
7月5日生まれの歴史上の人物・偉人の一覧と、この日に起きた歴史的な出来事をまとめました。日本史や世界史に登場する有名人物から、あまり知られていなくても「おっ」とうなるような人物まで、総勢34名を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
【日本】7月5日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
※旧暦生まれの人物は、グレゴリオ暦に換算した日付に基づいて掲載しています。
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1711年 | 松平頼恭 | 高松藩第5代藩主 |
| 1782年 | 会沢正志斎 | 水戸藩士・儒学者 |
| 1790年 | 徳大寺実堅 | 公卿 |
| 1824年 | 本木昌造 | 印刷技術者・通詞 |
| 1847年 | 戸田忠恕 | 宇都宮藩第7代藩主 |
| 1884年 | 清瀬一郎 | 弁護士・政治家・衆議院議長 |
| 1888年 | 山崎佐 | 弁護士・医史学者 |
| 1894年 | 大屋晋三 | 実業家・商工大臣 |
| 1900年 | 山階芳麿 | 鳥類学者・皇族 |
| 1900年 | 小田嶽夫 | 小説家 |
| 1902年 | 三品彰英 | 歴史学者・神話学者 |
| 1915年 | 島田洋之介 | 漫才師 |
| 1920年 | 内山尚三 | 法学者 |
【海外】7月5日生まれの歴史上の人物・偉人一覧
| 生年 | 人物名 | 肩書き |
|---|---|---|
| 1321年 | ジョーン・オブ・ザ・タワー | スコットランド王妃 |
| 1755年 | サラ・シドンズ | 俳優 |
| 1793年 | パーヴェル・ペステリ | 軍人・デカブリスト |
| 1795年 | エルンスト・ハンペ | 植物学者 |
| 1805年 | ロバート・フィッツロイ | 海軍軍人・気象学者 |
| 1810年 | P・T・バーナム | 興行師・政治家 |
| 1820年 | ウィリアム・ランキン | 物理学者・工学者 |
| 1853年 | セシル・ローズ | 実業家・植民地政治家 |
| 1857年 | クララ・ツェトキン | 社会主義運動家 |
| 1879年 | ドワイト・デービス | テニス選手・政治家 |
| 1879年 | ワンダ・ランドフスカ | チェンバロ奏者 |
| 1879年 | フィリップ・ゴーベール | フルート奏者・作曲家 |
| 1880年 | ヤン・クーベリック | ヴァイオリニスト |
| 1885年 | アンドレ・ロート | 画家・美術教育者 |
| 1889年 | ジャン・コクトー | 詩人・芸術家 |
| 1891年 | ジョン・ノースロップ | 生化学者 |
| 1899年 | マルセル・アシャール | 劇作家 |
| 1904年 | エルンスト・マイヤー | 進化生物学者 |
| 1909年 | ハンス・ヴェーア | アラブ語学者 |
| 1910年 | ロバート・キング・マートン | 社会学者 |
| 1911年 | ジョルジュ・ポンピドゥー | フランス大統領 |
7月5日生まれの代表的な偉人
会沢正志斎
- 生没年:1782年7月5日(天明2年5月25日)~1863年8月27日(文久3年7月14日)
- 国:日本
- 肩書き:水戸藩士・儒学者
水戸藩の彰考館で学び、外国船の接近と幕府外交を分析して『新論』を著しました。天皇を中心とする政治秩序、民衆教化、海防を結びつけた議論は、尊王攘夷運動へ大きな影響を与えます。西洋の軍事技術を学ぶ必要を認めながら、外国を文化的脅威として排斥する発想は、後の排外的行動にも利用されました。危機に直面した知識人が国家と宗教的忠誠をどう再編したかを示す思想家です。
ロバート・フィッツロイ
- 生没年:1805年7月5日~1865年4月30日
- 国:イギリス
- 肩書き:海軍軍人・気象学者
測量船ビーグル号の艦長として南米沿岸を調査し、第二次航海には若いダーウィンを同行させました。精密な海図を作る一方、先住民をイギリスへ連行してキリスト教化し帰還させる試みは、帝国的な人間観を示します。後に気象局長として電信観測網を整え、暴風警報と日々の天気予報を始めました。予報への批判と過労に苦しみ自死しましたが、気象情報を船員の安全に役立てる公共事業へ変えた人物です。
