
1月30日、今日は何の日?
この日に起きた歴史的な事件、世界の祝日・記念日、誕生日・命日を迎える著名人など、1月30日にまつわる特別な出来事を紹介します。
今日(2026年1月30日)の暦・六曜・吉日・月齢などもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
1月30日に起きた主な事件
- 1649年|イングランド王チャールズ1世がロンドンで公開処刑されました。
- 1826年|ウェールズのメナイ海峡にトーマス・テルフォード設計のメナイ吊橋が開通しました。
- 1835年|アメリカ大統領アンドリュー・ジャクソンに対する暗殺未遂事件が起きました。
- 1847年|アメリカ・カリフォルニアの町イェルバ・ブエナがサンフランシスコと改称されました。
- 1862年|アメリカ南北戦争で活躍する装甲艦「モニター」が進水しました。
- 1889年|オーストリア皇太子ルドルフとマリー・ヴェッツェラがマイヤーリングで死亡しました。
- 1902年|ロンドンで日英同盟協約が調印されました。
- 1920年|東洋コルク工業が広島で設立され、後のマツダへつながりました。
- 1933年|ドイツ大統領ヒンデンブルクがアドルフ・ヒトラーを首相に任命しました。
- 1945年|バルト海でドイツの避難船「ヴィルヘルム・グストロフ」が撃沈されました。
- 1948年|インドの独立運動指導者マハトマ・ガンディーがニューデリーで暗殺されました。
- 1969年|ビートルズがロンドンのアップル社屋上で最後の公開ライブ演奏を行いました。
- 1970年|日本で公衆電話の市内通話に「3分10円」の時間制が導入されました。
- 1972年|北アイルランド・デリーで公民権行進の参加者を英軍が銃撃する「血の日曜日」が起きました。
- 2013年|韓国の人工衛星打ち上げロケット「羅老号」が衛星を軌道に投入しました。
- 2020年|世界保健機関が新型コロナウイルスの流行を国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と宣言しました。
1649年|チャールズ1世が処刑される
イングランド内戦で議会派に敗れたチャールズ1世は、特別法廷で国民に対する反逆罪に問われ、ロンドンのホワイトホールで処刑されました。君主が臣民による裁判で死刑に処された異例の事件です。
王政は廃止されて共和政が始まり、やがてクロムウェルの護国卿政権へ移ります。1660年に王政は復古しますが、議会と王権の関係をめぐる議論を決定的に変えました。
1826年|メナイ吊橋が開通
ウェールズ本土とアングルシー島を結ぶメナイ吊橋が開通しました。海峡を渡る船に頼っていた時代に、技師トーマス・テルフォードは鉄製の鎖を用いた長い主径間の橋を実現しました。
当時、世界最大級の吊橋は英国とアイルランドを結ぶ交通を改善し、その構造は近代の長大橋の発展にも影響しました。2026年は開通200周年に当たります。
1835年|米大統領への暗殺未遂
アメリカのアンドリュー・ジャクソン大統領が連邦議会議事堂近くで拳銃を向けられました。犯人が撃とうとした2丁の拳銃はいずれも発射できず、ジャクソンは無事でした。
在任中の米大統領を狙った最初の暗殺未遂として知られます。政治的指導者への暴力と、事件後の安全確保を考える歴史的な例です。
1889年|マイヤーリング事件
オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフとマリー・ヴェッツェラが、ウィーン近郊マイヤーリングの狩猟館で死亡しました。事件の経緯をめぐっては当時から噂と不明点が残りました。
帝位継承の順序が変わり、後にフランツ・フェルディナントが皇位継承者となります。彼の1914年の暗殺は第一次世界大戦の引き金となり、王朝史を長く左右した事件でした。
1902年|日英同盟が調印される
日本とイギリスがロンドンで日英同盟協約に調印しました。東アジアでロシアの影響力が拡大する中、英国は中国における利益の保護を、日本は朝鮮での利害の確保を重視しました。
協約は両国が他国との戦争に巻き込まれる条件を定め、日本が国際関係で得た大きな外交的後ろ盾となりました。日露戦争前の外交配置に影響し、その後改定を経て1923年に失効しました。
