南北戦争中、南軍の人力潜水艇が北軍艦フーサトニックを攻撃しました。
  • 1904年|プッチーニの歌劇『蝶々夫人』がスカラ座で初演されましたが、観客から激しい不評を受けました。
  • 1965年|NASAの無人探査機が、月面へ衝突するまで接近撮影を行う任務へ出発しました。
  • 1972年|累計生産台数でビートルが、単一モデルの記録を持っていたT型フォードを超えました。
  • 2008年|コソボがセルビアからの独立を宣言し、新国家としての歩みを始めました。
  • 2026年|新月と重なり、南極の一部で太陽が輪のように残る金環日食が観測されました。

1600年|ジョルダーノ・ブルーノがローマで処刑

ドミニコ会士だったブルーノは修道会を離れ、欧州各地で記憶術、哲学、無限宇宙などを論じました。ベネチアで告発され、ローマの異端審問で長期拘禁された後、教義に反する複数の主張を撤回しないとして1600年2月17日に処刑されました。

しばしば「地動説を唱えたため殺された科学者」とだけ説明されますが、審理は三位一体、キリスト、輪廻など広い神学的主張に及びました。彼の宇宙論と近代科学には違いもあります。それでも思想への刑罰と知的自由を考える象徴になっています。

カンポ・デ・フィオーリの像は19世紀に建てられ、教会権威への自由思想の記念碑という後世の意味を持ちました。1600年の本人の思想と、近代に作られた「科学の殉教者」像を区別すると理解が深まります。

1801年|米下院がトーマス・ジェファソンを大統領に選出

1800年選挙では民主共和党のジェファソンと副大統領候補アーロン・バーが、それぞれ73票を得ました。当時の制度は大統領・副大統領を別々に投票しなかったため同票となり、州単位で投票する下院へ委ねられます。1801年2月17日、複数の連邦党議員が棄権へ回り、ジェファソンが選ばれました。

政権交代が武力ではなく憲法手続きで行われた点は重要ですが、混乱を受けて修正第12条が成立し、大統領と副大統領への票を分けました。選挙制度の設計が政党政治の現実に追いつかなければ、意図しない膠着が起こる例です。

1863年|赤十字国際委員会の前身「五人委員会」が初会合

1859年のソルフェリーノの戦いで負傷兵を目にしたデュナンは、『ソルフェリーノの思い出』で各国の救護団体と国際条約を提案しました。ジュネーブ公益協会が設けた五人委員会は1863年2月17日に初めて会合し、常設組織として活動を始めます。

同年10月の国際会議は各国赤十字社につながる原則と標章を協議し、1864年の最初のジュネーブ条約が傷病兵保護を法制化しました。現在のICRCの起点ですが、赤十字運動全体が一日で完成したのではなく、組織と国際人道法が段階的に成立した歴史です。

赤十字の白地に赤い十字はスイス国旗の配色を反転した標章で、宗教的所属を示すためのものではありません。後に赤新月なども承認され、戦時に保護される標章として国際法上の意味を持ちます。

1864年|潜水艇H・L・ハンリーが史上初めて敵艦を撃沈

1864年2月17日夜、ハンリーはサウスカロライナ州チャールストン沖で棒の先につけた爆薬を北軍封鎖艦へ打ち込み、爆発で沈没させました。潜水艇が戦闘で軍艦を沈めた最初の例ですが、ハンリー自身も帰還せず、乗員8人全員が死亡しました。

海中から封鎖網を破ろうとした技術革新である一方、攻撃側の生存性は極めて低いものでした。残骸は1995年に発見され、2000年に引き揚げられましたが、沈没原因の研究は続いています。「初成功」と「安全な兵器の完成」は別です。

1904年|歌劇『蝶々夫人』がミラノで初演

日本の長崎を舞台に、米海軍士官ピンカートンに捨てられる蝶々さんを描く作品は、1904年2月17日の初演時には二幕構成でした。長さや劇構成、敵対的な客席など複数の要因から失敗し、プッチーニは作品を引き上げて改訂しました。

同年5月のブレシア再演は成功し、その後も版を重ねて世界の主要レパートリーとなりました。音楽的影響力と同時に、西洋が作った日本像、女性・人種・帝国主義の表現は現在の上演で批判的に検討されています。

初演の失敗は作品の最終評価を決めませんでした。改訂で幕の区切り、アリア、場面の長さなどを変えたことは、上演芸術が観客と劇場で検証され、複数の「決定版」を持ち得ることを示します。