ウィリアム・ランキン
- 生没年:1820年7月5日~1872年12月24日
- 国:スコットランド
- 肩書き:物理学者・工学者
熱を物質の流体ではなくエネルギーの移動として扱い、熱力学の体系化に貢献しました。蒸気機関の効率を圧力、体積、温度の関係から分析し、現在も発電所の設計に用いられるランキンサイクルを示します。船舶工学、土木、疲労破壊、技術教育にも取り組みました。理論式を現場の機械設計へ結びつけ、経験則中心だった工学を科学的に説明し教える専門分野へ変えた人物です。
本木昌造
- 生没年:1824年7月5日(文政7年6月9日)~1875年9月3日(明治8年9月3日)
- 国:日本
- 肩書き:通詞・印刷技術者
長崎のオランダ通詞として語学と西洋技術を学び、蒸気船、製鉄、活字印刷の導入に関わりました。中国人技術者の黄平国を招いて漢字の金属活字を改良し、長崎に活版伝習所を設けて職人を育てます。その系譜から東京の活版所や新聞印刷が発展しました。一人だけの発明ではなく多言語・多地域の技術移転を組織し、日本語を大量かつ迅速に印刷する近代メディアの基盤を築いた人物です。
セシル・ローズ
- 生没年:1853年7月5日~1902年3月26日
- 国:イギリス・南部アフリカ
- 肩書き:実業家・植民地政治家
南アフリカのダイヤモンド鉱山を統合してデビアスを支配し、ケープ植民地首相としてイギリス帝国の北方拡張を進めました。特許会社の武力と条約で広大な土地を奪い、その地域にはローデシアの名が付けられます。教育奨学金を創設したことで称賛されましたが、その富は黒人労働者の管理、土地収奪、人種隔離政策に支えられていました。慈善と帝国主義が同じ資本から生まれる矛盾を現在まで問い続けさせる人物です。
クララ・ツェトキン
- 生没年:1857年7月5日~1933年6月20日
- 国:ドイツ
- 肩書き:社会主義運動家・女性解放運動家
女性労働者を組織し、参政権、同一労働同一賃金、母性保護を階級政治と結びつけて主張しました。1910年の国際社会主義女性会議で共通の女性の日を提案し、国際女性デーの源流を作ります。第一次世界大戦に反対し、後にドイツ共産党議員となりました。ブルジョワ女性運動との対立から女性間の差異を狭く捉えた面もありますが、ジェンダー平等を労働と平和の国際運動へ組み込んだ先駆者です。
ワンダ・ランドフスカ
- 生没年:1879年7月5日~1959年8月16日
- 国:ポーランド・フランス
- 肩書き:チェンバロ奏者・音楽学者
ピアノ中心だった演奏界で歴史的鍵盤楽器チェンバロを復興し、バッハ、クープラン、ラモーの作品を広い聴衆へ戻しました。教育機関を設立し、ファリャやプーランクに新作を委嘱して、古楽器を過去の博物資料ではなく現代の創作媒体にします。使用した大型改良楽器は今日の復元志向とは異なりますが、それ自体が20世紀的再創造でした。演奏、研究、興行を結び、古楽復興の公共を作った音楽家です。
ジャン・コクトー
- 生没年:1889年7月5日~1963年10月11日
- 国:フランス
- 肩書き:詩人・芸術家・映画監督
詩、小説、演劇、映画、素描を横断し、古代神話を同時代の都市と欲望へ置き換えました。映画『詩人の血』『美女と野獣』『オルフェ』では鏡、逆回転、舞台装置を用い、現実と死の境界を視覚化します。前衛芸術家や社交界と結びつく自己神話化には批判もあります。媒体ごとの純粋性にこだわらず、言葉、身体、映像を相互翻訳することで、20世紀芸術の総合的な作者像を示しました。
山階芳麿
- 生没年:1900年7月5日(明治33年7月5日)~1989年1月28日(昭和64年1月28日)
- 国:日本
- 肩書き:鳥類学者
皇族の身分を離れて鳥類研究に専念し、標本収集、分類、渡りの調査を進めて山階鳥類研究所を設立しました。染色体を用いた分類研究や、日本各地の鳥類標識調査の基盤を築きます。戦前の収集は植民地や軍の行動範囲と重なるため、標本が得られた制度的背景も検討が必要です。個人コレクションを長期的な研究機関へ移し、生物多様性と渡り鳥保全のための資料基盤を残した研究者です。
エルンスト・マイヤー
- 生没年:1904年7月5日~2005年2月3日
- 国:ドイツ・アメリカ
- 肩書き:進化生物学者