1920年|マツダの前身会社が創業
広島で東洋コルク工業が設立されました。当初はコルク製品を手がけ、のちに機械製造や三輪トラックへ進出して自動車メーカーのマツダへ発展します。
自動車企業が最初から乗用車を製造していたわけではないことを示す沿革です。広島に根ざした産業の成長と、ロータリーエンジンなど独自技術への挑戦へつながりました。
1933年|ヒトラーがドイツ首相に任命される
ワイマール共和国のヒンデンブルク大統領がナチ党党首アドルフ・ヒトラーを首相に任命しました。世界恐慌による不況と政治的分裂を背景に、保守派はヒトラーを連立政権の中で抑えられると考えていました。
ナチ政権は国会議事堂放火後の非常措置や全権委任法によって独裁体制を築きました。1月30日は独裁が選挙結果だけでなく、既存の政治制度の決定を通じて成立したことを示します。
1945年|「ヴィルヘルム・グストロフ」撃沈
第二次世界大戦末期、東プロイセンから避難する民間人や軍関係者を乗せたドイツ船が、ソ連潜水艦の魚雷攻撃でバルト海に沈みました。乗船者数には不確実性があり、犠牲者はおよそ9千人と推計されています。
赤軍の進撃を逃れる避難の混乱と冬の海が被害を大きくしました。戦争の末期に民間人が直面した危険を示す、史上最大規模の海難事故の一つです。
1948年|ガンディー暗殺
インドのマハトマ・ガンディーがニューデリーの祈祷会へ向かう途中、ヒンドゥー至上主義者ナトゥラム・ゴードセに銃撃され、死亡しました。前年のインド・パキスタン分離独立に伴い宗教間の暴力が続く中、ガンディーは和解を訴えていました。
非暴力・不服従による独立運動の象徴を失った衝撃は世界に広がりました。今日のインドではこの日を殉難者の日として追悼します。
1969年|ビートルズのルーフトップ・コンサート
ビートルズがロンドンのアップル本社屋上で、予告なしの演奏を行いました。録音・映画撮影が進む中、「ゲット・バック」などを披露し、通行人は突然のライブに足を止めました。
騒音を受けて警察が訪れ、演奏は約40分で終わりました。4人が公の場で一緒に演奏した最後の機会として知られ、のちに映画『レット・イット・ビー』や『ゲット・バック』でその姿が伝えられました。
1970年|公衆電話が「3分10円」に
日本電信電話公社が公衆電話の市内通話に3分ごと10円の料金制を導入しました。それまでの市内通話は10円で時間の制限がなく、公衆電話の長時間利用が課題となっていました。
携帯電話の普及前、公衆電話は外出先の重要な通信手段でした。料金制度の変化を伝える「3分間電話の日」の由来となっています。
1972年|北アイルランドの「血の日曜日」
北アイルランドのデリーで、拘禁政策に抗議する公民権行進に対し英軍兵士が発砲し、非武装の参加者13人が当日に死亡しました。後にさらに1人が負傷のため亡くなりました。
事件は和平への信頼を損ない、紛争を深刻化させました。後年のサヴィル調査は犠牲者らに発砲を正当化する理由はなかったと結論づけ、2010年に英国首相が謝罪しました。
2013年|韓国の「羅老号」が衛星を軌道へ
韓国が羅老宇宙センターからロケット「羅老号」を打ち上げ、衛星を地球周回軌道に投入しました。先行する2回の打ち上げに失敗した後の成功でした。
ロシアと共同開発した第1段を用いた計画で、韓国の独自開発ロケット「ヌリ号」とは区別されます。宇宙開発へ積み重ねてきた技術と国際協力を示しました。
2020年|WHOが新型コロナの国際緊急事態を宣言
世界保健機関の緊急委員会の勧告を受け、事務局長が新型コロナウイルスの流行を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言しました。感染はすでに中国以外でも確認されていました。
各国の監視、情報共有と感染対策を促す国際保健規則上の判断でした。WHOが感染拡大を「パンデミック」と表現したのは3月11日であり、両者を混同しないことが重要です。
1月30日の記念日・世界の祝日
世界顧みられない熱帯病の日
世界保健機関が主導する1月30日の啓発日です。住血吸虫症やハンセン病など、十分な対策が届きにくい多様な感染症への治療・予防・研究を促します。世界保健総会は2021年にこの日を公式に認定しました。
インドの殉難者の日