1965年|月探査機レンジャー8号が打ち上げ

レンジャー計画は初期に失敗が続きましたが、レンジャー7号で撮影に成功していました。8号は1965年2月17日にケープ・ケネディから打ち上げられ、2月20日に「静かの海」へ衝突するまで7,000枚以上の画像を送信しました。打ち上げ日と月面到達日は異なります。

高解像度画像はアポロ宇宙船の着陸候補地を評価する資料となりました。探査機を回収せず衝突させる設計は現在の周回・着陸探査とは異なりますが、限られた技術で至近距離の情報を得る段階として有人月計画を支えました。

1972年|フォルクスワーゲン・ビートルの生産台数がT型フォードを上回る

ドイツのヴォルフスブルク工場で1972年2月17日、通算1500万7034台目のビートルが完成し、T型フォードの記録を更新したと発表されました。車の仕様は年代や工場で変化しているため、現代の「同一モデル」概念をそのまま当てはめるには注意が要ります。

ビートルの起源はナチ体制の国民車計画と強制労働の歴史を持ち、戦後は西ドイツ復興と世界輸出、対抗文化の象徴へ意味を変えました。工業デザインの成功を、政治的起源から切り離さずに見るべき製品です。

2008年|コソボ議会が独立を宣言

ユーゴスラビア解体と1998〜99年のコソボ紛争後、地域は国連の暫定統治下に置かれました。アルバニア系が多数を占めるコソボの議会は2008年2月17日に独立を宣言し、米国や欧州の多くの国が承認しました。セルビアとロシアなどは承認していません。

国際司法裁判所は2010年、宣言そのものは国際法に違反しないとの勧告的意見を示しましたが、国家承認を全加盟国へ義務づけたわけではありません。独立記念日を祝う一方、セルビア系住民の権利、戦争の行方不明者、両政府の関係正常化は未解決です。

国連加盟には安全保障理事会の勧告が必要で、承認国が多いことだけでは加盟できません。スポーツ団体などへの加盟と国連加盟も別で、国際社会での「国家」の扱いが機関ごとに異なる例です。

2026年|南極域を中心に金環日食が起きる

2026年2月17日、月が太陽の手前を通りましたが、見かけの大きさが太陽を覆い切らず、細い光の環が残る金環日食となりました。金環帯は南極域を通り、南米南端やアフリカ南部などでは部分日食が見られました。日本は食の見える範囲に入りません。

日本時間では新月の瞬間が21時01分で、旧暦1月1日と同じ暦日になりました。ただし旧暦の日付は新月が起きる瞬間から24時間だけ続くという意味ではなく、暦法によりその新月を含む日を月初とします。日食観察では専用の減光器具が必須です。

日食は新月のたびには起こりません。月の軌道面が地球の公転面に対して傾いているため、太陽・月・地球が軌道の交点付近で並ぶときだけ起こります。2026年の暦と天文学を結ぶ特別な一日です。

2月17日の記念日・世界の祝日

旧正月・春節(2026年)

2026年2月17日は旧暦1月1日で、中国の春節、ベトナムのテト、韓国のソルラルなど、東アジア・東南アジア各地で新年を祝います。文化と暦法は地域ごとに異なり、すべてを一つの「中国の正月」とまとめません。

旧正月の日付は単純に「冬至後二回目の新月」とだけ覚えると例外や時差を取り違えます。公式暦で確認し、2026年は日本の旧暦でも2月17日が1月1日です。家族行事、祖先祭祀、食文化も地域で異なります。

中国の春節休日

中国政府の2026年日程では2月15日〜23日が公休日・調休日で、春節当日の17日も連休中です。2月14日と28日を調整出勤日とする制度があるため、旧暦元日だけを見て実際の休業日を推測できません。

シンガポールのチャイニーズ・ニューイヤー初日

シンガポール人材開発省の公式表では、2026年2月17日・18日の二日間がChinese New Yearの公休日です。多民族国家の法定休日の一つで、祝賀行事と雇用上の休日が公式に結びついています。

コソボ独立記念日

2008年2月17日の独立宣言を記念するコソボの公休日です。国家承認をめぐる国際的な立場は分かれていますが、現地の休日であることと、すべての国が独立を承認しているかは別の問題です。

セルビア国家の日の追加休日(2026年)