ニューギニアなどで鳥類を調査し、種を互いに交配可能で他集団から生殖的に隔離された集団と捉える生物学的種概念を発展させました。遺伝学と博物学を結び、地理的隔離から種分化を説明して「進化の総合説」を形づくります。無性生物や化石には適用しにくい限界もあります。標本の分類を静的な名前付けから、集団が時間と空間の中で分岐する過程の研究へ変えた20世紀生物学の中心人物です。
ロバート・キング・マートン
- 生没年:1910年7月5日~2003年2月23日
- 国:アメリカ
- 肩書き:社会学者
社会制度が意図した機能だけでなく、予期しない結果や潜在的機能を持つと論じ、抽象理論と実証研究を結ぶ中範囲理論を提唱しました。「自己成就予言」「役割モデル」など、現在の日常語にもなる概念を作ります。科学社会学では普遍主義や公有性など研究共同体の規範を分析しました。制度を単純に善悪で裁かず、個人の意図を越えて結果が連鎖する仕組みを調べる道具を社会科学へ与えました。
ジョルジュ・ポンピドゥー
- 生没年:1911年7月5日~1974年4月2日
- 国:フランス
- 肩書き:政治家・大統領
銀行勤務からド・ゴールの側近となり、首相として高度成長、産業近代化、独自外交を支えました。1968年五月危機では労使交渉で賃上げをまとめる一方、議会解散で政治的主導権を回復します。大統領としてイギリスの欧州共同体加盟を認め、パリの再開発と自動車道路化を進めました。文化施設ポンピドゥー・センターを構想した一方、成長優先の都市政策は景観と生活環境をめぐる批判も残しました。
7月5日に起きた歴史的な出来事
- 1687年7月5日|ニュートンの『プリンキピア』刊行
運動の三法則と万有引力を数学的に示した『自然哲学の数学的諸原理』が刊行されました。地上の落下と惑星運動を同じ法則で説明し、近代物理学と天文学の共通基盤を作りました。 - 1811年7月5日|ベネズエラ独立宣言
カラカスの議会がスペインからの独立を宣言しました。最初の共和国は短期間で崩壊しましたが、ボリバルらが続ける南米北部の独立戦争に政治的な出発点を与えました。 - 1861年7月5日(文久元年5月28日)|第一次東禅寺事件
江戸のイギリス公使館が水戸藩浪士らに襲撃され、館員と襲撃者に死傷者が出ました。開港と外国公館への反発が暴力化し、幕府の警備責任と条約外交を揺るがしました。 - 1886年7月5日(明治19年)|東京電燈が開業
日本初の電力会社である東京電燈が営業を開始しました。火力発電所と配電網の整備によって電灯が都市へ広がり、夜間労働、商業、家庭生活の時間構造を変えていきました。 - 1935年7月5日|ワグナー法成立
アメリカで労働者の団結権と団体交渉権を保障し、不当労働行為を規制する全国労働関係法が成立しました。ニューディール期の組合組織率を高め、企業と労働者の力関係を制度的に調整しました。 - 1937年7月5日|缶詰肉スパム発売
ホーメル社が保存性の高い缶詰肉スパムを発売しました。第二次世界大戦の軍用食と援助物資として世界へ広がり、沖縄、ハワイ、韓国などで地域料理へ取り込まれました。 - 1943年7月5日|クルスクの戦い始まる
ドイツ軍がソ連突出部へ大規模攻勢を開始し、史上最大級の戦車戦へ発展しました。ソ連軍は縦深防御と予備兵力で攻撃を止め、東部戦線の戦略的主導権を確実にしました。 - 1946年7月5日|ビキニ水着発表
パリで露出の大きい二分式水着が発表され、直前の核実験地ビキニ環礁にちなむ名が付けられました。身体解放と消費文化の象徴となる一方、核被害の地名を商品化した歴史も残ります。 - 1950年7月5日|烏山の戦い
朝鮮戦争でアメリカ軍スミス支隊が北朝鮮軍と初めて地上戦を行い、戦車と兵力に圧倒されました。準備不足の敗北は、戦後の縮小軍が本格戦争へ投入される危険を示しました。 - 1962年7月5日|アルジェリア独立
フランスがアルジェリアの独立を正式に承認しました。132年の植民地支配と独立戦争は終結しましたが、住民の大量移動、報復、記憶をめぐる対立が両国社会に長く残りました。 - 1975年7月5日|カーボベルデ独立
大西洋のカーボベルデがポルトガルから独立しました。ギニア・カーボベルデ独立アフリカ党の長い反植民地運動と、ポルトガルのカーネーション革命が脱植民地化を実現しました。 - 1996年7月5日|クローン羊ドリー誕生
体細胞の核を除核卵へ移す方法で、成体の細胞から初めて哺乳類のクローンが誕生しました。分化した細胞にも全個体を作る遺伝情報が残ると示し、再生医療と生命倫理の議論を大きく進めました。