1948年1月30日にマハトマ・ガンディーが暗殺されたことにちなむ追悼の日です。独立運動などで命を落とした人々を記憶します。祝賀の休日としてではなく、追悼行事を伴う記念日として扱います。
3分間電話の日
1970年1月30日に公衆電話の市内通話料金が「3分10円」となったことに由来する日本の記念日です。NTTもこの日付と料金の変化を紹介しています。
全国学校給食週間の最終日
文部科学省が学校給食への理解を広げるため、毎年1月24日から30日までを全国学校給食週間としています。1月30日はその最終日です。戦後の学校給食再開の歴史や、地場産食材と食育の役割を振り返ります。
ネパールの殉教者の日(シャヒド・ディワス)
ネパール暦のマグ月16日に、ラナ家の専制政治への抵抗で命を落とした人々を追悼します。現地の2082年祝日一覧では2026年1月30日金曜日に当たります。同じ日にガンディーを追悼するインドの「殉難者の日」とは由来が異なります。
マツダ創立記念日
マツダは1920年1月30日に広島で設立された東洋コルク工業を起点とし、同社自身も1月30日を創立記念日として紹介しています。コルクから工作機械、三輪トラック、乗用車へ事業を広げた歩みが分かる企業の記念日です。
おからのお菓子の日
栃木県足利市の大麦工房ロアが、おからを使った菓子に親しんでもらうため制定しました。おからの成分名「イソフラボン(1)」「サポニン(3)」「オリゴ糖(0)」を並べて1月30日。食品由来の語呂ですが、豆腐づくりの副産物を菓子へ活用する視点も紹介します。
今日(2026年1月30日)が祝日の国
2026年1月30日は日本では国民の祝日ではなく、全国学校給食週間の最終日に当たります。インドとネパールの追悼行事は名前が似ていますが背景が異なり、休日の適用範囲も一律には扱いません。
- 世界保健機関:世界顧みられない熱帯病の日(国際的啓発日)
- インド:殉難者の日/ガンディー追悼日(追悼の日)
- ネパール:殉教者の日(現地暦マグ月16日が2026年1月30日。現地の祝日一覧に掲載)
- 日本:3分間電話の日(国民の祝日ではありません)
1月30日が誕生日の有名人
フランクリン・ルーズベルト(1882年生)
アメリカの第32代大統領です。世界恐慌に対してニューディール政策を進め、第二次世界大戦では連合国の指導者として活動しました。米大統領で唯一4度当選した人物です。
フレッド・コレマツ(1919年生)
アメリカの人権活動家です。第二次世界大戦中の日系人強制収容命令に抵抗し、最高裁まで争いました。戦時における市民的自由を考える象徴的存在です。
ダグラス・エンゲルバート(1925年生)
アメリカのコンピューター技術者です。マウスの発明や画面上での共同作業の先駆的実演で知られ、個人用計算機とネットワーク時代の対話型操作に影響を与えました。
ジーン・ハックマン(1930年生)
アメリカの俳優です。『フレンチ・コネクション』の刑事役や『許されざる者』などで知られ、アカデミー賞を2度受賞しました。抑制と迫力を併せ持つ演技で映画史に残ります。
フィル・コリンズ(1951年生)
イギリスの歌手・ドラマーです。ジェネシスのメンバーとして活動し、ソロでは「In the Air Tonight」などをヒットさせ、1980年代のポップ・ロックを代表しました。
クリスチャン・ベール(1974年生)
イギリス出身の俳優です。『ダークナイト』三部作のバットマン役、『ザ・ファイター』での演技などで知られ、役に応じた大胆な変貌と心理描写で評価されています。
1月30日生まれの有名人一覧
| 生年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1882 | フランクリン・ルーズベルト | アメリカ大統領 |
| 1899 | マックス・タイラー | ウイルス学者 |
| 1912 | バーバラ・タックマン | 歴史家 |
| 1919 | フレッド・コレマツ | 人権活動家 |
| 1925 | ダグラス・エンゲルバート | 計算機技術者 |
| 1927 | オロフ・パルメ | スウェーデン首相 |
| 1930 | ジーン・ハックマン | 俳優 |
| 1935 | リチャード・ブローティガン | 作家 |
| 1937 | ヴァネッサ・レッドグレイヴ | 俳優 |