セルビアの国家の日は法定上2月15日・16日ですが、15日が日曜日に当たる2026年は、休日法の扱いにより2月17日(火)も非勤務日です。セルビア国立銀行の2026年公式休日表で15日〜17日と確認できる、年固有の休日情報です。

世界観光レジリエンスデー

国連総会が定めたGlobal Tourism Resilience Dayです。災害、感染症、紛争、気候変動などの打撃から観光地域と雇用が回復できる仕組みを考えます。祝日ではなく、持続可能な観光政策を促す国際デーです。

レジリエンスは元の状態へ戻すだけでなく、観光収入への過度な依存、災害情報、労働者保護、地域住民の生活を見直し、次の危機に耐えられる形へ再構築する考え方を含みます。

ガチャの日

カプセル玩具の事業を展開するペニイが、同社の創立日である1965年2月17日にちなみ制定しました。玩具を回して入手する仕組みの歴史を伝える企業制定日で、デジタルゲームの課金方式だけを指す日ではありません。

カプセル自販機は硬貨、機械、玩具、店舗運営を組み合わせた物理的な販売文化です。ランダム性を使う点はデジタルの「ガチャ」と共通しますが、課金額や規制の議論は媒体ごとに分けて考えます。

減塩の日(毎月17日)

日本高血圧学会が5月17日の「世界高血圧デー」に合わせ、毎月17日を減塩の日としました。高血圧予防のため食塩摂取を意識する学会制定日です。必要量や治療は個人で異なるため、極端な制限を勧めるものではありません。

天使の囁きの日

北海道幌加内町の有志が、厳寒時に見られるダイヤモンドダストを「天使の囁き」と呼び、1978年2月17日の低温観測にちなみ始めました。氷晶が光を反射する現象で、気象庁の全国最低気温公式記録とは観測条件が異なります。

中部国際空港開港記念日

中部国際空港セントレアが2005年2月17日に愛知県常滑市沖で開港したことを記念します。旅客と貨物の国際拠点である一方、空港島へのアクセス、地域経済、騒音・環境対策を含む交通基盤です。

千切り大根の日

乾燥野菜を扱うこだま食品が、切り干し大根の生産が盛んな2月に、「千」の字を「二」と「1」へ分け、「切」に含まれる「七」を合わせて2月17日に制定した企業記念日です。地域により切り干し大根、千切り大根など呼び名があり、乾燥による保存の知恵を伝えます。

いなりの日(毎月17日)

いなりずし用の味付け油揚げなどを製造するみすずコーポレーションが「い(1)な(7)り」の語呂で毎月17日に制定しました。企業の月例販促日で、稲荷信仰の祭日や2月の初午とは別です。

八戸えんぶり

青森県八戸地方に春を呼ぶ豊年祈願の民俗芸能で、例年2月17日から20日まで行われます。馬の首を表す華やかな烏帽子を着けた太夫が田植えの動きを舞い、子どもの祝福芸も加わります。開催は公式日程と天候を確認します。

旭岡山神社梵天奉納祭

横手の各地区や団体が作った梵天を担ぎ、旭岡山神社へ奉納する神事です。2026年も固定日の2月17日に行われ、前日の梵天コンクールとは役割が異なります。華やかな装飾だけでなく、地域の願いを神前へ運ぶ行事として受け継がれています。

魚上氷

2026年2月17日も立春の末候「魚上氷」です。旧暦では元日ですが、二十四節気は太陽の位置、旧暦の月日は月の満ち欠けを主に用いるため、別々の暦の仕組みが同じ日に重なっています。

今日(2026年2月17日)が祝日の国

2026年2月17日(火)は日本の国民の祝日ではありません。中国では春節連休中、シンガポールではチャイニーズ・ニューイヤー初日、コソボでは独立記念日です。セルビアでも国家の日初日が日曜日に重なったことによる追加の非勤務日です。旧正月を祝う国・地域でも法定休日の長さと名称は異なります。

  • 中国:春節の公休日・調休日(2月15日〜23日)
  • シンガポール:チャイニーズ・ニューイヤー初日
  • コソボ:独立記念日
  • セルビア:国家の日に伴う2026年の追加非勤務日
  • 日本:旧暦元日ですが国民の祝日ではありません
  • 世界観光レジリエンスデー:国際デーであり一律の休日ではありません

2月17日が誕生日の有名人

アルカンジェロ・コレッリ(1653年生)