| 1937 | ボリス・スパスキー | チェス選手 |
| 1949 | ピーター・アグレ | 化学者 |
| 1951 | フィル・コリンズ | 音楽家 |
| 1962 | アブドゥッラー2世 | ヨルダン国王 |
| 1968 | フェリペ6世 | スペイン国王 |
| 1970 | 油井亀美也 | 宇宙飛行士 |
| 1974 | クリスチャン・ベール | 俳優 |
| 1974 | オリヴィア・コールマン | 俳優 |
1月30日が命日の有名人
チャールズ1世(1649年没)
イングランド・スコットランド・アイルランドの王です。議会との課税・宗教政策をめぐる対立が内戦へ発展し、敗北後に裁判と処刑を受けました。立憲政治史上、王権の限界を示す人物です。
マハトマ・ガンディー(1948年没)
インド独立運動の指導者です。塩の行進など非暴力の不服従運動を実践し、植民地支配への抵抗に新たな方法を示しました。分離独立後の宗教対立のさなかに暗殺されました。
オーヴィル・ライト(1948年没)
アメリカの航空技術者です。兄ウィルバーとともに1903年、動力付き航空機による制御された飛行を成功させました。飛行機の設計・操縦研究が現代航空の基礎となりました。
ジョン・バーディーン(1991年没)
アメリカの物理学者です。トランジスタの発明と超伝導のBCS理論で、ノーベル物理学賞を2回受賞した唯一の人物です。電子工学と固体物理学に大きな足跡を残しました。
コレッタ・スコット・キング(2006年没)
アメリカの公民権運動家です。夫マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの死後も人権、平和、貧困の問題に取り組み、キング・センターの設立を通じて運動の記憶を守りました。
1月30日が命日の有名人一覧
| 没年 | 名前 | 職業・分野 |
|---|---|---|
| 1649 | チャールズ1世 | イングランド王 |
| 1889 | ルドルフ・フォン・エスターライヒ | オーストリア皇太子 |
| 1948 | マハトマ・ガンディー | 独立運動指導者 |
| 1948 | オーヴィル・ライト | 航空技術者 |
| 1951 | フェルディナント・ポルシェ | 自動車技術者 |
| 1963 | フランシス・プーランク | 作曲家 |
| 1982 | ライトニン・ホプキンス | ブルース音楽家 |
| 1991 | ジョン・バーディーン | 物理学者 |
| 1994 | ピエール・ブール | 作家 |
| 2006 | コレッタ・スコット・キング | 公民権運動家 |
| 2007 | シドニィ・シェルダン | 小説家 |
| 2015 | カール・ジェラッシ | 化学者 |
1月30日の星座・誕生花・誕生石
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 星座 | 水瓶座 |
| 誕生花 | ムスカリ |
| 1月の誕生石 | ガーネット |
2026年1月30日の暦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 金曜日 |
| 和暦 | 令和8年1月30日 |
| 旧暦 | 12月12日 |
| 六曜 | 大安 |
| 干支 | 甲辰(きのえたつ) |
| 二十四節気 | 大寒 |
| 七十二候 | 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) |
| 月齢 | 11.3(東京・正午) |
| 土用 | 冬土用 |
2026年1月30日の六曜は「大安」
大安は六曜で「大いに安し」とされ、結婚式などの祝い事に選ばれることの多い日です。生活上の慣習であり、吉凶が科学的に確定するわけではありません。
2026年1月30日の二十四節気は「大寒」
大寒の末候「鶏始乳」に入る日です。春の近づきを感じた鶏が卵を産み始めるという意味で、厳寒期にも生命の動きが始まることを表します。
1月30日は王権と議会、対外同盟、独裁の成立、非暴力運動、感染症の国際対応を考える歴史の節目です。同じ日付に起きた出来事でも、正式な調印と公表、国際緊急事態とパンデミック表明の違いに注意してまとめました。