合奏協奏曲、トリオ・ソナタ、独奏ソナタの形式を洗練し、バロック期の器楽へ大きな影響を与えました。出版作品は多くありませんが、均整の取れた書法が欧州で模範となりました。

ルネ・ラエンネック(1781年生)

患者の胸へ直接耳を当てず心肺音を聴くため、筒状の聴診器を発明しました。聴診所見と解剖結果を結びつけ、肺結核など胸部疾患の診断学を進めました。

最初の聴診器は現代の二耳式ではなく、紙を丸めた発想から作った木製の単耳式でした。器具の発明だけでなく、聞こえる音に名称を与え、病変と対応させる診断体系を作った点が重要です。

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796年生)

長崎・出島で西洋医学を教え、日本の動植物・地理・文化を欧州へ紹介しました。地図持ち出しをめぐるシーボルト事件で国外追放となり、知識交流と幕府の情報統制を象徴します。

森鷗外(1862年生)

小説『舞姫』『阿部一族』、翻訳、評論を通じて近代日本文学を形作り、陸軍軍医総監も務めました。出生は旧暦文久2年1月19日で、グレゴリオ暦換算の2月17日を誕生日として扱います。

軍医として脚気対策に関わった際、細菌説を重視して麦飯の効果を退けたことは多くの犠牲と結びつき、批判的に検証されています。文学上の功績と、公職での判断責任を別々にせず扱うべき人物です。

バンジョー・パターソン(1864年生)

「ワルチング・マチルダ」の詞で知られるオーストラリアの詩人。内陸の牧畜労働や旅を親しみやすい韻文で描き、国民文化の形成へ影響しました。

トーマス・J・ワトソン(1874年生)

Computing-Tabulating-Recording Companyを率い、社名をIBMへ変えてパンチカード式情報処理を拡大しました。販売・組織文化を築く一方、各国子会社とナチ体制期の事業をめぐる歴史的検証もあります。

オットー・シュテルン(1888年生)

シュテルン=ゲルラッハ実験で原子の磁気モーメントが連続でなく量子化されることを示し、分子線法の開発でノーベル物理学賞を受けました。量子力学の実験的基礎を築きました。

銀原子ビームが磁場で離散的に分かれた結果は、古典物理では予想しにくい空間量子化を可視化しました。後に電子スピンの理解へ結びつき、抽象理論を測定可能な現象へ変えました。

ハンス・モーゲンソー(1904年生)

国家利益と権力を重視する政治的リアリズムを体系化した『国際政治』で知られます。力だけを礼賛したのではなく、外交上の慎慮と道徳的限界も論じました。

ハル・ホルブルック(1925年生)

一人芝居『Mark Twain Tonight!』で長年マーク・トウェインを演じ、舞台と映像で活躍しました。歴史的人物を固定せず、文章と時事を組み合わせて更新する上演を続けました。

ヒューイ・P・ニュートン(1942年生)

ボビー・シールとブラックパンサー党を創設し、警察暴力の監視、無料朝食、医療支援などの地域活動を進めました。武装、自衛、国家弾圧、内部対立を含む複雑な運動史があります。

マイケル・ジョーダン(1963年生)

NBAシカゴ・ブルズを6度の優勝へ導き、得点力、守備、競争心で競技の世界的人気を高めました。広告とブランド戦略により、アスリートの商品価値のあり方も変えました。

競技成績だけでなく、世界中で放送されるNBA、シューズ契約、映像作品を通じて選手の個人ブランドを巨大産業にしました。その影響はスポーツ文化と消費文化の両方に及びます。

エド・シーラン(1991年生)

アコースティックギターとループ機材を使う一人での演奏から出発し、「Shape of You」「Thinking Out Loud」などを世界的にヒットさせました。作詞提供と共同制作でも現代ポップに広く関わります。

2月17日生まれの有名人一覧

生年名前職業・分野
1653アルカンジェロ・コレッリ作曲家・ヴァイオリニスト
1781ルネ・ラエンネック医師
1796フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト医師・博物学者
1862森鷗外作家・軍医
1864バンジョー・パターソン詩人・ジャーナリスト
1874トーマス・J・ワトソン実業家
1888オットー・シュテルン物理学者
1904ハンス・モーゲンソー国際政治学者
1925ハル・ホルブルック俳優
1934バリー・ハンフリーズコメディアン・俳優
1942ヒューイ・P・ニュートン政治運動家
1954レネ・ルッソ俳優
1963マイケル・ジョーダンバスケットボール選手
1991エド・シーランシンガーソングライター

2月17日が命日の有名人

ジョルダーノ・ブルーノ(1600年没)

無限宇宙と多数世界を論じ、神学・哲学上の異端判決で処刑されました。近代科学の直接の殉教者という単純な像ではなく、宗教権力と思想の自由の歴史に位置づけられます。

モリエール(1673年没)

『タルチュフ』『人間嫌い』『守銭奴』などで偽善、虚栄、権威を風刺し、フランス喜劇を代表しました。『病は気から』の上演中に倒れ、その日の夜に亡くなりました。

当時のフランスでは俳優の社会的・宗教的地位が低く、臨終の宗教儀礼と埋葬をめぐって問題が生じました。国民的劇作家となった後世の名声と、生前の舞台人が置かれた立場の差が見えます。

ハインリヒ・ハイネ(1856年没)

抒情詩集『歌の本』で知られ、政治と社会を鋭く論じました。ドイツ語文学に属しながらパリで亡命生活を送り、ロマン主義への愛着と批判を併せ持ちました。

ジェロニモ(1909年没)

チリカワ・アパッチの戦士・宗教指導者として、メキシコ軍と米軍に抵抗しました。1886年に降伏後も捕虜の身分を解かれず、故郷へ帰れないままオクラホマで亡くなりました。

米国の大衆文化では勇猛さの記号として名が使われましたが、本人と共同体にとっては家族を失い、土地から追放された抵抗と捕囚の歴史です。固有名を掛け声へ転用することへの批判も理解する必要があります。

アルベール1世(1934年没)

第一次世界大戦でドイツ軍侵攻に抵抗するベルギー軍の象徴となりました。登山を好み、1934年2月17日に岩場で転落して死亡しました。後の陰謀説より公式調査と物証を重視します。

シュムエル・アグノン(1970年没)

ヘブライ語で東欧ユダヤ社会とパレスチナでの生活を描き、1966年にネリー・ザックスとノーベル文学賞を共同受賞しました。伝統的な語りと近代的な不安を結びつけました。

セロニアス・モンク(1982年没)

不協和音、間、角張ったリズムを個性的な音楽へ変え、「Round Midnight」などのスタンダード曲を残しました。ビバップ形成に関わりながら、どの流派にも収まらない作曲家でした。

一見すると外れた音や不規則な休止は偶然ではなく、旋律と和声を再構成する厳密な選択でした。演奏され続ける作品は、技巧の滑らかさだけが音楽的価値ではないことを示します。

エルンスト・ユンガー(1998年没)

第一次世界大戦の体験を『鋼鉄の嵐の中で』に記し、技術、戦争、近代社会を論じました。初期の国家主義的受容、ナチ体制との距離、戦後の評価をめぐり議論が続く人物です。

2月17日が命日の有名人一覧

没年名前職業・分野
1600ジョルダーノ・ブルーノ哲学者
1673モリエール劇作家・俳優
1856ハインリヒ・ハイネ詩人・評論家
1909ジェロニモアパッチの指導者
1934アルベール1世ベルギー国王
1970シュムエル・アグノン作家
1982セロニアス・モンクジャズピアニスト・作曲家
1998エルンスト・ユンガー作家

2月17日の星座・誕生花・誕生石

項目内容
星座水瓶座
誕生花日付ごとの花は資料によって異なります
2月の誕生石アメシスト(紫水晶)

2026年2月17日の暦

項目内容
曜日火曜日
和暦令和8年2月17日
旧暦2026年1月1日
六曜先勝
干支壬戌(みずのえいぬ)
二十四節気立春の期間(2026年の立春は2月4日5時02分、雨水は2月19日0時52分)
七十二候魚上氷(うおこおりをいずる)
月齢29.3(東京・正午)
十二直成(なる)
日本の祝日国民の祝日ではありません

2026年2月17日の暦を読む

2026年2月17日は旧暦1月1日、六曜は先勝です。東京正午の月齢は29.3で、新月の瞬間は21時01分(日本時間)。同じ日に南極域中心の金環日食が起きますが、日本からは見えません。立春の末候・魚上氷の期間です。

新月は2月17日21時01分(日本時間)です。同日に金環日食が起きますが、金環帯は南極域を通り、日本では部分日食も見られません。新月・旧暦元日・春節・日食は関連しますが、それぞれ天文現象、暦日、文化行事として区別します。

主な確認資料